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私立中高進学通信

2019年1月号

未来を切り拓くグローバル教育

八王子学園八王子中学校

異文化を肌で感じる
オーストラリア海外研修

真の国際人としての意識が芽生える10日間
オーストラリアでの1コマ。英語だけでなく、オーストラリアの歴史や文化も学びました。バディやホストファミリーとのアクティビティを通しての濃密な交流は、一生の思い出となります。

オーストラリアでの1コマ。英語だけでなく、オーストラリアの歴史や文化も学びました。
バディやホストファミリーとのアクティビティを通しての濃密な交流は、一生の思い出となります。

英語力だけでなくコミュニケーション力も養う

『人格を尊重しよう 平和を心につちかおう』をモットーに、2018年度で創立90年を迎える同校。アクティブラーニングによる授業をメインとする『八王子イノベーション』をスタートさせ、ICT化の推進なども併せて、学校改革に取り組んでいます。

 グローバル教育にも力を注いでおり、2014年から中3生全員参加のオーストラリア海外研修を行っています。

「海外研修の目標の一つは、英語で日常会話を行う力とコミュニケーション力の向上です。この研修で異なる文化や多様な考え方に触れることが、国際人として自覚を持つ大きなきっかけになっています」

 と話すのは、日本語が堪能で、日本の教員免許も取得している、来日17年目のグレゴリー・ヒューズ先生です。

 2018年度のオーストラリア海外研修は、現地の6つの学校に分かれて行われました。ヒューズ先生が同行したグループは、オーストラリアの南に位置するアデレードから、バスで4時間ほどの自然豊かな町の学校です。

 生徒たちは1人1家庭にホームステイしながら、現地校で英語や体育、数学などの授業を受け、現地の生徒や先生たちとさまざまな交流を行います。また、休日にはホストファミリーと川遊びなどのアクティビティを体験。12泊10日間の研修を通して、異なる国の人たちと接し、生活しながら異文化を肌で感じることで生徒たちの視野が広がり、意識が大きく変わります。

帰国後の学習意欲や意識がさらに向上

 研修の最終日に開かれる“サヨナラパーティ”では、日本の伝統文化を英語で紹介しました。茶道、書道、紙風船、折り紙、メンコ、おはじきなど、生徒たちも普段はあまり触れないような日本文化の見直しにもつながります。

「オーストラリアの人たちは日本の文化にとても興味を持っていますので、大いに盛り上がりました。生徒みんなの表情が明るく、笑顔にあふれていたのが印象的です。もっと英語で自分たちの気持ちを伝えられるようになりたいという意欲が見えて、とてもうれしかったです」(ヒューズ先生)

 同校の英語学習においては、予習・復習と音読の繰り返しを大切にしながら、ネイティブ教員や日本人教員の指導と事前学習をバランス良く行い、英語4技能の習得と異文化理解を深めることに力を入れています。

 オーストラリア海外研修はその集大成とも言えるものです。帰国後、生徒たちは英語を使ってコミュニケーションすることが楽しくなり、授業での積極性や学習意欲の向上につながっています。大きな経験を積んだ生徒たちは真の国際人としての第一歩を踏み出します。

Interview
オーストラリア海外研修で得た多くの気づきと経験

 2018年度のオーストラリア海外研修に参加した中3生のY・KさんとS・Nくんは、同じ現地校で研修を受けました。どのような経験をしたのか、研修を振り返ってお話を聞きました。

左からY.Kさん、グレゴリー・ヒューズ先生、S.Nくん。2人とも「もっと自分から積極的に英語で話せるようになりたい」と英語学習への意欲を話していました。左からY.Kさん、グレゴリー・ヒューズ先生、S.Nくん。2人とも「もっと自分から積極的に英語で話せるようになりたい」と英語学習への意欲を話していました。

Qオーストラリアで生活してみてどうでしたか?

Nくん
最初は、話すスピードがとても速くてなかなか聞き取れずに苦労しました。お風呂のお湯を使いすぎないように注意されたことも、印象に残っています。日本では気にしないで使っていたので、水の大切さに気づきました。

Kさん
ホームステイ先の家庭では夜寝るのがとても早かったです。本当に生活スタイルがさまざまな点で違うので、とても驚きました。

Qホームステイ先の生活はどうでしたか。

Kさん
ホストファミリーと一緒にみんなでピザを作って食べたり、週末に川遊びに連れて行ってもらったりしたのがとても楽しかったです。

Nくん
僕のホストファミリーは男の子が3人いる5人家族で、庭が広いとても大きな家でした。夜、真っ暗な庭で「クモを探しに行こう」と言われて驚きました。見たことのない大きなクモがいて、いろいろな面で日本とは違うのだなあと実感しました。

Q現地の学校と、日本の学校との違いを教えてください。

Nくん
英語の授業では、先生が教えるのではなく、生徒たちが話をしながら自分たちだけで勉強しているのが印象的でした。午前中には「リセス」という長い休み時間があって、お菓子や果物を食べたりするのですが、日本にもあるといいなと思いました。

Kさん
日本ではあまり触れる機会がないウクレレやドラムを使った音楽の授業が楽しかったです。吹奏楽部でサックスを演奏していた経験を活かして、放課後に現地のバンドの練習にも参加しました。

Q日本の伝統文化の紹介もしたそうですね。

Kさん
抹茶を作って出したのですが、苦そうにしていました。

Nくん
書道で、相手の名前を当て字の漢字にして書いてあげたら、オーストラリアでは漢字はかっこいいイメージのようで、とても喜ばれました。日本のいい面を紹介できて、うれしくなりました。

広大な自然の中にある現地校には牧場も広大な自然の中にある現地校には牧場も
書道や折り紙など日本の文化も紹介書道や折り紙など日本の文化も紹介
現地の生徒と一緒にパソコンを使って勉強する機会も!現地の生徒と一緒にパソコンを使って勉強する機会も!
同年代だから英語の壁を越えて仲良しになれました!同年代だから英語の壁を越えて仲良しになれました!
先生から一言
アクションを伴ったアクティビティで英会話力アップ

 ニュージーランド出身のヒューズ先生は、日本でホームステイを経験したことが、日本で教師をするきっかけになったと言います。

「私は中学生の時に日本語を学ぶために日本に来て、仙台と三宅島で約3週間のホームステイを体験しました。その頃の私は、今と違ってほんの片言の日本語しか話せませんでした。
 自分の経験を振り返ってみると、慣れない海外では、現地の人とただ座って話すより、アクションを伴うほうが、断然コミュニケーションがしやすくなります。一緒にスポーツをしたり、料理をしたり、何かアクティビティで体を動かしながら交流すると、必要に迫られて、片言でもなんとか会話をするようになるのです。オーストラリア研修でもそういった機会をふんだんに盛り込み、英語でのコミュニケーション力を養っていきたいです」(英語科/グレゴリー・ヒューズ先生)

(この記事は『私立中高進学通信2019年1月号』に掲載しました。)

八王子学園八王子中学校  

〒193-0931 東京都八王子市台町4-35-1
TEL:042-623-3461

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