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私立中高進学通信

2018年12月号

私学の校外学習・学外交流

昌平中学校

世界を意識し理解する力を育み
中学3年間で国際人の土台をつくる

異文化や多様性を理解し、グローバルに活躍する人材を育てたいという思いから行われている校外学習・学外交流です。
プロジェクト学習で中2が取り組むのは“届けよう、服のチカラ”プロジェクトです。小学校や幼稚園に呼びかけて着なくなった服を集め、難民キャンプへ送ります。服の回収や梱包などを、生徒たちが行います。

プロジェクト学習で中2が取り組むのは“届けよう、服のチカラ”プロジェクトです。
小学校や幼稚園に呼びかけて着なくなった服を集め、難民キャンプへ送ります。
服の回収や梱包などを、生徒たちが行います。

 グローバル化する社会でリーダーシップをとる人材の育成をめざすには、英語 “を”学ぶのではなく、自ら英語 “で”学ぶ姿勢を伸ばしていける環境が求められます。

 2017年に、埼玉県初の国際バカロレア(IB)のMYP(ミドル・イヤーズ・プログラム=11~16歳対象)認定校になった同校では、日々の授業で英語教育に力を入れるのはもちろん、学校の授業だけでは身につきにくい「世界を意識して、世界を理解する力」を育むためのさまざまな取り組みを、校外学習・学外交流の中で行っています。

 この力を養うために、中学3年間では、世界をテーマにしたプロジェクト学習に取り組み、奉仕活動を通じて、世界との関わりを考えます。中1で世界の多様性を調べ途上国の課題に気づき、中2では気づいた課題を解決するために社会貢献活動などに取り組みます。中3では自ら企画を考えて介護施設などにアポイントを取って行き、訪問後に学んだことをまとめて発表したりと、着実にステップアップしていきます。

 これ以外にも、観光地で外国人に英語でインタビューし、その結果を英語でプレゼンしたり、ハーバード大学の学生と英語でひとつのテーマについて議論したりする機会があり、論理的思考や批判的思考力を伸ばしています。

 これらの活動に取り組んだ生徒からは、「中学生でもこんなにすごいことができたのがうれしい」、「将来は世界で働いてみたい」という感想が聞かれます。また、自ら目標を立てて、何をするかを自分たちで考える姿勢が身についてきました。

 多彩な「グローバル人材育成プログラム」により、世界へ目を向ける姿勢が着実に育まれています。

世界を意識したSW(スペシャル・ウェンズデイ)

 学期に1回、または2回、水曜日に実施されるSW(スペシャル・ウェンズデイ)では、校外学習を中心とする体験学習が実施されます。世界に目を向けることを大きなテーマとし、大学の研究室や博物館、外国の大使館などを訪れ、現場の声を聞きます。

 生徒たちはこうした校外学習を新聞やレポート形式でまとめ、発表します。「調べる」「まとめる」「考察する」「発表する」という学問の基本的な姿勢を身につけます。

JICA(国際協力機構)の施設を訪問して、青年海外協力隊として活躍した人の話を聞き、展示を見学します。JICA(国際協力機構)の施設を訪問して、青年海外協力隊として活躍した人の話を聞き、展示を見学します。
中2の鎌倉散策では、鎌倉を訪れている外国人観光客に英語でインタビューします。インタビューしてわかったことを、各自が英語新聞にまとめ(上)、ほかの生徒たちに発表します。中2の鎌倉散策では、鎌倉を訪れている外国人観光客に英語でインタビューします。インタビューしてわかったことを、各自が英語新聞にまとめ(上)、ほかの生徒たちに発表します。

世界に目を向けるためのさまざまな取り組み
オーストラリア語学研修では、ホームステイをしながら、姉妹校の生徒と交流します(希望制)。オーストラリア語学研修では、ホームステイをしながら、姉妹校の生徒と交流します(希望制)。
中3の修学旅行の行き先はニュージーランド。現地にファームステイをして、ホストファミリーと交流します。中3の修学旅行の行き先はニュージーランド。現地にファームステイをして、ホストファミリーと交流します。
ハーバード大学の学生と英語でディスカッションするハーバードサマースクールin SHOHEI。ハーバード大学の学生と英語でディスカッションするハーバードサマースクールin SHOHEI。
2泊3日のブリティッシュヒルズ語学宿泊研修には、中1・中2の全員が参加します。ネイティブ講師とのレッスンのほか、お菓子づくりなどのアクティビティを通して英語でコミュニケーションします。2泊3日のブリティッシュヒルズ語学宿泊研修には、中1・中2の全員が参加します。ネイティブ講師とのレッスンのほか、お菓子づくりなどのアクティビティを通して英語でコミュニケーションします。
2017年度から実施されているセブ島語学研修で、スピーキング力を高めます(希望制)。2017年度から実施されているセブ島語学研修で、スピーキング力を高めます(希望制)。
副教頭・国際教育部部長前田 紘平 先生副教頭・国際教育部部長
前田 紘平 先生
自ら取り組む学びから自己肯定感が生まれる

 プロジェクト学習などの活動は、基本的には生徒自らが考えて行動します。中学生の自分でもこれだけのことができたという達成感を抱くことで自己肯定感が生まれ、学びへのモチベーションや社会問題に関する意識が高まります。中学では、できるだけ人としての器を大きくし、高校でそこに知識を入れていくようにと考えています。2019年度からは高校にIBクラスを新設する予定で、これを契機としてますますグローバルスタンダードの教育を進めていきたいと思っています。

国際教育部副部長・英語科副主任戸恒国際教育部副部長・英語科副主任
戸恒 和香子 先生
英語を何に使うかを考えるためにも校外学習を

 以前から、“使える英語”をめざして英語の授業を変えてきました。英語は英語の授業で勉強するものという“枠”を取り払い、英語は日常生活の中で使うものなんだという意識をもたせるようにしています。学んだ英語は、使わなければ意味がありません。そのためにも、学外での学習や体験はとても大切です。今後さらに“英語の枠”を取り払っていきたいです。

(この記事は『私立中高進学通信2018年12月号』に掲載しました。)

昌平中学校  

〒345-0044 埼玉県北葛飾郡杉戸町下野851
TEL:0480-34-3381

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進学通信2018年12月号
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