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私立中高進学通信

2018年11月号

6年間の指導メソッド

佼成学園女子中学校

20年の実践とSGH事業で国際人材を育てる

国際社会で平和構築に貢献する人材の育成をめざす同校。20年間にわたり蓄積してきた英語教育のノウハウで、6年間を通して、国際経験に基づく探究力を備えた人材を育成しています。昨年度はSGH全国高校生フォーラムで最優秀賞を受賞しました。
2017年、SGH文部科学大臣賞を受賞した高校生ぺアの1人であるA.Tさん(高3)。副賞としてシンガポール国立大学で行われたフォーラム「グローバルリンク・シンガポール」に招かれ、堂々と英語でポスターセッションを行いました。

2017年、SGH文部科学大臣賞を受賞した高校生ぺアの1人であるA.Tさん(高3)。
副賞としてシンガポール国立大学で行われたフォーラム「グローバルリンク・シンガポール」に招かれ、
堂々と英語でポスターセッションを行いました。

時代を先読みし20年前からイマージョン教育を実践

『国際社会で平和構築に貢献できる人材の育成』を創立の理念とし、知識の醸成と高い人間力を養う『行学二道』の教育活動を行う同校。グローバル人材としての素養を中学から身につけさせることを重視し、ネイティブ教員による充実した英語学習や『イングリッシュサマーキャンプ』など、校内外でのプログラムを充実させてきました。ネイティブ教員が英語で美術や音楽の授業を行う「イマ―ジョン教育」を、他校に先駆けて1999年にスタートさせ、すでに20年の歴史を誇ります。今でこそ英語でほかの教科を学ぶ取り組みを行う学校も増えていますが、2000年代当初には、非常に先進的な取り組みでした。

 現在でも、さらなる取り組みを推し進めています。2016年度に始まった「中期留学」は、中3の修学旅行で訪れるニュージーランドに、希望者だけ現地にそのまま残り、ホームステイ形式で留学するプログラムです。現地校の1学期に編入して、9週間、滞在して学びます。事前学習として2回の校内合宿や説明会などを経験しますが、現地に飛び込んでの生活は、楽しいことばかりではありません。帰国後は「英語力だけでなく精神面も鍛えられた」と振り返る生徒がほとんどです。

 同校とニュージーランドとの交流は深く、高校の特別留学コースでも同地を訪れます。

「ニュージーランドで、マイノリティの言語や生活、文化を尊重した多民族共生社会を実現している国のありようを生徒には体感してほしいと思います。そして、自分たちの周りはどうだろう、日本ではどうしているのか、という疑問や興味を抱いて帰国し、その後の学習に活かしてほしいと考えています」(宍戸崇哲校長先生)

一歩踏み込んだグローバル教育でSGH文部科学大臣賞を受賞

 高校では中学でのイマ―ジョン教育の経験を活かし、教科やテーマの内容と、英語学習を組み合わせて論理的思考力や表現力を身につける授業を行います。これはCLIL(クリル:Content and Language Integrated Learning)と呼ばれる世界的に認められた学習方法です。

「中学のイマ―ジョン教育で作り上げた英語力の土壌の上に、高校ではより高いレベルの内容を理解できるように教科やプログラムを設定しています」(宍戸校長先生)

 英語教育をベースにした多様な授業やイベントを、カリキュラムに落とし込むきっかけになったのは、2014年度から指定を受けている文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)事業でした。多くの学校がSGHの研究課題に「グローバル人材の育成」などを挙げているのに対し、同校の研究課題は「フィールドワークを通じた多民族社会における平和的発展の研究」と、非常に具体的です。

 多文化共生、ダイバーシティ社会の構築を考え、対話力のある生徒を育てたいと、タイの山岳民族・カレン族の村でホームステイを行ってフィールドワークをするなど、「一歩先」を行く取り組みを始めています。この成果は、2017年度SGH全国高校生フォーラムでの文部科学大臣賞受賞という結果に結びつきました。133校のなかで最優秀の1校のみに与えられる栄誉ある賞です。

