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私立中高進学通信

2018年9月号

The Voice 校長インタビュー

目黒学院中学校

自分らしく生き、自ら選び取る将来を
じっくりと考える6年間をサポート

関口 隆司 (せきぐち・たかし)校長先生
1959年生まれ。東京都出身。武蔵高等学校中学校から東京大学経済学部卒業。
三菱地所株式会社勤務を経て、1989年、目黒学院理事に就任。2001年、同校理事長となり学校改革に乗り出す。
2002年には高校校長に就任し、2006年からは中学校長を併任する。

男女共学化の改革でより明るく活発な学校に
取材当日は、中高一貫コースの雨天振り替え体育祭が体育館で行われました。生徒からの熱いリクエストに応えて、関口校長先生も綱引き競技に参加。体育祭を大いに盛り上げました。取材当日は、中高一貫コースの雨天振り替え体育祭が体育館で行われました。生徒からの熱いリクエストに応えて、関口校長先生も綱引き競技に参加。体育祭を大いに盛り上げました。

 本校はまもなく創立80年を迎えます。その歴史の中で、私が理事長に就任して17年の月日が流れ、高校校長としては17年目、中学校長としても今年で13年目を迎えました。この学校に赴任する以前、私は海外支社を抱える民間企業に勤務していましたので、社会を経験した視点から中高教育の現場を広く見ることができるのは、とても貴重な体験でした。

 そこで最も痛感したのは、生徒たちが社会に羽ばたいていくうえで、中学・高校時代がいかに大切な時期であるかという点です。中高一貫コースは、高校進学による学習環境の変化や新たな人間関係構築の悩みに煩わされず、じっくりと自分に向き合うことができます。中高一貫校の卒業生である私自身にとっても、この環境は非常に有益なものだと実感しています。

 私はこれまで、教員の意識改革を促し、社会の変化に対応できるようにするため、学則や就業規則を変え、授業システムや学習カリキュラムも整備するなど、さまざまな改革に着手してきました。なかでも大きな改革は、2011年度の男女共学化でした。それまで男子校だった本校に元気な女子生徒が増えたことで、活発な男子入学者も増え、学内の雰囲気も非常に明るくなりました。その明るさは学習意欲の向上に結びつき、教員と生徒がより親しみを持てる関係の構築につながりました。共学化は本校に、とてもいい影響を与え続けています。

アメリカ&アジア研修旅行で真のグローバリズムを育てる

 本校の一貫教育では生徒が自分の将来を自身で選択し、自分らしく生きるためのキャリアデザインを重視しています。そこで必要なのは、単に「どの大学に進み、どんな仕事に就くか」を決めることではありません。幅広い視野を持ち、「自分らしく生きるとは何か?」を導くための、豊かな “経験”と “体験”の選択肢を与えることだと考えます。

 そのため中高一貫コースでは、これからの社会で最も必要とされるグローバルな物の見方を身につけるために、中3の3月という早い時期に、一人でホームステイを体験する『アメリカ・セミナー・ツアー』を実施しています。これは、アメリカ西海岸を約2週間、訪れるプログラムです。

 生徒がより現実的に将来を考え始める高2では、『アジア・セミナー・ツアー』を実施しています。事前に生徒自身で研究課題を決めて下調べをし、ホームステイや日系企業、現地企業を見学して課題について検証、帰国後に発表する場を設けるアカデミックな研修です。昨年はマレーシアとブルネイ、過去には韓国、中国、内モンゴル自治区も研修先となっています。

『アジア・セミナー・ツアー』は、生徒たちが海外=欧米という画一的な考えに囚われず、真のグローバリズムに目覚めてほしいという考えから実施しています。生徒が社会に出た時、グローバルパートナーとして実際に接する機会が多い外国は紛れもなく近隣のアジア諸国なのです。

 これらの海外研修に参加した後は、後輩の中学生たちに向けた報告会を行って、研修での体験を発表しています。これも、研修で得たことを見つめ直し、他者に的確に伝える貴重な体験です。

 海外研修の目的は、英語力向上だけではありません。本校は海外研修のみならず、豊富な学校行事を通じて自分と社会の関わりを自覚し、自分らしい生き方を作り上げる力を育む教育をめざしています。

生徒自身が将来を選ぶ生きる力と自信を育てたい
目黒学院 建学の精神
  1. 「明朗」……物事を前向きに捉え、前進する意欲の表明
  2. 「勤勉」……一所懸命に勉強することではなく、自主創造の力を身につける
  3. 「礼節」……目上に敬意を表し、幅広い教養や常識を身につける

 共学化以降も、ラグビーフットボール部、空手道部などの部活動で全国レベルの活躍をし、長年培ってきた文武両道の精神を推し進めています。さらには、より高いレベルの進学先を選択できる学力の育成にも注力しています。

 とはいえ、偏差値の高い大学に入れたからといって、そこで生徒たちの人生が終わるわけではありません。大切なのは、「自分はなぜそうしたいのか」を自ら考え、自覚的に選び取り、目標を実現したことに自信を持ってその先に進むことです。そのために必要なのは自立・自律の心にほかなりません。

 中高時代は、自分が一人前の大人に近づいているのだという実感を持ち、じっくりと学ぶことに集中し、成長できる最後の期間です。だからこそ、生徒たちが持つ伸びしろを、保護者の皆さまとしっかり連携しながら、教員全員の力で最大限に伸ばしてあげたい。本校の自慢は、教員と生徒との距離が近く、OB・OGが多数訪れて後輩を応援し続けてくれる温かな校風です。普遍の真理である建学の精神『明朗・勤勉・礼節』を忘れず、時代に即した目標に向かって前進していきたいと思います。

1940年、初代理事長・校長の関口安五郎が、現在地に東京機械工科学校を開校。1942年、校名を目黒工業学校に改め、新制目黒中学校を経て、1948年、学校法人目黒高等学校を発足。1995年、目黒学院中学校を創立。2011年、中学校・高等学校を同時に共学化し、アクティブラーニング型授業の導入、ルーブリック評価基準の採用など、先進的な取り組みにも努めています。

[沿革]
 1940年、初代理事長・校長の関口安五郎が、現在地に東京機械工科学校を開校。1942年、校名を目黒工業学校に改め、新制目黒中学校を経て、1948年、学校法人目黒高等学校を発足。1995年、目黒学院中学校を創立。2011年、中学校・高等学校を同時に共学化し、アクティブラーニング型授業の導入、ルーブリック評価基準の採用など、先進的な取り組みにも努めています。

(この記事は『私立中高進学通信2018年9月号』に掲載しました。)

目黒学院中学校  

〒153-8631 東京都目黒区中目黒1-1-50
TEL:03-3711-6556

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