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私立中高進学通信

2018年7月号

学校ってどんなところ?生徒の一日

普連土学園中学校

一人ひとりを大切にする環境のなかのびのびと過ごしています

「神からそれぞれに与えられた素晴らしい可能性」が存在することを信じ、
一人ひとりを大切にしながら、社会貢献できる女性の育成を目標とする同校。
中学3年生のY.Kさんの一日を追いながら、学校生活とその魅力を紹介します。
少人数分割制のため、英語の授業はさまざまな場所で行われます。「和室でのレッスンも楽しい」とY.Kさん。

 少人数分割制のため、英語の授業はさまざまな場所で行われます。「和室でのレッスンも楽しい」とY.Kさん。

学校の一日を紹介します!
Y.Kさん
中3生 Y.Kさん

中学生徒会長。剣道部員としても活躍中!

8:10 全校礼拝

 朝は8時までに登校して講堂に集合。讃美歌を歌い先生のスピーチを聞きます。聖書の言葉をきっかけに、その日の担当の先生がさまざまなお話をしてくださいます。この日はマタイによる福音書第6章34節「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である」が紹介され、人生における目標設定の大切さが語られました。先生方が持ち回りでお話をするので聖書の内容も身近に感じられます。卒業してから、毎朝の礼拝を懐かしいと話す卒業生も多いそうです。

一日の始まりは礼拝から一日の始まりは礼拝から
聖書と讃美歌集は入学式で校長先生より渡されます。これを6年間毎日持つことで、キリストの教えや讃美歌に親しみます。聖書と讃美歌集は入学式で校長先生より渡されます。これを6年間毎日持つことで、キリストの教えや讃美歌に親しみます。

8:40 1時間目

社会 友岡紘子先生

1時間目

 1コマは45分です。社会科の公民分野で消費者問題について学んでいます。中3では生徒一人ひとりが歴史論文も執筆します。また、高校生になると、グローバルな視野を身につけられるよう、国際関係や倫理思想史などの科目も選択できます。

9:35 2時間目

英語 野上葉子先生

 英語の授業はクラスを分割した少人数制で、週6時間あります。文法や読解は日本人の先生が、発音や会話などのコミュニケーションはネイティブの先生が担当。先生は英語で授業を進めますが、ネイティブの先生による授業もあるので内容はほぼ理解できます。週6時間も英語があるので、大学受験のためだけでなく、その後に生きる英語力を身につけられます。

木の温もりを感じる教室は落ち着いた雰囲気木の温もりを感じる教室は落ち着いた雰囲気
教室にあるプロジェクターから黒板に例文を投影するなどICT機器も充実しています。教室にあるプロジェクターから黒板に例文を投影するなどICT機器も充実しています。
2時間目

10:30 3時間目

現代文 鈴木呂嘉先生

 6月の東北修学旅行に向けて宮沢賢治について学んでいます。この日は宿題だった「雨ニモマケズ」の暗唱をしました。「宮沢賢治がどのような時代を生きた人なのか、その生涯を追いながら作品を読みたいです。先生がスライドで幼い頃の宮沢賢治の写真を見せてくれたので、親しみがわきました。学校の創立に縁が深い新渡戸稲造のふるさとでもある岩手県・盛岡市を中心に、東北をめぐってきます!」とY.Kさん。

11:25 4時間目

英語 オコーナー先生・ミリガン先生

4時間目

 キリスト教系の学校ということもあり、英語教育には創立以来の伝統があります。とくに外国人の先生方はアクティビティを多く取り入れて、楽しく学べるように教え方を工夫しています。

 この日はペアになり、英語で質問をしながら、相手がどんなイラストを持っているのかを当てるアクティビティ。少しでも英語を話す時間を多くとり、外国人の先生とだけでなく、生徒同士でも英語でコミュニケーションできるようになっています。

12:10 昼休み

昼休み

 ランチタイムは教室でみんなと楽しく過ごします。「私のお弁当は父の手作りです。おかずのリクエストをすると必ず作ってくれて、しかもおいしいので毎日完食しています!父は料理上手と友達の間でも話題になるんです」とY.Kさん。

 天気が良いときは、ベランダや屋上庭園に出てランチを食べられます。また、ネットでの予約注文制によるお弁当販売もあります。ランチ後はグラウンドで運動会の練習や生徒会活動、先生に授業でわからなかったことの質問など、それぞれの時間を過ごします。

