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私立中高進学通信

2018年12月号

中1の始め方

日本工業大学駒場中学校

自主性と団結力を促進する学外活動

フレッシュマンキャンプのプログラムの一つが「ファイトノート」学習。ファイトノートは、毎日の学習習慣を身につけることを目的に、取り組んでいます。

フレッシュマンキャンプのプログラムの一つが「ファイトノート」学習。
ファイトノートは、毎日の学習習慣を身につけることを目的に、取り組んでいます。

同校は、「高い自己目標の実現」と「楽しい学校生活」の調和をめざしています。とくに中学3年間では、学校が楽しい場であると生徒が感じられるよう、さまざまな行事を実施しています。基本的な姿勢や仲間との信頼を築く2つの宿泊行事について、4名の先生にお話をうかがいました。

学校生活をスムーズに始めるフレッシュマンキャンプ

――中高一貫教育の貴校にとって、中1生はどのような意味を持つとお考えですか。

ファイトノートの例。英語、数学、漢字・日誌を記述するノートの3種あり、生徒は毎日担任に提出します。ファイトノートの例。英語、数学、漢字・日誌を記述するノートの3種あり、生徒は毎日担任に提出します。

藤森先生
本校では、6年間を前半の中学、後半の高校とで2つに分けてとらえています。中学の3年間では充実した学校生活を送り、「学校は楽しい、毎日行きたい」と生徒に感じてもらいたいという意識を職員で共有しています。

横田先生
1年生の初めの頃は、生徒たちはまったく新しい環境に飛びこんできた時期で、緊張感があります。それをほぐし、学校生活へスムーズに入れるよう、入学式の1週間後に新潟県にある本校の赤倉寮で2泊3日のフレッシュマンキャンプを実施しています。

清水先生
私は今年度から1年生を初めて担任し、フレッシュマンキャンプに参加しました。行きのバスの中が静まり返っていて「この先大丈夫かな?」と不安でしたが、帰りのバスでは生徒の提案で『翼をください』を合唱するなど、すっかり打ち解けていました。

横田先生
卒業生の中には、最も印象に残っている学校行事にフレッシュマンキャンプを挙げる生徒が多いですね。プログラムは、学校の基本的なルールの講義や、グループワークのためのかるた作り、校歌の練習、球技大会、夜の勉強会など盛りだくさんです。

大谷先生
球技大会はキャンプで一番盛り上がりましたね。生徒同士の信頼関係やクラスの団結力が作られていくのを感じました。

清水先生
逆に生徒がためらっていたのは、「ファイトノート」(国語、数学、英語の課題のほか、日誌や今日のニュースを書いて提出し、先生がコメントを書いて返却するオリジナルの家庭学習帳)を使う夜の勉強会。生徒はノートの内容を知らないので、「大変な作業をさせられるのではないか」と不安なんですよね。でも、いざやり始めると「先生、できました」と自信満々で提出してきたり、積極的に質問してきたりと態度が変わっていく様子がわかります。

藤森先生
小学校時代は学習習慣があまり確立していませんが、ノートに取り組みながら自立的に学習する習慣を身につけていきます。本校の生徒は、入学時から学校以外での学習時間は飛躍的に伸びていき、大学受験期には全国平均を大幅に上回ります。それができるのは、1年生のうちからしっかりと勉強する姿勢を養っているからだといえます。

横田先生
フレッシュマンキャンプを乗り越えると生徒はリラックスし、普段の生活でも前向きな姿勢や入学当初には見られなかった笑顔を見せるようになります。フレッシュマンキャンプは不可欠な行事なのです。

大自然の中で実施されるサマーキャンプ

――夏には、春とは違った目的でサマーキャンプも実施していますね。

お話をうかがった先生方。左から、清水先生、大谷先生、藤森先生、横田先生。お話をうかがった先生方。左から、清水先生、大谷先生、藤森先生、横田先生。

横田先生
サマーキャンプは、テント生活やカレー作り、キャンプファイヤー、生物観察など、アウトドア的な内容です。何不自由なく暮らしていた生徒が、いろいろな課題に直面し、班で協力し合いながら困難を乗り越えていきます。「仲間と協力し合うことの大切さ」や「家族など周りの人に対する感謝」などを感じてもらいたいですね。

清水先生
キャンプ中は、近くの沼で水を採取して、生き物を調査したりする理科的な取り組みも実施します。カレー作りではワイワイ騒いでいたのに、集中して顕微鏡をのぞくなど、自ずとスイッチが切り替えられるところを見ると成長が感じられて、担任としてはうれしかったです。

大谷先生
最終日に行われた研究発表は、みんな短い時間できちんとまとめられていて、満足いく発表ができたと思います。

藤森先生
普段、学校で勉強する時間も大事ですが、キャンプによって生活にメリハリがつけられます。また、キャンプ中は、作業の段取りを考えるなどして知力を鍛え、自然の中で虫の声や風の音などに耳を澄ませたり、自分で工夫して作ったカレーを味わったりして、五感をフル活用します。そうした体験や感覚を通して精神的にも大きく成長していくのだと思います。

1年生 TIME LINE

 中高6年間の土台作りとなる大事な中1の時期。学習習慣や基本的生活習慣を身につけつつ、さまざまなイベントを通じて学校生活の楽しさを体感します。

赤倉寮での充実した学外活動

 新潟県妙高市にあるセミナーハウス・赤倉寮で、中学・高校の宿泊行事を実施。共同生活を通じて生徒同士のつながりが深まり、先生と生徒との信頼関係も築かれます。

中1の7月に行われるサマーキャンプの様子

寮内のロビー寮内のロビー
寮内の大浴場寮内の大浴場

(この記事は『私立中高進学通信2018年12月号』に掲載しました。)

日本工業大学駒場中学校  

〒153-8508 東京都目黒区駒場1-35-32
TEL:03-3467-2130

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