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私立中高進学通信

2018年12月号

未来を切り拓くグローバル教育

聖望学園中学校

オンライン英会話で 英語により積極的に

意欲を高め視野を広げる体系的な英語教育
最初のうちは緊張気味だった生徒も、今ではリラックスした様子でネイティブ講師とコミュニケーションを取っています。

最初のうちは緊張気味だった生徒も、
今ではリラックスした様子でネイティブ講師とコミュニケーションを取っています。

1対1だからこそ堂々と表現できる
オンライン英会話の画面。チャット機能を使ってネイティブ講師と音声だけでなく英文のやりとりも行います。オンライン英会話の画面。チャット機能を使ってネイティブ講師と音声だけでなく英文のやりとりも行います。

 生徒一人ひとりの個性を大切にする面倒見の良い指導に定評のある同校。英語教育についても、少人数制指導によるきめ細かなプログラムが、年間を通じて展開されています。

「英語力を高めること自体が目的ではありません。生徒には、世界で最も使われている言語である英語を使って多様な価値観に触れ、グローバルリーダーとして活躍できる人になってほしいと考えています」

 と、教頭の犬束勉先生は英語教育の狙いを話します。

 そうした方針の下、同校では今年度からオンライン英会話をスタートさせました。対象は、高1の『S特コース』全員と中学生と高校生の希望者。週1回、放課後の25分間を使って、ネイティブ講師によるマンツーマンでの個別レッスンを受けています。

「普段の授業と違って、人目を気にしなくていいため、生徒は堂々と英語を使って表現しています。ある生徒は、大好きな村上春樹の小説について、自身の語彙を駆使して、一生懸命に伝えようとしていました」

 と、英語科の田島理恵先生。こうした話からも、ネイティブの講師と積極的にコミュニケーションを取り、視野を広げている様子が伝わってきます。

中学の全生徒にタブレット端末を貸与

 オンライン英会話は「入門コース」、英検対策の「3級コース」「準2級コース」、留学に備えた「留学コース」の中から、生徒が自身の到達度に応じて受講します。受講の申し込みは、前期・後期それぞれで行いますが、途中でコースを変更することも可能です。なかには、メキメキと上達し、難易度の高いコースに変更する生徒もいます。

 受講に際し、生徒たちが使っているのはパソコンではなくタブレット端末。中学生には、1人1台ずつ学校から貸与され、日々の授業はもちろん、自宅での学習、先生との連絡などに活用しています。また、全教室に電子黒板と無線LANも配備され、各教科でICTの活用が進んでいます。

 こうした土台があるからこそ、オンライン英会話においても、生徒はごく自然に英語をテキスト入力するチャット機能なども使いこなせています。

「オンライン英会話を通じて、積極的に英語を使おうとする姿勢が出てきました。とくに中1生の成長は目覚ましく、『いずれは海外に留学したい』と話す生徒もいます」

 と、田島先生は目を細めます。体系的なプログラムで成果を出す同校の英語教育に、また一つ“強み”が加わったようです。

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Writing&Team Teaching
少人数編成でていねいに指導
英文のセオリーを学ぶ「Writing」の授業で英語を「書く」ことが楽しくなる!英文のセオリーを学ぶ「Writing」の授業で英語を「書く」ことが楽しくなる!

 2020年度から実施される大学入学共通テストを見据え、中学では「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能をバランス良く育む授業が行われています。「書く」については週1回、ネイティブの先生による「Writing」の授業があります。生徒は、「夏休みの思い出」などのテーマに基づき、導入文から展開文、結論文に至るまで、英文の書き方を段階を踏んで学びます。

 また、「聞く」「話す」については、同じく週1回、ネイティブと日本人の先生によるチームティーチングの授業があります。ここでは、ゲームなども取り入れながら、生徒たちが楽しく英語の活用力を高めています。

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Interview&Speaking Test
前期・後期1回ずつ到達度をチェック
ネイティブの先生と1対1で行う「Interview Test」ネイティブの先生と1対1で行う「Interview Test」

 主に「聞く」「話す」技能を高め、その到達度をチェックするために行われているのが、中3の「Speaking Test」と中1・中2の「Interview Test」です。「Speaking Test」は、5人1組のグループになり、「高校生になったら何をしたいか」などのテーマについて、英語でディスカッションをする取り組みです。事前に3つのテーマが示され、授業1コマ分を使って準備と練習が可能ですが、3テーマのうちどれが出題されるかは本番までわかりません。

 一方の「Interview Test」では、絵を見て質問に答える課題4問、それ以外の口頭での質問に答える課題2問が出されます。絵を見て答える課題は、英検でも出題されるタイプの課題で、生徒たちは授業で学んだ文法や語彙を駆使しながら解答します。

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暗唱課題&Speech Contest
表現力を鍛える
スピーチコンテストで日々の学習で養った表現力を存分に発揮スピーチコンテストで日々の学習で養った表現力を存分に発揮

 英語での表現力を鍛えるため、中学3年間は夏休みの宿題の1つとして、有名な英語の曲の歌詞を暗唱する課題が出されます。中1は「When You Wish upon a Star」(星に願いを)、中2は1980年代アメリカで、チャリティのために著名なミュージシャンが集まって歌った「We Are The World」のサビの部分を、中3はアメリカ国歌を暗記し、夏休み明けに1人ずつ、クラスで発表します。

 外部のスピーチコンテストの大会への参加を積極的に促しており、毎年、希望者が参加しています。今年度は同校の生徒が地区大会の1位・2位を独占し、県大会へ出場するなど、英語での表現力が育っている様子がうかがえます。

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英語朝学習&英検受検
モチベーションを高め、達成感を得る
英語朝学習はタブレット端末で解答端末上で先生が採点します英語朝学習はタブレット端末で解答
端末上で先生が採点します

 英語を学ぶモチベーションを高め、達成感を得ることを目的として、今年度から、中学3学年と高1は全員が英検を受検しています。受検級は、それぞれの習熟度に応じて選択します。

「高校生に交じって、中学生が2級や外部会場で準1級を受検することもあり、高校生にとっては良い刺激となっています」(田島先生)

 英検と同時に、今年度から毎朝5分間の英語朝学習もスタートし、生徒たちはタブレット端末に配信されるそれぞれの目標の級に応じた問題に取り組んでいます。その様子は、職員室にいる先生がリアルタイムで確認でき、励ましのコメントを送信するなどして、生徒たちのやる気を高めています。

(この記事は『私立中高進学通信2018年12月号』に掲載しました。)

聖望学園中学校  

〒357-0006 埼玉県飯能市中山292
TEL:042-973-1500

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