 こうした取り組みを通して、「将来は国際機関で働きたい」「海外大学に留学したい」との希望を持つ生徒が多い同校。望めば多様な経験ができるように、海外研修プログラムも充実させています。英語をマスターすることや異文化を理解し、実際に海外で相手とコミュニケーションが取れる力を高めることは、これからの社会には大切なことだという思いが、生徒のなかに根付いています。英語教育での成果が、生徒に「私もがんばればできる」という自信を与え、それを見た後輩たちがより力を発揮する好循環が、今後もより加速していくに違いありません。

佼成学園女子 中高6年間の学習イメージ

校内予備校で万全の大学受験対策

 高校での大学受験対策は、放課後の進学講習および特別進学講習(講習室)など、外部予備校とタイアップする形で、校内予備校を設けています。志望校が国公立大学志向になっている現在、この取り組みが生徒・保護者に非常に好評です。夏休みには40日にわたる夏期講習を実施。「自習室を利用しながら部活動と両立する生徒が多い」と宍戸校長先生。高3では、成績優秀者は佼成学園(男子校)と共同で勉強合宿も実施。非常に良い刺激となり、受験を乗り切る学力をつけるそうです。


タイの言語教育・少数言語の研究でSGHの文部科学大臣賞を受賞
タイの山岳民族カレン族の村でのホームステイ。高2の『スーパーグローバルクラス』のフィールドリサーチで訪れました。国連機関訪問など、日本では味わえない貴重な体験も!タイの山岳民族カレン族の村でのホームステイ。高2の『スーパーグローバルクラス』のフィールドリサーチで訪れました。国連機関訪問など、日本では味わえない貴重な体験も!

 まるで大学生が取り組むような研究テーマ「多民族社会であるタイでどのような言語教育が行われ、少数言語が保存されているのか」でSGHの文部科学大臣賞を受賞したのは、高2と高1の先輩後輩ペア(当時)です。文献の読み込みからポスターセッション、プレゼンまですべて英語で行い、素晴らしい研究を成し遂げました。現地でのリサーチを行ったうえでタイの諸課題を学んだことが高く評価されての受賞となりました。

 このリサーチは、高校『特進文理コース』の『スーパーグローバルクラス』が高2で行う、「SGHフィールドワーク」で行ったものです。新設教科「国際理解科」の「異文化研究」「国際文化」の授業を活用し、山岳民族カレン族の村でのホームステイ、NGO団体へのインタビュー、現地の私立女子校でのアンケート調査などのフィールドワークも行いました。『スーパーグローバルクラス』は少人数ならではの、学年の垣根を越えた探究学習が可能です。この快挙に、「やればできる」と刺激を受けた生徒は多かったそうです。


全校で盛り上がる『英検まつり』
クラス対抗で目標や習熟度のグラフを作って競い合います。全校を挙げて、互いのがんばりを盛り上げ、成果につなげています。クラス対抗で目標や習熟度のグラフを作って競い合います。全校を挙げて、互いのがんばりを盛り上げ、成果につなげています。

 イマージョン教育と同様に全校を挙げて英検受検に取り組む『英検まつり』も、実施からすでに20年近くになる恒例行事です。毎年6月と10月の年2回、クラスごとに英単語への取り組みを習熟度のグラフで競って盛り上がります。希望者には放課後、英検対策講座を実施し、二次試験対策としてネイティブ教員がマンツーマンで鍛えてくれます。

 この成果により、中学卒業時の英検3級取得率は100%と着実な成果をあげ、近年は英検1級合格者を輩出しています。その全校的な取り組みから、昨年は「ブリティッシュ・カウンシル駐日代表賞」を受賞しています。

(この記事は『私立中高進学通信2018年11月号』に掲載しました。)

佼成学園女子中学校  

〒157-0064 東京都世田谷区給田2-1-1
TEL:03-3300-2351

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