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私立中高進学通信

2018年11月号

目標にLock On!! 私の成長Story

女子聖学院中学校

一人ひとりを認めて見守る環境で
やりたいことに思う存分取り組める!

日本医科大学 医学部 1年 川嶋さん

日本医科大学 医学部 1年
OG 川嶋さん

バングラデシュの子どもたちの笑顔に触れて
バングラデシュの子どもたちとさん。バングラデシュの子どもたちと川嶋さん。

 グローバルな女性を育てることをミッションとする同校では、「心を育てる英語教育」を大切にし、国際理解を深めるプログラムのほか、海外研修プログラムや海外の国立州立24大学への指定校推薦制度など、生徒が経験できる場を広く用意しています。

 現在、日本医科大学医学部で学ぶ川嶋さんは、オーストラリアへ留学したいと考えていました。

「高1になり、両親に留学の相談をしたところ、まずはとバングラデシュへの『スタディツアー』を勧められました」

 これは、同校と関わりがある特定非営利活動法人アジアキリスト教教育基金(ACEF)が主催するツアー。

「バングラデシュに学校を建てる活動をしているACEFのツアーで、夏休みに2週間同国を訪れ、子どもたちと触れ合います。実は、事前学習で不安になり、行きたくないと思ってしまって…。実際に訪れると、水は井戸水、宿舎には虫が出る。暑さも厳しく、初日から帰りたいと感じてしまいました」

 しかし、子どもたちと遊んだり、バングラデシュの文化を学んだりするうちに、だんだんと楽しくなったそう。

「ACEFが建てた地方のある学校を訪問すると、教室の数が足りておらず、時間で分けて授業を行っていました。学校で学ぶ楽しさを知ったのに、労働のために通い続けられない子どももいます。整っているとは言えない環境の中、熱心に学ぶ子どもたちのやる気に満ちた笑顔は、私の価値観を大きく変えました。それまで、勉強は受験のためにするものでしたが、勉強の楽しさに気づいたのです。そして、私が当たり前のように与えられてきた環境を活かさなければならないと感じました」

 帰国後、その思いを分かち合うため、朝の礼拝の時間に全校生徒の前でスピーチをしました。広報室長の佐々木恵先生は当時をこう振り返ります。

「行きたくないとまで思った川嶋さんが、価値観を大きく変えて帰り、本当の幸せとは、自分を活かす道とは何だろうと考える姿は、ほかの生徒たちにも良い刺激になりました」

 川嶋さんはこの経験を本にまとめたいと考え、企画書をつくり、出版社を探してアプローチしたと言います。

「本を出版できることになり、高2の夏もスタディツアーにもう1度参加しました。2度目は帰りたくなくなったほどでした」

『乃笑の笑み 一番行きたくなかった国バングラデシュ』には、「バングラデシュと比べて50倍の物がある日本の人は、『50倍幸せ』ですか?」という思いが込められています。

「出版社探しの後押しとなったのが、さだまさしさんの『風に立つライオン』でした。事務所に連絡を取り、お願いして推薦文を書いていただきました。

『がんばらない、諦めない、夢を捨てない』という言葉は、さださんの『誓いの言葉』の歌詞です。これからも、この言葉を胸に、私にできることを考えながら進んでいきたいです」

卒業後も支えてくれて
ひと休みできる母校
「夢中で読んでいて、電車で乗り過ごしちゃった」という友達のひとことがうれしかったそうです。「夢中で読んでいて、電車で乗り過ごしちゃった」という友達のひとことがうれしかったそうです。

 本を出版する作業と並行して、川嶋さんは医学部をめざす受験勉強に取り組みました。

「医師になりたいと思ったのは、幼なじみの両親が大学病院の医師だったからです。かっこいい! という憧れがまずベースにありました。それから、高2の英語の教科書で『レモネードスタンド』について学んで、医師になりたいという思いが強くなりました。小児がん治療の研究費を募るために、レモネードを販売する活動を始めたアレックスという女の子の話です。アレックス自身も小児がんと闘っていました」

 卒業後、1年間の予備校生活を送った川嶋さんですが、数カ月に1度は同校を訪れました。

「数学の城築先生が、勉強面のフォローだけでなく、精神的な支えになってくださいました。まるで予備校のカウンセラーのように(笑)。
 女子聖学院の先生方は生徒との距離が近く、いつでも快く卒業生を迎えてくれます。合格した時も、大学からまっすぐ職員室に来て報告しました」

 卒業してから、同校が生徒一人ひとりを認める環境で、のびのびと自信を持って学べる場だったと気づいたという川嶋さん。

「バングラデシュでの経験を話した時、本を出版すると言った時、医学部を受験すると決めた時、友達も先生方も、いつでもみんなまっすぐに応援してくれました。それがどんなにありがたいことだったのか、卒業した今はよくわかります。
 感謝の気持を忘れずに、患者さんに安心してもらえるような医師をめざしてやっていこうと思います」

恩師からの応援メッセージ
多くの経験・思いが人の命を預かる仕事の糧となることでしょう
卒業後も変わらず、学習面と精神面をフォローしてくれた恩師・城築先生と。卒業後も変わらず、学習面と精神面をフォローしてくれた恩師・城築先生と。

 本の出版に際しては、文章はもちろん、構成を練り直したり、撮影した写真を選んで載せたりと、熱心に取り組んだそうです。そんな作業と並行しての受験勉強は、大変だったと思います。でも、川嶋さんは集中力がすごいので、スイッチが入ってからの成績の伸び方には目を見張るものがありました。

 現役生の頃から十分な実力があると感じていました。模試などのデータも悪くなかったのですよ。結果はわずかに及ばずでしたが、私はかえって良かったと思っています。

 川嶋さんがめざすのは人の命を預かる仕事です。バングラデシュでの経験はもちろん、1年間脇目も振らず勉強に邁進した経験を通じて、川嶋さんは人として大きく成長しました。これからも、いつでも学校へ来てください。楽しみに待っています。(校長補佐/城築昭雄先生)

(この記事は『私立中高進学通信2018年11月号』に掲載しました。)

女子聖学院中学校  

〒114-8574 東京都北区中里3-12-2
TEL:03-3917-2277

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