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私立中高進学通信

2019年特別号

私学だからできるオリジナル教育

東京家政大学附属女子中学校

身近なロールモデルを参考に
「25歳」の自分を思い描くキャリア教育

「25歳」を思い描く『ヴァンサンカン・プラン』の一つ『スピーチ大会』。

「25歳」を思い描く『ヴァンサンカン・プラン』の一つ『スピーチ大会』。

実学系の女子大学として人気が高い東京家政大学の附属校である東京家政大学附属女子。近年では他大学への進学者も多く、理系・文系にとらわれない多様な進路選択が広がりを見せています。そのような生徒一人ひとりのキャリアデザインの根幹にあるのが、大学進学の先にある"25歳の自分"を思い描く独自の『ヴァンサンカン・プラン』です。「なりたい自分」を目標に、「今の自分」と真摯に向き合う6年間が展開されています。新時代の女性人材の育成に尽力する「KASEI」の先生方に、同校のキャリア教育の魅力を語っていただきました。

[対談]

●教頭/石垣 寿先生
●進路指導部長/宮窪克也先生

ロールモデルが身近にいる環境で
自分を見つめる
幼稚園から大学院まで一緒に学ぶ広大なキャンパス

幼稚園から大学院まで一緒に学ぶ広大なキャンパス。

教頭の石垣寿先生。教頭の石垣寿先生。

石垣先生
本校のキャンパスは新宿御苑とほぼ同等の9万㎡と広大で、幼稚園児から大学院生までがワンキャンパスで同じ時を共有しています。とりわけ中高の生徒たちにとって、ロールモデルが身近にいるという環境は、女性のキャリア教育面から見ても貴重なものです。

宮窪先生
中学生から見れば高校生の先輩たち、高校生から見れば大学生や女性の先生方の振る舞いの一つひとつが、生き方の参考になるという側面は確かにあると思います。

石垣先生
東京家政大学が実学系の学部・学科が揃った総合大学であるため、例えば、幼稚園教諭や看護師、あるいは、管理栄養士や社会福祉士など、入学時から具体的な進路を描いている生徒もいます。一方、家政大以外の4年制大学への進学者も年々増えており、在学時に参加したオーストラリアやセブ島の海外語学研修をきっかけに、海外大学への進路を考える生徒もいます。ここ数年、本校の卒業生の進路は多様化しているといってもいいでしょう。

宮窪先生
大学の学部・学科は今、理系と文系の明確な線引きができないほど多様化しています。だからこそ自分がなりたい将来像を在校時に具体化し、その上で「ここならがんばることができる」というような道筋を立てることが進路指導で重要になってきています。だからといって焦る必要はありません。中高6年間、時間はたっぷりあるのですから、ゆっくりと、しっかりと自分を見つめ、確かな進路を模索していってほしいと進路指導部では考えています。

石垣先生
そういう意味では、自分の将来を設計するための材料が、一番整っている学校といえるのではないでしょうか。家政大への進学を考えつつ、また別の進路を模索するのも有意義なものです。より良い人生が歩めるように、私たちは全力でサポートしていきます。

まずは「25歳」の自分を思い描き
さらに先をめざす
「25歳」の自分に向けて、中学では講演会やマナー講座を受講したり、高校ではボランティア体験をしたりします。

中学では講演会やマナー講座を受講したり、高校ではボランティア体験をしたりします。

石垣先生
6年間を通して自分の将来像を想像し、さまざまな選択肢の中から自分を最も活かせる生き方を選び、自己を磨いていくことが大切です。そのための特別なキャリア教育として取り組んでいるのが、自ら理想の「25歳」を思い描く『ヴァンサンカン・プラン』です。

進路指導部長の宮窪克也先生。進路指導部長の宮窪克也先生。

宮窪先生
ヴァンサンカンはフランス語で「25歳」を意味し、4年制大学を卒業してから3年後、25歳になった自分自身が、社会の中でどのような人間になっているのかを想像し、そのために今やるべきことを積み重ねていく中高一貫のプログラムです。『ヴァンサンカン・プラン』と命名してからすでに15~16年が経っていると思います。

石垣先生
それ以前のキャリア教育では、大学に行っても目的と合わずに退学してしまうとか、就職してから3年以内で職場を離れてしまうというようなケースもありました。しかし、『ヴァンサンカン・プラン』を通して女性のライフサイクルをより具体的に考えていくようになった今、例えば、結婚後も仕事を続けています、あるいは、出産・子育て後も職場に復帰して元気に働いていますという報告を数多く聞くようになりました。その基盤にあるのが本校の建学の精神である『自主自律』です。さらに、「愛情」「勤勉」「聡明」の3つの生活信条の実践によって、未来を創造し、世界で輝く女性を育むという目標がより具体的になるのです。これを「KASEI WOMEN」(めざす生徒像)として育成しています。

宮窪先生
25歳をキャリア形成のゴールとして掲げているのではなく、重要な節目として位置づけているところが『ヴァンサンカン・プラン』のポイントです。仮に、中学・高校時代に思い描いた"25歳の私"とはまったく異なる進路を歩んだとしても、それを失敗とせず、むしろ「まだまだがんばれる」とモチベーションを高く維持していく姿勢を応援しています。

憧れの先輩がイキイキと輝く姿を"見て育つ"
社会で活躍する卒業生の話を聞く『OG講演会』。

社会で活躍する卒業生の話を聞く『OG講演会』。

石垣先生
『ヴァンサンカン・プラン』では、中学から年齢に合わせた課題に取り組むことを通して、「なりたい自分」「めざす将来像」に向かって学びを進めていきます。そのプログラムの中には特徴的なものがいくつもありますが、中でも生徒が最も注目する代表的な取り組みが『OG講演会』です。社会の第一線で働く卒業生が後輩のためにと、自分自身の経験をしっかり語ってくれます。毎回、話を聞く生徒一人ひとりの目が輝いているのが、好評である何よりの証拠です。

宮窪先生
本当にそうですね。今年の3月にも高1生に向けた『OG講演会』を開催しました。例年ですと、なるべく上位大学に進学した卒業生に来てもらうことが多いのですが、今回は"社会でしっかり働いている"という視点から声を掛けてみました。ある卒業生は、保育士をめざして短大に進学しましたが、途中から4年制大学に編入して大学院にまで進み、今は小学校の教員として教壇に立っているという話を披歴してくれました。自分のやりたいことと真摯に向き合い、学び続ける姿勢をとても誇らしく思いました。

石垣先生
講演会と銘打たなくても、普段から近況を報告に来る卒業生が多いので、私たちも"誰々が今、何々をやってがんばっている"という現状をよく知っています。在校生も部活動や学校行事を通してさまざまな先輩たちと日常的に触れ合っていますから、イキイキと輝く憧れの先輩の姿を"見て育つ"ことができるのも本校のメリットです。

宮窪先生
女子しかいない環境だからこそ、自然と一人ひとりに役割が与えられますし、お互いを認め合うことで自己肯定感も生まれます。そのような自信から生じる一つの形が、学校の魅力を受験生や保護者に発信するアドミッションスタッフではないでしょうか。誰に頼まれたわけではなく、自ら進んで学校説明会の先頭に立ち、自分たちの"KASEI"を受験生や保護者にPRするのです。イキイキとした表情からも、その本気度が伝わってきます。

石垣先生
先輩たちのそういう姿を見て「次は自分も」となっていくのです。このような部分は、私たちが教えようにも教えられない、女子校ならではの強みであると自負しています。

東京家政大学附属女子中学校  

〒173-8602 東京都板橋区加賀1-18-1
TEL:03-3961-2447

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