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私立中高進学通信

2019年1月号

未来を切り拓くグローバル教育

文教大学付属中学校

台湾への大学進学を全面的にサポート

アジアから世界に羽ばたく
校内で行われている中国語(華語)講座の様子。台湾留学の出発点です。

校内で行われている中国語(華語)講座の様子。台湾留学の出発点です。

校内予備校制度で台湾の大学へ進学

 グローバル化が進む世界で、欧米だけでなくアジアにも目を向けるべく、同校では台湾の大学進学を全面的にサポートするプログラムを実施しています。

 台湾の大学への進学を見据えて中国語(華語)講座を平成28年度から開設し、これまでに1期生6名、2期生9名が台湾での大学進学を実現させました。通常、海外大学に進学する場合、語学習得のために学校外の予備校に通うのが一般的ですが、同校は「台湾大学進学予備校」と提携。中国語のネイティブ講師を招いて、進学に必要な語学の習得を「校内予備校」の形で実現しました。この中国語講座の受講は、台湾の大学への進学が前提。台湾の大学で希望の学部に進学し、卒業後は世界を舞台に生きていこうと考える生徒に向けたプログラムなのです。

 中国語講座の受講料は別途必要ですが、大学が求める学習時間と成績を満たせば、台湾の大学に「外国人留学枠」で出願できます。大学は9月から始まるので、生徒は高校卒業後も8月まで校内予備校に通い、十分な語学力を高めてから渡航できるのです。

国際的な視野を広げるための一つの選択肢として

 台湾の大学へ進学するメリットについて、国際交流室長の東條朱里先生は3点を指摘します。

「1つめは、ビジネスレベルの中国語と実践的な英語が身につくこと。台湾の大学は英語と中国語の講義があり、自ずと2カ国語を習得できます。
 2つめは、世界中の大学への交換留学制度が充実していること。日本人留学生も、交換留学生として、さらにほかの国に留学することができます。そのため、台湾の大学だけでなく、別の海外大学の学位取得も可能になります。
 3つめは、経済的負担が少ないこと。授業料と寮費だけなら年間50万円程度。そのほかの生活費を含めて年間70万円程度です。外国人留学枠で進学するため、国立大学でも私立大学でも学費は同じです」

 台湾進学1期生であるH.U.さん、S.S.さんはこの夏、大学1年を終えて一時帰国し母校を訪れました。それぞれ楽な道のりではなかったはずですが、2人の表情は自信に満ちあふれています。2人とも同校在学中に海外ホームステイや中期留学の経験をしており、初めて訪問した海外で刺激を受けたことが、留学したいという意欲につながったそうです。

 同校では、2018年度から、中学生でも中国語講座を受講できるようになりました。セブ島英語研修も中学から参加できます。早い段階からの海外研修は、語学力や国際感覚が身につくだけでなく、海外留学や進学への心理的ハードルを下げるきっかけにもなります。世界へ羽ばたこうとする生徒を強力にサポートする、同校ならではの取り組みは、今後も進化していくことでしょう。

台湾進学1期生に聞く
学費免除の奨学金を得て充実した日々を送っています
H.U.さんは、大学のイベントで男女混合のチアリーディングに参加して、いい思い出を作りました。H.U.さんは、大学のイベントで男女混合のチアリーディングに参加して、いい思い出を作りました。

 台湾の国立中興大學マネジメント学部マーケティング学科に通うH.U.さんに、台湾留学への道のりと現状を聞きました。

「高2の修学旅行で訪れた台湾で大きな刺激を受けて、台湾の大学への進学を決めました。台湾を訪問したときに、台湾の大学生の英語がすごくうまかったんです。中国語にも興味があったので、修学旅行から戻って中国語講座が始まると聞いて、すぐに申し込みました。

 校内予備校は高校を卒業しても通えるので、台湾の大学が始まる9月まで中国語の学習に当てました。卒業後に毎日通うことで志望大学の入学に必要な1300時間を履修して、希望通りの進学ができました。

