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私立中高進学通信

2018年9月号

注目のPICK UP TOPIC!

淑徳中学校

英語圏への3カ月留学を実施し
既存の英語教育をさらにパワーアップ

「本物の英語力」を身につけるために
中学の修学旅行の意味もあり、オペラハウスなどの観光地も訪れます。

中学の修学旅行の意味もあり、オペラハウスなどの観光地も訪れます。

2019年度から3カ月留学を実施

 グローバル社会の中で存在感を発揮し、貢献するためには、「本物の英語力」を身につけることが大切です。同校では、「本物の英語力」とは英語の4技能に秀でていることに加え、異文化理解やコミュニケーション力を備えていることも重要と捉え、従来から国際教育に力を入れています。

 これまで、中3を対象として1週間のオーストラリア語学研修旅行を実施していましたが、2019年度からは新しく、3カ月留学(選択制)が加わります。行き先はカナダまたはニュージーランドで、9~12月の約3カ月間、ホームステイをしながら現地の学校に通学します。

 中等部部長で、3カ月留学の実施に尽力されている酒井健弥先生に、その狙いをうかがいました。

「中学の最終学年に留学することで、英語の上達を図るだけでなく、自立心を育むなど人間的な成長もめざし、高校でより意欲的に学習する気持ちになってもらおうということを主な狙いとしています。この時期は、本校での学校行事が少ないことや、帰国後の学習へのフォローがしやすいこと、現地校での留学生が少なく、比較的手厚い受け入れ態勢が期待できることなどから、実施を決めました」

 現地では、ホームステイ先でも受け入れ先の学校でも英語漬けの日々を送り、英語力を伸ばし、現地の人との交流の中で英語でのコミュニケーションの重要性を知り、異文化も体験します。

 保護者のニーズにも合うようで、予想を上回る参加希望者があるとのこと。新しいチャレンジに、期待が高まっています。

語学研修旅行やオンライン英会話も充実

 同校の英語教育には、これ以外にも、さまざまなプログラムが用意されています。中3の夏休みに学年の生徒全員が参加するオーストラリア語学研修旅行もその一つです。

 生徒たちは、およそ1週間の日程でブリスベン郊外の地域にホームステイし、現地の受け入れ校に分かれて入り、英語でコミュニケーションを取りつつ異文化に接します。メインとも言えるイベントは、グループで日本文化について英語で伝えるプレゼンテーションです。ホストファミリーの家族や受け入れ校の生徒たちの前で、和食(日本食)、着物、落語などを紹介します。事前に準備し、プレゼンの練習を重ねるそうです。自分の英語を駆使して内容を伝え、大きな拍手をもらうことで喜びがつのり、英語学習への意欲が高まります。中3の生徒には、たいへん貴重な体験です。

 さらに、昨年度からは、英語の授業の中で、オンライン英会話(選択制)を導入しました。通常の英会話の授業は1クラスを3つに分け、3つの教室にネイティブ教員が1人ずつついてレッスンを行います。そこに、海外英語講師と、パソコン画面で相手の表情を見ながら1対1で30分間会話するシステムを導入し、十分にコミュニケーションを図れる環境を整えました。

 初めのうちは、かなりハードルが高そうに見える生徒もいましたが、次第に慣れ、会話を楽しむ生徒が増えてきました。

 さまざまなチャレンジで、「本物の英語力」を身につけてほしいと願う同校の熱意がうかがえます。

3カ月留学実施に向けて……

カナダでは、ブリティッシュコロンビア州のケロウナという閑静な町に滞在します。

現地の英語学校。ヨーロッパや南米、アジアなどの留学生が集まっており、さまざまな文化に触れられます。現地の英語学校。ヨーロッパや南米、アジアなどの留学生が集まっており、さまざまな文化に触れられます。
自然が豊かで、気候も穏やか。そのような環境で、さまざまなアクティビティも楽しめます。自然が豊かで、気候も穏やか。そのような環境で、さまざまなアクティビティも楽しめます。

ニュージーランドでの滞在先は、首都のクライストチャーチです。都市部ですが比較的自然が近い環境です。

現地受け入れ校は、留学生の受け入れ態勢が万全の学校ばかりです。現地受け入れ校は、留学生の受け入れ態勢が万全の学校ばかりです。
現地の人のほか、各国からの留学生との交流によって、国際感覚が身につきます。現地の人のほか、各国からの留学生との交流によって、国際感覚が身につきます。
語学研修旅行は中学英語教育の集大成

 2017年度に中3の学年主任を務め、オーストラリア語学研修旅行にも同行された杉浦東子先生に、この行事の目的や特色をうかがいました。

「オーストラリア語学研修旅行は、中学の英語教育の集大成と位置づけられます。現地の方々に日本文化をプレゼンする際も、単に書いたものを読み上げるのではなく、自分の言葉として話すよう指導します。中学生らしくジェスチャーや小道具を使うなどの工夫も見られます。海外で学年の生徒全員という大人数を受け入れていただけることは珍しいのですが、おかげさまでそれが実現できています。その意味では、本校ならではの行事とも言えます」

書道など、日本文化を伝えようと、積極的に話しかけます。書道など、日本文化を伝えようと、積極的に話しかけます。
現地校の生徒とのコミュニケーションが、英語への意欲を高めます。現地校の生徒とのコミュニケーションが、英語への意欲を高めます。
自ら英語を学びたいという意欲を育む
パソコンを通して、英会話を楽しむ中3生。パソコンを通して、英会話を楽しむ中3生。

 英語科担当の山田容平先生が、オンライン英会話導入の経緯や実施による効果などをお話しくださいました。

「オンライン英会話は、英語を使って自分の意思を伝えるという狙いで、昨年度から導入したものです。海外へ行った時に、もの怖じしないようになってほしいという願いがあり、その目的は果たせていると思います。自分から積極的に英語を学びたいという生徒が増えたのも効果の一つです」

(この記事は『私立中高進学通信2018年9月号』に掲載しました。)

淑徳中学校  

〒174-8643 東京都板橋区前野町5-14-1
TEL:03-3969-7411

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