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私立中高進学通信

2018年9月号

The Voice 校長インタビュー

玉川聖学院中等部

神さまの前では教員も生徒も同等
愛されている存在だと気づくことで人は人間として成長できる

櫛田 真実 (くしだ・まさみ)校長先生

櫛田 真実 (くしだ・まさみ)校長先生
香川県出身。神戸大学教育学部中学校教員養成課程数学科卒業。
大阪府、香川県の公立高校にて12年間勤務。
バレー部など運動部の顧問、新設の選抜クラスの担任などを経験。
1997年には文部省(当時)主催の米国派遣事業のメンバーとして
コロラド州などで研修。2001年に玉川聖学院へ。バレー部顧問を担当。
同校教頭を経て、2018年より中高等部長(中高の校長)に就任。

神様に愛されているという揺るぎないものを大切に
創設者谷口茂壽先生の名がつけられた「谷口ホール」にて。毎朝、パイプオルガンの音色とともに、高等部の礼拝がここで行われます。創設者谷口茂壽先生の名がつけられた「谷口ホール」にて。毎朝、パイプオルガンの音色とともに、高等部の礼拝がここで行われます。

 神に感謝し、祈ることから一日が始まる本校では、毎朝の礼拝をとても大切にしています。生徒だけでなく、教員もともに祈ることで、神を敬い、お互いを尊ぶ心が生まれます。愛されていると感じたことのない人が、人を愛するのはとても難しいことです。 “私たちは神様から愛されているかけがえのない存在”だという発見から、他者を尊ぶ心も生まれてくるのではないでしょうか。

 私は公立の学校で12年間教員をした後に、本校に来ました。クリスチャンでしたので、聖書を土台とした教育に魅かれ、この学校で教鞭をとりたいと思うようになりました。公立の学校では転勤があり、2~3年で移動することも珍しくありませんが、私学は教員の異動がほとんどありません。時代に即した変化が必要な部分は変化させつつも、揺るぎない教育の理念、信条を継続できるのは、教える側にとって、とても魅力的に感じています。

人としての成長も大切な時期

 中学では自分で学習することが、どの教科においても大切になります。ノートの取り方一つで授業の理解度がぐんと上がります。だからこそ中学生は、学習の効果的な “学び方”を習得する時期だと思うのです。また、テスト後には解けなかった問題をもう一度ノートに書き込み、3回やり直すことも本校では続けています。私は長い間バレーボール部の顧問を務めてきましたが、勉強はバレーボールと一緒で、基本を繰り返すことで伸びるものです。中学3年間できちんと学習の仕方を学べていると、高校に入ってからの学業の伸びは格段に上がります。

 中高という多感な時期は、内面の成長も見逃すことができません。「隣人のために心を尽くすことのできる人を世に送り出す」というのが本校のめざす教育です。そうした経験を多くの生徒にしてもらいたいという思いから、他者や隣人に仕えるプログラムを行っています。

 中学生から参加できる多くの体験プログラムがあり、高等部に進むと高齢者の心に寄り添うワークキャンプ、アジアを取り巻く状況に触れる「ミャンマー・スタディー・ツアー」などがあります。近年は、体験から学んだことを外部団体が主催する弁論大会で発信し、最優秀賞を受賞する生徒も出てきています。

 人との関係性の中で成長し、違いを認め、ともに共生するための道を求めることは、今後グローバル化が進む日本ではとても大切になると思います。体験プログラムを通して、自分がこの社会でどのように貢献していけるかを考えるきっかけにしてもらえたらと思います。

小さな衝突は成長のチャンス

 友達同士、お互いがかけがえのない存在であるとわかっていても、反抗期も重なる中学時代には些細なトラブルがつきものです。しかし、こうしたトラブルも、人間的な成長には大事な経験だと思います。中1・中2の女子というのは、ちょっとした言葉のかけ違いからほころびが広がり、仲良しだった友達との間に亀裂が生じることもあります。

 しかし、トラブルはチャンスでもあります。何か問題が起きた時、それを隠すのではなく、一緒に解決することで、成長できるはずです。本校では些細なトラブルでも、教員みんなでチームとなって、時には見守りながら問題解決に努めるようにしています。小さな衝突を解決するプロセスの中には、人としての成長も含まれているのです。

その子が最も輝けるためのサポートを
玉川聖学院がめざす3つの方針
  1. かけがえのない私の発見
  2. 違っているから素晴らしいという発見
  3. 自分の可能性、使命の発見

 ある調査で、「あなたは自分を価値ある存在だと思いますか?」という問いがありました。日本の高校生のうち、『価値ある存在だと思っている』と答えた人はわずか40%台でした。アメリカや韓国、中国の結果はいずれも80%台です。日本の中高生は常に比較されるなかにあり、自分を肯定的に考えられない子どもが多いのかもしれません。

 安心して自分を出して何かにチャレンジできる、そうした場に学校はならなければいけません。生徒が一番輝けるためのサポートをするのが、教員である我々の役割だと思っています。

 自己肯定感が育った生徒たちは、その輝きをさまざまな方面へと放っていきます。勉強に力を入れたり、部活動やボランティアに力を入れたりと、その活躍もさまざまで、それぞれの良さ、持ち味があります。進路についても、生徒の可能性を教員も一緒になって見出し、生徒自身が自らの “使命”を見つけ出すことが一番大切なことだと思います。

 心健やかに成長し、将来への展望を開くために、本校は常に、生徒が心から安心して、自分自身に向き合い、発見できる場でありたいと思っています。

1950(昭和25)年、キリスト教の指導者であり牧師であった谷口茂壽氏が私立学校の再建を依頼され、プロテスタント系キリスト教のミッションスクールとして発足。開校当初から、英語教育・国際教育が充実しており、現在でも中1からネイティブ教員による英会話授業を実施するなど、同校ならではのカリキュラムを実践しています。

[沿革]
 1950(昭和25)年、キリスト教の指導者であり牧師であった谷口茂壽氏が私立学校の再建を依頼され、プロテスタント系キリスト教のミッションスクールとして発足。開校当初から、英語教育・国際教育が充実しており、現在でも中1からネイティブ教員による英会話授業を実施するなど、同校ならではのカリキュラムを実践しています。

(この記事は『私立中高進学通信2018年9月号』に掲載しました。)

玉川聖学院中等部  

〒158-0083 東京都世田谷区奥沢7-11-22
TEL:03-3702-4141

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