 大学の勉強はハードです。1年生では会計や簿記などの必修科目も多く、渡航した直後は発音を強調してやっと通じるレベルの中国語でした。1学期は授業が終わった後に図書館へ直行してかなり勉強しました。努力した結果、大学1年生の学費免除に続き、2年生でも学費免除の奨学金を得ることができました。

 ほかの国の学生に日本語を教える機会も生まれ、充実した生活を送っています。3年生か4年生になったら、今の大学から交換留学生としてヨーロッパに行き、見聞を広めたいと考えています。将来は語学力を武器にして、世界で活躍できたらいいなと思っています。」

大学寮のルームメイトと。
各国の友達ができるのも海外からの留学生が多い台湾ならでは。

台湾進学1期生に聞く
自分に特色を付けるなら台湾進学が最善の選択
「語学を学ぶのは水泳と似ています。実際に自分でやってみなければ身につきません」とS.S.さん。「語学を学ぶのは水泳と似ています。実際に自分でやってみなければ身につきません」とS.S.さん。

 台湾の逢甲ほうこう大學企業管理学部に通うS.S.さんは、大学の授業で必要に迫られ、英語も上達したそうです。

「大学で文系に進学するなら、人とは違う力を身につけなくてはと思い、台湾進学をめざしました。僕は集団の中で「追い込まれて」力を発揮するタイプなので、そうした環境は海外にあるんじゃないかと思ったんです。

 校内予備校で中国語をある程度身につけてから渡航できたのは良かったですが、英語では苦労しました。経済学、会計学、微積分のテキストが英語で、それを先生が中国語で講義するんです。まさに追い込まれた状況でしたが「ここまできたらやるしかない。乗り越えられたら何か見えるかも」と覚悟を決めて、毎日6時間以上、予習と復習に当てました。授業中、わからないところは友達にたくさん質問をして乗り切り、今はスムーズに講義を聞けるようになっています。

 1年の時は寮生活をしていたので、中国語は友達と談笑できるレベルにまで向上しました。台湾はバドミントンが盛んな国で、大学でもバドミントン部に在席しています。高校時代に部活動でやっていたので、それが活きています。

 大学では企業について学んでいるので、将来、一度は起業してみたいです。台湾へ進学したことで将来の仕事や働く場所の選択肢も広がったと感じています。」

学園祭では模擬店を出店するなど、キャンパスライフを楽しんでいます。

学園祭では模擬店を出店するなど、キャンパスライフを楽しんでいます。

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中国語圏への進学は「賢い選択」
グローバル社会を生き抜く力がつく
留学情報がそろう国際交流室。海外への留学・進学・研修情報や英語の検定試験情報などもここに集約され、英語のネイティブ教員が常駐し、学習相談にのってくれます。留学情報がそろう国際交流室。海外への留学・進学・研修情報や英語の検定試験情報などもここに集約され、英語のネイティブ教員が常駐し、学習相談にのってくれます。

 国際交流室長として多くの留学生や海外大学へ進学する生徒を送り出してきた東條朱里先生に、台湾の大学でキャンパスライフを送る利点について聞きました。

「保護者の中には“なぜ台湾?”と疑問に思われる方もいます。でも、中国語人口は世界でどのぐらいあるのか、中国語を用いて生産される製品はどの程度あるのか、そして英語が台湾でも十分に習得できる点などをお話しすると、進学先に台湾の大学を選ぶメリットをご理解いただけます。
 本校には台湾のほか、オーストラリアやセブ島での留学・研修制度もあり、台湾進学はさらなる選択肢として整えた制度です。台湾の大学で学んでいる生徒たちを見ると、必ず彼らの将来につながるプログラムだと確信できます」
(東條朱里先生)

国際交流室長の東條先生(左)。
すっかり成長した2人を温かく迎えます。

(この記事は『私立中高進学通信2019年1月号』に掲載しました。)

文教大学付属中学校  

〒142-0064 東京都品川区旗の台3-2-17
TEL:03-3783-5511

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