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私立中高進学通信

2018年10月号

6年間の指導メソッド

八千代松陰中学校

習熟度別クラスで『持ち味を生かす教育』

入学直後から習熟度別クラスを設定し、生徒の学力に合わせた指導を行っている同校。
“生徒本位”のシステムを支えるのは創立当初からの熱い理念でした。
面倒見の良いサポートで、それぞれの生徒が実力を伸ばせる体制を整えています。

面倒見の良いサポートで、それぞれの生徒が実力を伸ばせる体制を整えています。

国公立大学に現役で51名が合格

『さわやか』『はつらつ』『ひたむき』を校訓に、生徒一人ひとりの『持ち味を生かす教育』を展開している同校。その姿勢を最もよく表しているのが、中1から主要5教科で教科ごとに3~6段階に分ける習熟度別クラス編成です。

「生徒たちは、6年間を通して定期試験ごとに入れ替わる習熟度別クラス『レッスンルーム』(LR)で学びます。ホームルームクラスとは別に、主要5教科は教科ごとにクラスが入れ替わる形です。
 学力に幅があると、どうしても成績の中間あたりにポイントを置いた指導になるため、学力上位の生徒はその力を伸ばしきれず、下位の生徒は “授業が難しい”と感じてしまいます。習熟度別にすることで学力上位の生徒は先取り学習を進め、これから伸びる生徒には少人数で、ていねいな指導が行えます」

 と、現在中学生を担当する田島典幸先生は話します。生徒の実力に合わせて、じっくり見てもらえるのが心強いシステムです。

「伸び悩んでいる生徒に多くの課題を出しても、こなしきれずに悪循環に陥ることが多いのです。本校は習熟度別クラスの学びの中で声をかけ、そのつど、生徒に合った課題を出し、指導するようにしています」(田島先生)

 中3においても習熟度別クラスは継続しますが、高校で『IGS(特進)コース』(※)をめざすクラスと、『進学コース』に進むクラスに分かれます。これらは固定ではなく、高校進学時に生徒の希望なども組み入れ、再びクラス分けがなされます。さらに高3になると、生徒は豊富な選択科目から、受験に必要な科目を選択して学ぶことができます。「文系」「理系」でクラス分けをしていない点が特徴です。

「国公立文系、私立理系というコースでカリキュラム分けはしていません。医療、看護、スポーツ、芸術など、単純に文系・理系で分類できない進路にも対応しようというコンセプトです」(高校進路指導主任/緑川仁崇先生)

 こういうきめ細かな体制が効力を発揮して大学合格実績が大きく伸び、『IGS(特進)コース』の生徒だけでなく、『進学コース』の生徒も、現役で国公立大学や難関私立大学に多数が合格しました。2018年の大学入試では、国公立大学に51名、早稲田大学に15名、慶應義塾大学に9名、上智大学に8名、東京理科大学に21名、立教大学に38名、明治大学に24名(いずれも現役)という高い実績を上げています。

「本校は創立以来、習熟度別クラスを設置して、生徒それぞれの学力レベルに応じた授業を、各教科単位で受講できるように工夫を重ねてきました。この取り組みにより、成績上位の生徒だけでなく、幅広い層の学力を伸ばすことができていると思います」(緑川先生)

※IGS(特進)コース…国際社会で活躍する教養人を育成するコース。校外学習やセミナーなども豊富に用意されており、アメリカ西海岸の大学での語学研修には、約半数の生徒が参加します。このコースに進むには、成績のほか、生徒の希望を考慮しています。

6年間一貫で指導成長を見守る安心の体制

 中高一貫のメリットを最大限に活かすため、中1から高3までの6年間、教科やホームルームを担当する多くの先生が持ち上がります。

「教員は中高の6年間、継続して同じ生徒を担当するため、生徒を理解し、長い目で見てサポートできます。これは本当に大きな強みだと思います」

 と緑川先生。田島先生も、

「中3の時は手のかかった生徒が、高1の夏には『先生、中学の時の自分は生意気でした』と言ってきて驚いたことがあります。生徒の成長を教員が実感できますし、生徒と教員の間に強い信頼関係を築くことができます」

 と、話します。中学時代から6年間にわたり寄り添う教育は、生徒たちの精神面へのサポートだけでなく、学力面での大きな自信にもつながります。実際に高校時代から大きく伸びる生徒も多く、その成長を先生方がきちんと把握し、評価することで自信をつけ、さらに伸びて大学合格につながっているそうです。

「2020年度の入試改革を意識して改革を行いつつ、生徒を一番に考え、それぞれの生徒に合った取り組みを継続していきます」

 と緑川先生。生徒の『持ち味を生かす教育』を今後もしっかりと続けていきたいと、力強く語ってくれました。

八千代松陰
 中高6年間の習熟度別クラスコース表
中高6年間の習熟度別クラスコース表

※内進生…中学から入学した中高一貫生。

1人1台のChromebook導入で変わる授業内容
キーボード入力に慣れるように、中1では技術の授業でChromebookのタイピング練習をします。キーボード入力に慣れるように、中1では技術の授業でChromebookのタイピング練習をします。

 現在、中1~高2の全生徒がChromebookを所持しています。導入により、授業の形も大きく変化したそうです。

「動画を使った授業を行ったり、課題の提出に使ったりと、各教科でICTを活用した指導が進んでいます」

 と田島先生。調べ学習や発表でも積極的に活用され、表現力の養成にも大いに役立っています。Googleのクラウド型グループウエア「G Suite」をホームルームや授業、部活動のコミュニケーションツールとして活用し、先生と生徒の距離もより近くなりました。

「進路指導の面でも、模試の結果などをデータ化することで、教員と生徒のコミュニケーションが取りやすくなりました」(緑川先生)

 先生方も、ICTを有効に活用していくため、各教科で意見交換の場を設けるなど、積極的な取り組みを行っています。

豊かな人間性を育む『松陰セミナー』
『松陰セミナー』で職場体験。自分の将来を考えるきっかけにもなります。『松陰セミナー』で職場体験。自分の将来を考えるきっかけにもなります。

 希望制で好きな講座が受講できる『松陰セミナー』が、中学生を対象として放課後や夏休みに開講されています。百人一首や化学実験、英会話や英検対策講座、英語長文対策講座のような学力を伸ばすプログラムまで、講座の内容は多岐にわたります。

「最近は座学だけではなく、体験型の学習が増えてきました。東京大学・千葉工業大学・東邦大学の研究室を見学したり、保育園や病院などで職場体験をしたりと、生徒の進路選びに結び付くような講座も増やしています。これからは、大学受験で勉強以外に取り組んできたことが問われると思います。ぜひさまざまなことに興味を持ち、積極的に取り組む姿勢を、中学時代に身につけてほしいです」(田島先生)

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