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私立中高進学通信

2018年12月号

中1の始め方

光塩女子学院中等科

豊富な学校行事で強くなる仲間との絆

オリエンテーションの様子。前半は、学校での過ごし方や制服の着方、お祈りなど、学校生活における基本ルールについて学ぶ座学が中心です。

オリエンテーションの様子。前半は、学校での過ごし方や制服の着方、
お祈りなど、学校生活における基本ルールについて学ぶ座学が中心です。

自分を知り、他者と理解し合うことで仲間との絆は強くなっていきます。同校では中高6年間のさまざまな行事を通して、互いを尊重し合う精神を育んでいます。1年生の行事内容とその効果について、中1の担任を務める3名の先生に、お話を聞きました。

1学期の集中行事で仲間とのつながりを築く
オリエンテーションの後半は、さまざまなワークショップに取り組み、お互いを知っていきます。オリエンテーションの後半は、さまざまなワークショップに取り組み、お互いを知っていきます。

 学校目標である「光と塩」は新約聖書の「世の光、地の塩」の一節に由来します。すなわち、すべての人をかけがえのない存在と考えて互いを尊重し合う精神です。生徒たちは、6年間の学校生活の中でその精神を身につけていきます。

「1年生は、自分との出会いの時期。仲間と交流しながら、自分はどういう人間かを考えていきます」と、髙尾先生は話します。そのために同校では仲間と交流する機会を多く提供しています。

「入学前の2月に、4月からの同級生と顔合わせをする機会が2回あります。現1年生が催す新入生歓迎会では、先輩と接し、本校の雰囲気を感じることができます。また英習字では、アルファベットの書き方練習や英語での自己紹介を一緒にするので、英語が初めての人も安心です」

 入学式の翌日から、体力テストとオリエンテーションが実施されます。小山先生は、これらの行事をきっかけに生徒が緊張から解放されると言います。

「体力テストでは、出席番号ごとに班を組んで一日を過ごします。オリエンテーションでは、学校生活の基本的なルールやお祈り(ミサ)などに関する説明を聞きます。初めこそ静かですが、休み時間を重ねるたびにリラックスしていき、昼食後にはおしゃべりをする元気な姿が見られます。また、自己紹介ゲームなどのワークショップに取り組むので、最後にはすっかり打ち解けています」

縦・横の方向に広がる他者とのつながり

 田中先生は、ゴールデンウィークまでの間にたくさんの行事があることが特徴的だと言います。

「4月の光塩祭は1年生にとって、さまざまなクラブの発表を見て、入りたいクラブを探す機会になっています。5月の遠足では、クラス内で班分けをし、アドベンチャーゲームで競い合います。ゲームは班のメンバーで協力し合うことが必要となり、いろいろなタイプの人が活躍できる場になっています。入学間もない時期に、お互いのことを知っていくという体験ができるのは大きいですね」

 夏休みには、長野県にある光塩山荘で2泊3日の山荘生活を実施します。

「1学年全クラスで班を作るので、他クラスの生徒とも知り合います。山荘の広い一室で全員が一緒に寝て、食事もみんなでとります。さらに、班ごとで励まし合いながら登山をしたり、キャンプファイヤーでは出し物を披露したりします。『山荘生活でほかのクラスの友達ができた』と言う生徒は多いです。また、この頃にはほぼ全員がクラブに所属しているので、交流の範囲は学年を超えて広がっていきますね」(小山先生)

 2学期の行事には、学年が一体となって取り組みます。活動する単位が、班→クラス→学年と大きくなっていくのです。

「9月の体育祭と12月の合唱コンクールは学年対抗で競い合うので、学年の一体感ができます。人数が多い分、生徒たちは意見をまとめるのに苦労しますが、このときの “なんとか全員で成し遂げた”という体験が、 “何事も全員で協力しなければ達成できない”という考え方につながります。翌年4月の光塩祭に向けて、上級生と一緒にクラブ活動に取り組むなど、自然に協力し合うようになります」(田中先生)

 また、行事以外の普段の生活でも、他者と関わる機会は頻繁にあります。

「各授業の発表会では、人の意見を聞いて感想をまとめるワークを行います。理科はほぼ毎週実験があり、毎回4人程度のグループで行います。昼休みはクラスの垣根なく遊んでいますね」(髙尾先生)

 同校では、毎学期に1回ずつ、担任との個別面談を実施しています。

「普段は話しにくい相談にのったり、近況を聞いたりして、全生徒と会話をします。そうすることで教員と生徒の信頼関係が徐々に育っていきます」(小山先生)

 他者とのつながりの方向は、同学年との横のつながりから、クラブの先輩や先生といった縦のつながりへと広がっていきます。

「2月には、自分たちが新入生歓迎会を主催し、2年生になるとクラブの後輩ができます。さらに、学外から講師を招く授業や卒業生と交流するキャリア教育も始まるので、多様な人と関わりを持ちます。楽しみながら、自ずと “光と塩”の目標へと近づいていくのです」(髙尾先生)

1年生 TIME LINE

 6年間かけて自分を知り、他者との関わりを広げながら、学校の目標である「光と塩」の実現をめざします。中1では自分を知ることに重点を置いた指導を行っています。

多彩な行事で深まる交流

 さまざまな行事や授業でのワークショップを通じて、他者とのつながりを深め広げていきます。写真は上から、遠足、山荘生活、茶道教室、合唱コンクール。

学年進行の目標

 授業、総合的な学習の時間、クラブ活動、学校行事などを通じて、成長の階段をのぼっていきます。

(この記事は『私立中高進学通信2018年12月号』に掲載しました。)

光塩女子学院中等科  

〒166-0003 東京都杉並区高円寺南2-33-28
TEL:03-3315-1911

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