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スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

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私立中高進学通信

2019年特別号

学校が変わる! 改革私学

国本女子中学校

世界水準のアルバータ教育プログラムと
情操を育む国本女子の教育を融合させた
新時代の女子教育がいよいよスタート!

1942(昭和17)年に創立された国本女子中学校・高等学校は、今年77年目を迎えた女子教育にこだわりを持つ伝統校の一つです。近年、多くの女子校が共学へと舵を切る中で、昨年4月、商社出身の島野英一校長先生が着任し、世界水準のアルバータ州教育プログラムと豊かな情操を育む「国本教育」を融合させた新時代の女子教育をスタートさせます。
国本女子始まって以来の大改革の指揮を執る島野校長先生にお話を伺っていきます。

2020年4月、中高6年間のグローバル一貫教育校が誕生!

――「KAIS」の概要についてお聞かせください。

島野英一校長先生島野英一校長先生
2018(平成30)年4月、国本女子中学校高等学校校長に就任。商社マンとして身につけた国際的な視野を活かして、新しい時代の中高6年間のグローバル一貫教育校への改革に、リーダーシップを発揮しています。

 本校は、日本で初めてカナダ・アルバータ州教育省と提携し、中高6年間のグローバル一貫教育校をめざすことになりました。2020年4月より、同じ校舎内に、「KAIS」(Kunimoto Alberta International School)を開校し、グロ-バル社会で活躍できる人材を育てる「ダブルディプロマ コース」(DDコース)、併せて、多様化・複雑化する社会に必要とされる幅広い人材を育てる「リベラルアーツ コース」(LAコース)を開設します。

「KAIS」は、アルバータ州教育省認定海外校(Alberta Accredited International Schools)で、洗練されたニア・ネイティブ レベルの英語力や国際理解力を身につけるともに、卒業時にはカナダ・アルバータ州の高校卒業資格を取得することができます。

―― 何故、カナダ・アルバータ州と提携することになったのでしょうか?

カナダ西部に位置するアルバータ州。川や湖などの水資源に恵まれた美しい土地であるとともに、世界屈指の教育水準を誇る教育先進地域でもあります。カナダ西部に位置するアルバータ州。川や湖などの水資源に恵まれた美しい土地であるとともに、世界屈指の教育水準を誇る教育先進地域でもあります。

 1990年代から世界各国で教育改革が始まり、カナダはその先陣を切っていました。なかでもアルバータ州は教育水準が高く、その先進的な教育プログラムは世界的に認められており、3年毎に実施されるOECD生徒の学習到達度調査(PISA)でもその高さが証明されています。グローバル社会が到来した今日、世界共通語となった英語は、コミュニケーションツールとしてだけでなく、自己表現・自己実現のための大切な手段となっています。アルバータ州教育省との提携により、世界水準のアルバータ教育プログラムを導入することで、洗練された英語力を身につけるとともに、生徒が主体的に学べるようになり、課題発見や問題解決型のグローバル教育に繋がると確信しました。つまり、アルバータ州がこのような素晴らしい教育プログラムを実践し、既に結果を出していることが提携を決断した最大の理由です。

―― それでは、「ダブルディプロマ コース」(以下、DDコース)の概要についてお聞きします。

DDコースでは、中1からアルバータ州認定教員が担当する「ELA」(English language Arts)という授業が週5時間用意されています。DDコースでは、中1からアルバータ州認定教員が担当する「ELA」(English language Arts)という授業が週5時間用意されています。

 DDコースは、中学3年間の「KAIS中学プログラム」と、高校3年間の「KAIS高校プログラム」に分かれます。前者では、とくにアウトプット重視の英語4技能を徹底して鍛えるため、英語の授業を週12時間設定します。内訳は、アルバータ州認定教員による「ELA」(English Language Arts)の授業が、中1で5時間、中2で8時間、そして中3で10時間です。その他の時間はレベル別に行う「英語4技能集中プログラム」になります。KAIS中学プログラムの最大の目的は「ELA」の授業を通して、「英語を学ぶ」のではなく、「英語で学ぶ」ための基礎作り、そして高校から始まる「KAIS高校プログラム」のすべて英語で行われる授業に必要な英語力を習得することです。

