LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2018年12月号

私学の英語最前線

共栄学園中学校

大学入試改革を意識した英語4技能を強化

協調性、社会性に富んだ人材育成を目標に、国際教育にも力を入れてきた同校。
今年度からネイティブ講師によるマンツーマンレッスンが可能なオンライン英会話がスタートしました。
オンライン英会話のレッスン。単語が聞き取れない時には、講師がイラストや紙に書いた単語を見せて、ていねいに説明していました。

オンライン英会話のレッスン。単語が聞き取れない時には、
講師がイラストや紙に書いた単語を見せて、ていねいに説明していました。

カリキュラムで不足しがちな「スピーキング」を強化

 2020年度(2021年1月実施)にスタートする「大学入学共通テスト」に備え、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を重視する英語教育を行っている同校。今年度から新たに、オンライン英会話の取り組みが始まりました。現在は中2から高1までの生徒が希望制で受講しています。同校では以前から英会話の時間を多くとり、中1からネイティブ教員による授業も行っていますが、教室での授業では圧倒的に会話量が足りないと考え、1対1で学べるオンライン英会話の導入を決めたそうです。

「リスニングは英語テキストのCDを聴くなど、ほかに鍛える方法はありますが、スピーキングは相手がいないと訓練できません。ですからまず「話す」力を重視しようと考えました。会話をしていれば、自ずとリスニングも上達しますので」

 と、英語科主任の前澤宏幸先生は話します。

 今後ますます大学入試で英検などの資格が重視される傾向がみられます。また、英検の配点自体も以前とは変化し、「文法ができればリスニングが苦手でも合格できる」という考えは通用しなくなってきています。そのうえ、大学入試で以前は理系の学生は英語が苦手でもほかの教科でカバーできたところを、どの大学でも合格するには英語力が必須となっています。

 そうした背景を踏まえてオンライン英会話の導入に踏み切りましたが、運営会社やプログラムの選定には気を遣ったといいます。同校が採用したプログラムでは、現地の講師陣は全員、大卒で外国人を教えた経験があり、運営会社による高度なテストもパスしている英語指導のプロです。そのため、講師の質が高く、レッスンを受けた生徒たちにも「わかりやすい」と好評です。毎回、同じ講師がレッスンを担当してくれることも特徴の一つ。専用のテキストに沿って授業が進み、最後には宿題が課されます。

 回線が途中で切れてしまったり、音声が不安定になったりなど、オンラインレッスンにありがちなトラブルに素早く対処するため、オンライン英会話実施中は、教室内に専門のスタッフが待機。技術的なサポートを行うなど、インターネット環境も整えています。

 同校がプログラムの質にこだわるのは、生徒に良質な英語教育を受けてほしいからだといいます。

「今後、グローバル化が進む日本の社会。英語を話せるというだけでなく、 “文法的に正しい英語を使う” “TPOに合った英語をきちんと話せる”ということが大切なのです」

 と、前澤先生は言います。

『K-SEP』や資格指導で2020年以降に備える

 もう一つ、同校が力を入れている取り組みに、『K-SEP』があります。国内滞在型のイングリッシュキャンプで、中2生が全員参加して2泊3日、英語漬けの毎日を過ごします。生徒たちは少人数のグループに分かれ、1グループに1人、ネイティブの講師がつきます。学習だけではなく英語ゲームやスポーツ大会などのリクレーションも体験し、英語を楽しく学びます。

 宿泊先は海外航空会社のクルーも多く利用する一流ホテルです。プログラムの中には、ホテルを利用するパイロットやキャビンアテンダントとの交流の機会もあります。食事時間もすべて英語で会話しなければならない状況で、生徒の英語への関心が高まっていきます。そして、2泊3日の中で「話せなかった」「もっと話したかった」という悔しい思いをすることこそ、大事なのだといいます。

 さらに、以前から力を入れているのが英検指導。中学生には年に1度の受検を義務付けており、大手英会話学校と提携した英検対策講座のスタートも検討しています。また、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を測るスコア型検定のGTECに関しても、今年度から試験導入を開始しています。

