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私立中高進学通信

2018年10月号

私学の光輝

成城中学校

「これで成城生になる!」
伝統の臨海学校で“人間力”を磨く

まぶしい夏の日射しの下、浜でクラス写真を撮影。歴史を感じる看板に伝統の重みを感じます。

1クラス1軒の民宿に宿泊。合計8クラスなので、中1生は8軒の宿に分かれます。深くおじぎをして、宿のご主人にごあいさつ。1クラス1軒の民宿に宿泊。合計8クラスなので、中1生は8軒の宿に分かれます。深くおじぎをして、宿のご主人にごあいさつ。

 「臨海学校」は1925(大正14)年に同校で全国に先駆けて始められた伝統ある行事です。現在は中1生全員を対象に7月に千葉県南房総市の岩井海岸で行われています。生徒は地元の民宿に3泊4日で宿泊し、今年は295名が参加しました。また、生徒は各自の泳力別に10数段階の班に分けられ、泳力に応じた目標が設定され、無理なく泳げるよう安全に配慮されています。

 同校の臨海学校で特徴的なのは、高2生の補助員が中1生の面倒を見ることです。

「今年は補助員が53名参加しました。彼らは部活動のキャプテンなどの中心人物、そして生徒会の役員など、学校のリーダー的な生徒たちです。『泳力』だけではなく、『指導力』と『人間力』に優れている人物が選ばれます。それだけに中1生にとって補助員は憧れの存在で、『高2生になったら岩井海岸へ戻って来る』という目標ができるようです」(中1担任/牛込新司先生)

 臨海学校の意義は水泳の上達だけではありません。

 1クラス1軒の民宿に宿泊し、共に過ごすことで生徒もクラスも大きく成長します。

「朝の体操や食事、午前の水泳……という日課は決まっていますが、細かいスケジュール管理は生徒に任せています。『何時に食事の準備をするから、何時までに入浴を終えよう』など、自分で考えて計画的に行動できるようになることも、臨海学校の狙いの一つ。人として大切な “一日の作り方”を学びます」(入試広報室/岡本拓也先生)

「臨海学校は、団体生活で自分がどう振る舞うべきかを学ぶ機会でもあります。自分のことだけではなく、全体がより良くなるためにはどうしたらいいかを本人に考えさせます」(牛込先生)

 今年の最終日は猛暑のため、クラスのレクリエーションは、浜ではなく宿で行うことになりました。生徒たちで何をするか考えた結果、クラス全員でできる心理ゲームをして、楽しい時間を過ごしました。

「目標距離を泳いだ自信と、団体の中の個としての自覚。臨海学校を終えた生徒たちの心は、とても成長しています。『成城生としてのスタートもここから!』だと思います」(牛込先生)

黄色いTシャツを着て整列する補助員たち(高2生)。安全のため海に浮かべるブイや、修技補助の船を用意するのも補助員の仕事です。黄色いTシャツを着て整列する補助員たち(高2生)。安全のため海に浮かべるブイや、修技補助の船を用意するのも補助員の仕事です。
隣の仲間と手をつなぎ、「ヒューマンチェーン」で海に入る初級班の生徒たち。隣の仲間と手をつなぎ、「ヒューマンチェーン」で海に入る初級班の生徒たち。
ビート板を使って一生懸命に泳ぐ初級班の生徒たち。教員3名、補助員3名が付き添います。ビート板を使って一生懸命に泳ぐ初級班の生徒たち。教員3名、補助員3名が付き添います。
ボディボードで波に乗る中級の生徒。ボディボードで波に乗る中級の生徒。
最終日に実施される上級班の遠泳の様子。1時間半で浜に戻れるように、地元の漁師さんが潮の流れを読んでくれます。漁船を含んだ5艇(うち成城丸3艇)と、生徒を乗せられる水上バイク(レンタル)1艇が生徒の遠泳をサポートし、安全管理は万全です。最終日に実施される上級班の遠泳の様子。1時間半で浜に戻れるように、地元の漁師さんが潮の流れを読んでくれます。漁船を含んだ5艇(うち成城丸3艇)と、生徒を乗せられる水上バイク(レンタル)1艇が生徒の遠泳をサポートし、安全管理は万全です。
1時間半の遠泳を終え、見事ゴールした上級班の生徒たち。初級班、中級班の生徒たちも惜しみない拍手を贈ります。1時間半の遠泳を終え、見事ゴールした上級班の生徒たち。初級班、中級班の生徒たちも惜しみない拍手を贈ります。
浜に上がると2人1組で迅速に手をつなぎ、「バディシステム」で人数確認を行います。浜に上がると2人1組で迅速に手をつなぎ、「バディシステム」で人数確認を行います。
水泳の合間にレクリエーションに興じる初級班の生徒たち。この日は猛暑だったため水中ドッジボールに。涼しい時には浜で自然観察や砂遊びも行います。浜に上がると2人1組で迅速に手をつなぎ、「バディシステム」で人数確認を行います。水泳の合間にレクリエーションに興じる初級班の生徒たち。この日は猛暑だったため水中ドッジボールに。涼しい時には浜で自然観察や砂遊びも行います。浜に上がると2人1組で迅速に手をつなぎ、「バディシステム」で人数確認を行います。
たくさん泳いでお腹がペコペコの生徒たち。配膳も自分たちで行います。たくさん泳いでお腹がペコペコの生徒たち。配膳も自分たちで行います。
宿の食堂で配膳を終え、担任の牛込先生の話を聞く生徒たち。宿の食堂で配膳を終え、担任の牛込先生の話を聞く生徒たち。

(この記事は『私立中高進学通信2018年10月号』に掲載しました。)

成城中学校  

〒162-8670 東京都新宿区原町3-87
TEL:03-3341-6141

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