「KAIS高校プログラム」では、アルバータ州の高校卒業資格を取得するための授業が本格的に始まります。教員が一方的に教える講義型ではなく、生徒同士が主体的に学び合うKAISの授業で洗練されたニア・ネイティブ レベルのCEFR B2(英検準1級)以上の英語力はもちろん、異なる価値観や異文化を理解し、尊重する国際理解力を身につけることができます。日本にいながら、カナダに留学する場合と同じ学習環境を6年間提供するDDコースは、コスト面や安全面からも女子生徒には最適なグローバル教育だと考えております。中3の夏には4週間、高2の夏には6週間、現地のサマープログラムに参加し単位も取得します。また希望者には現地の提携校に1年間留学する制度も用意します。

―― DDコースではどんな能力を伸ばしたいとお考えですか?

 DDコースは単に英語を習得することを目的にしたものではありません。今後、一層高度化・複雑化していくグローバル社会で活躍できる女性を育成していきます。

 これから多様化・グローバル化する社会で必要とされる「国際理解教育」を受けることで、世界の多様な文化や価値観をどちらが正しく、どちらが間違っているという判断ではなく、違いが存在することを認識するとともに、異なる価値観を受け入れ、尊重する態度や考え方を身につけていくことができます。

 異文化コミュニケーション分野で世界的に著名なミルトン・ベネット博士が提唱した「異文化感受性発達モデル」によれば、国際理解教育によって、異文化や異なる価値観を受け入れ尊重することが、言語の上達にも繫がると考えられています。従来とは全く異なる「言語、すなわち英語の学び方」と言えるでしょう。

―― LAコースはいかがでしょうか?

情操教育の一環として通常授業に『茶道』を取り入れているのも国本女子の伝統であり、古き良き日本の心を大切に継承していきます。情操教育の一環として通常授業に『茶道』を取り入れているのも国本女子の伝統であり、古き良き日本の心を大切に継承していきます。

 古代ギリシャ・ローマ時代の「自由7科」に由来する総合的な教養を意味するリベラルアーツの言葉通り、英語力やICT活用能力に加え、STEAM教育や文理の垣根を越えた総合的な学びを通して、多様化・複雑化するこれからの社会に必要とされる女性を育てるコースとなっています。教科横断型、あるいは教科融合型学習や探究型学習を通して、進路にとどまらず、自己をしっかり見つめて、将来、どんな社会人、どんな人間になりたいのか、自らの生き方そのものをキャリアデザインしていける能力を養っていきます。

―― 最後に、中学受験を考える受験生とその保護者に向けたメッセージをお願いします。

 近年、共学に変わる学校が増える中で、女子の特性を活かし、個性を伸ばすことができる女子教育の素晴らしさが、今、再び見直されてきております。長い歴史の中で培われてきた国本教育の道標となる校訓と茶道、華道や芸術など豊かな情操を育む女子教育により、礼節を重んじ、まわりへの思いやりや感謝する心をこれからも大切にしてまいります。

 一方、グローバル社会が到来した今日では、女性の社会進出は当たり前になってきております。こうした中で、日本人としての価値観やアイデンティティーをしっかり身につけるとともにグローバル社会で活躍できる女性を育成してまいります。

 DDコースは授業時間も長く、勉強も大変だとお考えの方もおられると思いますが、逆に中高6年間、大学入試に向けた特別な勉強は必要ありません。CEFR B2以上の洗練された英語力と、異なる価値観を受け入れ、尊重し合う国際理解力を身につけた上、日本とカナダの2つの高校卒業資格(ダブルディプロマ)を取得出来れば、総合評価型に変わりつつある国内の大学入試でも非常に高い評価を得ることになるでしょう。2つの学校の授業を6年間きちんと受講すれば、海外大学、あるいは早慶上智・ICUレベルの国内難関大学に、AO、推薦、あるいは帰国生入試を利用して進学できる新しい教育プログラムです。

 今までの中等教育とはまったく異なる日本の子供たちの未来を約束する新しい国本教育にご期待ください。

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