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私立中高進学通信

2018年12月号

目標にLock On!! 私の成長Story

城西大学附属城西中学校

学校で身につけた基礎学力と
目標達成のための努力で勝ち得た東大合格

OG 鎌田周一さん

東京大学 教養学部 理科二類 1年
OB 鎌田周一さん

転機は高校1年生の冬
目標を東京大学に設定
「高2で行った台湾への修学旅行が楽しかった」と語る鎌田さん。「高2で行った台湾への修学旅行が楽しかった」と語る鎌田さん。

 2018年、創立100周年を迎えた同校は、「天分の伸長」「個性の尊重」「自発活動の尊重」を建学の精神とし、「報恩感謝」を教育理念に掲げ、生徒が人間的に大きく成長することを第一に考えた教育を実践しています。

 今回登場する鎌田周一さんも、同校でしっかりと成長した一人。現在、東京大学で学ぶ鎌田さんに、進路を決めた時のことをうかがってみました。

「高1の冬に、学校でセンター試験の問題を解いた頃から、勉強に対する態度が変わってきたように思います」

 それまでの鎌田さんは、友達とよくはしゃいでいた、ごく普通の生徒だったそうです。

「以前は学習態度などもあまり良くなかったと反省しています(笑)。中学生の時は学級委員長なども務めていながら、あまり模範になるような生徒ではありませんでした」

 そんな鎌田さんが、センター試験の問題を解いたところ、とくに英語で大変いい成績を収めたとのこと。

「中学時代に英語の先生が厳しく指導してくださったおかげで、英語力の土台ができていたのだと思います。本当にありがたかったと感謝しています」

 しっかりと基礎学力を定着させていた鎌田さん。高1段階の成績をもとに、2年後にはこのぐらいの成績になるだろうという予想推移を見て、「レベルの高い大学を目標にしてもいいのかなと思った」と言います。

「最初は別の国立大学を考えていましたが、それよりも難しい大学というと、東大しか知らなかったのです(笑)」

 高2の夏頃に進路担当の先生と面談し、東大志望を相談。「行けると思うよ」と背中を押され、勉強方法のアドバイスも受けました。

楽しい学校生活を送りのびのびと大学受験に挑戦
思い出のたっぷり詰まった教室で。「先生の面倒見が良く、生徒同士認め合える校風が良かった」と振り返ります。思い出のたっぷり詰まった教室で。「先生の面倒見が良く、生徒同士認め合える校風が良かった」と振り返ります。

 勉強については、「とにかく量をこなした」そうです。

「普通は『量より質』と言いますが、僕の場合はしっかりと量を積み重ねることを重視。計画を立て、コツコツと達成していくようにしました」

 計画実行のために、ゲームのアプリもすべてアンインストール。意志の強さと、目標に向かって成し遂げていく力が鎌田さんには備わっていたのです。

 とはいえ、受験勉強一色というわけではなく、高3の11月まで放送部の活動を続けていたそうです。朗読のコンクールに出たり、学校行事の司会などを務めたりする放送部の活動と受験勉強を両立させ、先生や友達と語り合う学校生活を送っていた鎌田さん。「城西だから楽しく学校に通えた」と振り返ります。

「城西は、とても雰囲気の良い学校なんです。尊敬できる先輩と出会い、楽しい仲間もたくさんできました。いろいろな話ができる先生方もいらっしゃいます」

 鎌田さんにとって、学校は楽しいところであり、大学受験の頃には気分転換にもなるような場所でした。大学受験間際の数週間は授業がなく、自宅で勉強をしてもいい期間になりますが、鎌田さんは学校の自習室に足しげく通いました。友達に会ったり、先生に質問したり。時には図書室で気分転換に読書もしたとのこと。「行きたい」と思わせてくれる環境が、同校にはあったのです。

「ガツガツしていない雰囲気が良かったのかなと思います。のびのびと高校時代を過ごせたからこそ、浪人生活が決まった時も、『もう1年がんばろう』とすぐに気持ちを切り替えることができました」

 卒業から1年後には、みごと東京大学に合格。すぐに城西の先生に報告したと言います。

「先生方が喜んでくださったのが、とてもうれしかったですね」

刺激的な大学生活満喫中
将来は生物系の研究職に

 鎌田さんは理科二類に入学し、将来は生物系の研究職をめざしています。

「まずは3年次に生物系の学部に進めるように準備しなければなりません。しっかり勉強しないと、なかなか点数もとれないので大変です」

 東大の友達からも、刺激を受けているようです。クラスの友達と食事に出かけた際に、同級生が渋谷の真ん中でいきなりノートを広げて物理の話を始めた時は驚きと尊敬を感じたとか。

 こうした新しい環境の中で、城西時代に引き続き東大の放送サークルに入ったり、塾講師のアルバイトで中学生に勉強を教えたりするなど、学生生活を満喫しています。

「将来子どもができたら、城西に通わせたいと思います。また、もし自分が研究職や企業で働く以外の仕事を考えるとしたら、城西の先生になりたいとも思っています」

 母校で理科や数学の先生として教壇に立つことも、将来の職業における選択肢の一つであるようです。鎌田さんは、同校には叱ってくれる先生がいたことを、懐かしそうに語ります。

「最近になって、叱ってくれる存在のありがたさがわかってきました。大学では勉強しなくても叱られません。成績が悪ければすべて自己責任となってしまいます」

 同校の先生方の愛情が身にしみて感じられるようになり、母校愛をさらに強くする鎌田さん。これからの人生をしっかりとした足取りで歩んで行く姿が目に浮かぶようです。

恩師からの応援メッセージ
自分の決めたことをしっかりと見つめて努力するところが長所
中1の時の担任だった伊東美香先生と。中1の時の担任だった伊東美香先生と。

 中学時代、「生活ノート」という毎日の生活の記録や思ったことを書くノートがあり、毎週担任が回収、確認していました。鎌田くんは毎日しっかり細かく書いていたことを覚えています。当時はサッカーに夢中で、自身のプレイについて反省をして、次はこうしたいとよく綴っていました。勉強は、当時は1日1時間もすればいいほうでしたね(笑)。物事を一つ決めたら、そこに向けて努力できるところが、彼のいちばんの長所だと私は思います。ものさしを一つにせず、人間の価値をさまざまな視点で捉えることができるのもいいところ。そんな鎌田くんは、これからも将来の進路に向けて努力し続けると思います。私たち教員も、そんな彼をずっと見守っていきたいですね
(伊東美香先生)。

(この記事は『私立中高進学通信2018年12月号』に掲載しました。)

城西大学附属城西中学校  

〒171-0044 東京都豊島区千早1-10-26
TEL:03-3973-6331

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