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私立中高進学通信

2019年特別号

注目のNews and Topics

城北埼玉中学校

主体的に関わる多様な『JSプログラム』
広がる進路と未来の可能性

刑事裁判の量刑について議論を交わした『裁判員裁判体験』。

刑事裁判の量刑について議論を交わした『裁判員裁判体験』。

「着実・勤勉・自主」の校訓のもとに「人間形成」と「大学進学指導」を2本柱に教育を行う城北埼玉。進路指導における探究活動の一環として『JSプログラム』を実施しています。希望制で参加できるこのプログラムには、「参加しただけ」に留まらない、生徒がより主体的に関わる工夫がされています。

司法に関するキャリア学習プログラム
『裁判員裁判体験』『課題探究プログラム模擬裁判』

 JSプログラムは、『JAXA見学ツアー』や『理化学研究所見学ツアー』、金融庁に勤める卒業生主導のもとグループワークする『金融経済教室』など、多彩なプログラムを年間10回ほど開催しています。いずれも希望制で、プログラムごとに対象学年が定められています。

 司法に関して学ぶ『裁判員裁判体験』では、有罪が確定している事件のDVDを事前に観て、「実刑」か「執行猶予」かを生徒が裁判官役になってグループディスカッション。後日、さいたま地方裁判所の協力を得て、グループで考えた判決を裁判官の前でプレゼンテーションします。

「『裁判員裁判体験』は、誰もが選ばれる可能性がある裁判員制度を、現役の裁判官とともに、裁判員になったつもりで考えられるプログラムです。中3~高2生が対象で、大学の法学部進学を希望する生徒をはじめ19名が参加しました」と話すのは進路指導部の鈴木啓介先生です。

『課題探究プログラム模擬裁判』では、埼玉弁護士会の協力のもと行われました。中3から高2の13名の生徒が「弁護人側」と「検察官側」にチームで分かれ、架空の刑事事件の詳細資料をもとに、弁護人側は「弁論」、検察官側は「論告」を事前に作成。弁護士の立会いの下、模擬裁判を行います。

「これらのプログラムを通じて、法曹の進路へ興味が深まった生徒もいます。漠然と『法学部に行きたい』と思うだけでなく、現場の雰囲気を感じることで、生徒がより具体的に将来を描くきっかけづくりに役立っています」

『裁判員裁判体験』では、「会社を解雇された被告が衝動的に会社宿舎に放火、死者はなく、被告は自首した」というストーリーをもとに量刑を考えました。『裁判員裁判体験』では、「会社を解雇された被告が衝動的に会社宿舎に放火、死者はなく、被告は自首した」というストーリーをもとに量刑を考えました。
執行猶予を主張するチームは、「自首をして、反省していることを考えると再犯の可能性は低い」と、裁判官を前に意見を述べます。執行猶予を主張するチームは、「自首をして、反省していることを考えると再犯の可能性は低い」と、裁判官を前に意見を述べます。
医療の世界への視野を広げる
『1日医師体験』『埼玉医科大学出張講義』
病院内の設備を使い、血液検査が体験できる『1日医師体験』。

病院内の設備を使い、血液検査が体験できる『1日医師体験』。

 医学部を志望する生徒が多い城北埼玉では、医療分野のJSプログラムも充実しています。

 日本大学医学部附属板橋病院で行われる『1日医師体験』は、高1・高2が対象。事前学習では、問診の記録から病名や治療方法を診断するケースカンファレンスを行い、体験当日に医師へ診断のプレゼンテーションをしました。このほか、病院食から栄養学について考えるきっかけを作ったり、鶏肉を使い電気メスの扱いと縫合の仕方を学んだりと、城北埼玉のために組まれたオリジナルのプログラムは、生徒が考える医療へのアプローチ方法の視野を広げました。

小林裕輝さん小林裕輝さん

 高1・高2と2年続けてJSプログラムの『1日医師体験』に参加した小林裕輝さん(高3)は、プログラム体験前、患者を直接診療する臨床医を希望していたそうです。

「体験の一つに現場の器具を使う血液検査があります。実験や研究が好きな自分にとって、遺伝子や細胞の研究から医療に携わる道もあるのだと、進路を考えるきっかけになりました。今は、生命科学を研究する分野への進路を希望しています」(小林裕輝さん)

 今後は臨床工学技士の仕事に触れる『埼玉医科大学出張講義』(中学生対象)も予定されています。臨床工学技士とは、医師や看護師とともに手術室に入り生命維持管理装置などを扱うエンジニアのこと。当日は、実際に現場で扱われる機器を教室で間近に見ることができます。

「医療分野への進路希望は非常に多いです。一口に医療といっても、さまざまなアプローチ方法があることを生徒に伝えていきたいですね。より具体的な目標を見出せれば、生徒の勉強への熱意も自然と増していきます」(鈴木啓介先生)

『1日医師体験』では、病院食を通じて、医療と栄養が深くつながっていることを学びます。『1日医師体験』では、病院食を通じて、医療と栄養が深くつながっていることを学びます。
電気メスを使って鶏肉を切り、その後は縫合まで体験します。電気メスを使って鶏肉を切り、その後は縫合まで体験します。
進路を広げるきっかけ作りになるプログラムを
進路指導部 鈴木啓介先生進路指導部 鈴木啓介先生

 JSプログラムは卒業生が協力してくれることもあります。希望する進路の先を行く卒業生を見ることは、生徒にとって良い刺激になると思います。

 生徒には、できるだけ外の世界、しかもプロフェッショナルな方たちとの体験を通して将来を考えてほしい。そのためにJSプログラムを実施しています。この体験を自分の進路探究へつなげてほしいです。

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