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私立中高進学通信

2019年特別号

注目のPICK UP TOPIC!

城西川越中学校

【理科と英語の授業をレポート】
学びのモチベーションが芽生える体験重視の授業

鉱物顕微鏡で火成岩を観察する生徒たち。

鉱物顕微鏡で火成岩を観察する生徒たち。

【理科】毎週の実験・観察で興味を引き出す

「先生! タピオカみたいなポツポツが見えます!」

 顕微鏡をのぞきながら発言する生徒に、田口智一先生が答えます。

「そうか! 先日教えた斑状組織を思い出しながら、見えるとおりにスケッチしてください」

 これは、理科の第2分野の授業での一コマです。城西川越の中1・中2の理科では、毎週1時間を実験・観察に割り当てています。まずは実験・観察に取り組み、翌週は実験で採取したデータをもとに考察します。この日は鉱物顕微鏡を使って、6つの火成岩を観察しました。通常、鉱物顕微鏡は、地学を学習するために高校生が使用する器具で、中学生が扱うことは稀です。

「心が柔軟な中学生のうちに、本物に触れたり、自然現象の変化を経験したりしながら、“理科っておもしろい!”と感じてほしい。授業では、手で触って自分たちでやってみる、という点を重視しています。それが理科を学習するモチベーションとなります。知識は後からでも身につけることができますから」(田口先生)

実物を見ることで、授業の内容をより深く理解できます。初めて見る世界に、生徒たちは興味津々です。実物を見ることで、授業の内容をより深く理解できます。初めて見る世界に、生徒たちは興味津々です。
自分の手を動かしてスケッチすることで、対象をより注意深く観察するようになります。自分の手を動かしてスケッチすることで、対象をより注意深く観察するようになります。
凸レンズで光を集めて像をつくる実験の様子。

凸レンズで光を集めて像をつくる実験の様子。

 蛍光灯の明かりを落とし、暗い実験室の実験台には電球と凸レンズ、十字が描かれた物体が設置されます。橋本大海先生が指導する第1分野の授業で、凸レンズで光を集めて像をつくる実験に取り組んでいました。

「物体の位置を変えると、レンズの向こう側の紙にはどんな像が映っていますか」(橋本先生)

 紙に映る像を真剣に見つめる生徒たちに、橋本先生がなおも語りかけます。

「カメラやプロジェクター、映画館の映写機も、手前の映像を大きく映し出すという原理を利用したものです」

 授業で習う事柄が生活に関係していると知り、生徒たちの実験への熱がますます上がります。このように、城西川越の先生は、生徒の理科への興味を引き出すために、身の回りにあるものと学習内容を結びつけるさまざまな“しかけ”を用意しています。

「本校では、原理を黒板に書くだけではなく、その実用例を見せる先生が多いですね。理科の勉強とは、教科書の内容を覚えるだけのものではありません。身の回りに不思議がいっぱい転がっていることを知り、それを1つでも2つでも多く拾えるようになってほしいですね」(橋本先生)

実験中、教員は教室を回りながら、生徒たちの質問に答えます。実験中、教員は教室を回りながら、生徒たちの質問に答えます。
レンズと物体との距離の違いによる変化を試す生徒たち。レンズと物体との距離の違いによる変化を試す生徒たち。
【英語】ゲームを楽しむうちに自然と飛び出す英会話
絵に合わせてキーフレーズを使い、コミュニケーションをとる様子。両腕を大きく動かして、身振りを交えながら英語を話します。

絵に合わせてキーフレーズを使い、コミュニケーションをとる様子。
両腕を大きく動かして、身振りを交えながら英語を話します。

 英会話の授業では“LEAG(Learning English through Acting and Games.演劇とゲームを通した英語学習)”というメソッドにより、普段の英語の授業で学んだ内容を実践することによって定着させます。生徒は2つの教室に分かれ、それぞれ少人数でネイティブの教員が考案したゲームに取り組みます。

 この日学ぶのは、「What sport are you good at?(あなたが得意なスポーツはなんですか)」という文章。この件を担当するジミー先生はチーム対抗のゲームを展開しました。黒板に貼られた8枚の競技のイラストに合わせて、生徒たちが「I am good at soccer.」「I am good at sumo.」などと答えます。教員は「Good! 5 points.」と生徒をほめ、得点を与えます。中にはトランプのジョーカーのように減点となる競技もあり、生徒たちは採点に一喜一憂しながら積極的に発言していました。

「通常の英語の授業は、文法や単語を覚えることが中心ですが、英会話の授業は、楽しみながら英語を使う場です。中1では、ボディランゲージが7割、単語が3割で、まずは英語を使ったコミュニケーションを体験します。中2以降はボディランゲージの割合を下げていきます」(ジミー先生)

 もう一方の教室では、ダニエル先生が4人対戦式のカードゲームを用意。カードを表向きに配置し、描かれているスポーツの絵に合わせて「I am good at 〜.」と最初に答えた人がカードを獲得し、その枚数を競います。かるたのように反射神経が要求されるゲームで、考えるよりも感覚的に基本構文を修得していきます。また、文法の正しさのほかに、ユニークな発言をした生徒には、ボーナス点が与えられます。

「ゲームは子どもたちに力を与え、英語の壁を取り除きます。楽しみながらゲームをしているうちに、気がついたら英語を話しています。学ぶ姿勢が前向きになり積極的に英語を発するので、授業に活気が生まれます」(ダニエル先生)

カードに描かれた絵に合わせて文章を読み上げるゲームなど、3種類のゲームに取り組みました。カードに描かれた絵に合わせて文章を読み上げるゲームなど、3種類のゲームに取り組みました。
ダニエル先生が考案したカードゲームに楽しく取り組む生徒たち。ダニエル先生が考案したカードゲームに楽しく取り組む生徒たち。
バランス良い指導で4技能を習得
英語科主任/薄羽貴統先生英語科主任/薄羽貴統先生

 近年、大学入試改革に伴い、従来の「読む力・書く力・聞く力」に加えて、「話す力」が大きく取り沙汰されております。これに対し、本校では長年培ってきた少人数制の英会話の授業にさらに磨きをかけ、生徒が「自然な形で楽しく」発話できるような授業を展開しております。ただし、高度な英文に対する内容理解や論理的な文章作成、さらには英語によるプレゼンテーション能力など「今後ますます求められる英語力」は英文法の知識なくしては身に付きません。本校ではこのような英文法教育も疎かにせず、4技能をバランスよく育ててまいります。

中学の授業を体験できるチャンス
ステージの様子。ステージの様子。

 オープンスクールでは、授業見学や英会話の授業体験ができます。今年度は、9月23日(月・祝)と10月13日(日)に開催する予定です。

 また、9月7日(土)・8日(日)に開催される文化祭では、入試相談会も実施。開催の2日目には、元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんが講演会を行います。

小学生向け英語サマーキャンプ

 8月19日~24日に小4~小6の児童を対象に、ネイティブ教員と過ごす英語サマーキャンプを実施します。キャンプではバスケットボールや野球などのスポーツやゲームを通じて自然な形で英語を学ぶことができます。小学校の授業で習った英語力を楽しく実践に移していく良い機会となります。先着20名様まで。

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