 こうした校内の取り組みに加え、1人1家庭のホームステイを体験するカナダでの語学研修(3週間弱・中高校生対象・希望制)、アメリカ交換留学(10日間・中高校生対象・希望制)など、海外プログラムも用意しています。

「生徒からの希望も高まっているので、長期の海外研修プログラムも考えていきたいですね」

 と話す前澤先生。インプットした英語を、アウトプットできる機会を、どんどん増やしていきたいと考えています。

 新しい大学入試や、社会の変革に合わせ、先進的な英語教育を行っている同校。オンライン英会話をはじめとする現在の取り組みの対象を広げていき、多くの生徒に利用してもらいたいと願っています。

POINT1
オンライン英会話で1対1の会話力をUP

 毎回、同じ講師が担当するので、安心してレッスンが受けられます。講師がレッスンを盛り上げ、英語学習へのモチベーションもアップしているそうです。レッスンごとに宿題が出るため復習もでき、次のレッスンが楽しみになると生徒たちに好評です。

POINT2
中2で体験、2泊3日英語漬けの『K-SEP』

 中2の学年行事として実施される『K-SEP』は、国内滞在型のイングリッシュキャンプ。ネイティブとの交流で、英語への意識がグンと高まります。実施後のアンケートでも、「もっと英語を話せるようになりたい!」という声が集まるなど、英語学習の動機づけとなる取り組みです。

担当の先生より
グローバル社会に対応した教育を

 今後ますますグローバル化が進み、企業においても外資の力が必須になると思います。そうした中、やはり時代のニーズに合った教育が必要だと感じます。本校のオンライン英会話は中2からスタートですが、早い段階で導入するに越したことはないので、中1から始めてもいいと思っています。現在は放課後に希望制で行っていますが、今後は授業の中にも組み入れていきたいですね。
(英語科主任/前澤宏幸先生)

在校生より
英語が苦手でも安心

 英語は苦手だったのですが、家族に勧められてオンライン英会話を始めました。始めてみると、1対1なので少ない単語数でも英語が通じて、だんだんと話せるようになってきました。とても楽しいです。
(藤原さん/中2・左)

 学校の海外研修でカナダに行った時は、なかなか言葉が出てきませんでした。もっと英語で話せるようになりたいと思い、オンライン英会話を受講しました。先生の言い回しなどが、とても参考になります。
(西村さん/中2・右)

(この記事は『私立中高進学通信2018年12月号』に掲載しました。)

共栄学園中学校  

〒124-0003 東京都葛飾区お花茶屋2-6-1
TEL:03-3601-7136

進学通信掲載情報

【私学の英語最前線】大学入試改革を意識した英語4技能を強化
【学校ってどんなところ?生徒の一日】勉強も部活動も、元気に一生懸命に! 「文武両道」をイキイキと体現
【SCHOOL UPDATE】イングリッシュ・キャンプ『K-sep』 ネイティブの先生と英語を楽しむ3日間
【目標にLock On!! 私の成長Story】先生方の親身なアドバイスを活かして強い気持ちで第一志望に合格
【SCHOOL UPDATE】電子黒板の導入で変化する授業 電子黒板で授業効率アップ 質の高い授業で集中力も高まる
【グローバル時代の学び方 】2泊3日のオールイングリッシュプログラム 「K-sep」の英語劇創作が“英語を楽しむ”意欲を育む
【中学入試のポイント】自らの考えを問う適性検査型入試
【熱中!部活動】文武両道を実践して人間的成長を促進
【Students' Chat Spot】クラブ活動や生徒会活動も大切にすることで実社会に生きる確かな力を育成
【SCHOOL UPDATE】K-sep 「楽しさ」から生まれる英語を話したくなる気持ち
【授業見聞録】総合 多彩な職業人が語る月1回の定期講演会
【めざせ 次代のグローバルリーダー】『K-sep』で英語劇を完成させ国際人としての第一歩を築く
【大学合格力強化計画】生徒達の学校生活を充実させる 柔軟なコース制とサポート態勢
進学通信2018年12月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