13:00 5時間目

理科 松浦良知先生

5時間目

 中1と高1では年間30回以上の理科実験に取り組みます。中1のときは専任の先生が2名いて実験のやり方を詳しく教えてくれます。中2・中3になると高校での勉強につながる高度な内容も出てきますが、物理や化学などが専門の理科の先生がいるのでわかりやすい授業を受けられます。「文系・理系どちらに進むかは決めていませんが、これだけ理科が充実しているので、理系の大学進学率が40%というのもよくわかります」とY.Kさん。

13:55 6時間目

保健体育 潮田悦子先生

 授業でソフトボールも行います。全生徒が必ず覚えるのがラジオ体操で、運動の基本となる正しい体の動かし方を学びます。5月の体育祭では学年ごとにダンスの発表があります。伝統的に学年ごとに踊るダンスが決まっているので、「学年が上がるとあのダンスができるんだ」というふうに憧れをもって見ているそう。

スポーツも得意です!スポーツも得意です!

14:40 7時間目

数学 土屋志穂先生

 中学では3年間、代数・幾何いずれの分野も必ず分割授業かティームティーチングで授業が行われます。20名程度の少人数クラスになるため、ノートの回収も頻繁に行われます。

15:40 終拝

終拝

 授業がすべて終わると、クラスごとに「終拝」を行います。担任の先生のお話、各委員からの連絡事項などが終わると、讃美歌を歌い、心を落ち着ける時間を持ちます。にぎやかな1日を少し振り返る時間になります。

16:00 清掃

清掃

 先生と生徒が当番制で一緒に掃除をするのが伝統です。教室や廊下、階段など自分たちの校舎は自分たちの手できれいに保ちます。先生とちょっとした会話もできるので、授業とはまた違った距離感で接することができます。

16:30 放課後 部活動

放課後 部活動

 部活動の加入は自由です。中学生と高校生が一緒に活動しています。写真は日差しが差し込むラウンジで、部活動のない日はここで語り合う時もあります。

17:50 放課後 部活動

放課後 部活動

 クラブ活動や委員会活動、図書室や自習室での勉強を終えて、下校です。今日も充実した1日を過ごせました。帰宅したら宿題と明日の予習をします。

キリスト教フレンド派に基づく日本で唯一の学校

 1887(明治20)年に、アメリカのキリスト教フレンド派(クエーカー)に属する婦人伝道会により創立されました。当時、アメリカに留学していた新渡戸稲造と内村鑑三の助言によるもので、日本で唯一のフレンド派の学校として知られています。校名の「普連土」という漢字には、「普(あまね)く世界の土地に連なる」ように、すなわち「この地上の普遍、有用の事物を学ぶ学校」であるようにとの願いが込められています。各学年3学級の少人数制教育で、家庭的な雰囲気の中で生徒の育成に取り組む女子校です。併設大学はなく、すべての生徒が大学へ進学します。国公立大学、難関私立大学、海外大学と進路も幅広く、本人の意志を大切にした進路指導が特徴です。

シンプルで温かみのある校舎

シンプルで温かみのある校舎

シンプルで温かみのある校舎都心にありながら、小高い丘の上にやすらぎの空間を保つ同校。キリスト教フレンド派の大切にしている精神は「簡素」「温かさ」「落ち着き」「誠実」で、これらを体現した校舎は、木の温かみやレンガの色合いが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。中学校舎と高校校は渡り廊下でつながっていて、ほかの校舎の様子をベランダから眺める生徒の姿も見られます。

close-up!
“この学校の好きなところ”
先生との距離が近い学校生活
先生との距離が近い学校生活

部活動でも、生徒会会長としても活躍しているY.Kさん。入学の決め手や学校生活について、インタビューしました。

剣道で心身ともに鍛える

 私は運動部の中で唯一の武道系クラブ、剣道部に入っています。中学に入ってから始めたのですが、初心者の頃からていねいにご指導いただきました。剣道の魅力は心身共に鍛えられるところだと思います。試合は個人戦だけでなく、団体戦もあるので、チームスポーツの面もあります。団体戦では先輩・後輩に関係なく一生懸命応援する、絆の強いチームです!

先生と生徒の距離が近い

 この学校には小学生のとき、学校説明会に来たのがきっかけで受験を決めました。在校生がとてもやさしくて、説明もわかりやすかったんです。「自分もこんなふうに素敵な先輩になりたいな」と思って受験しました。この学校は先生と生徒の距離が近いところが好きです。授業でわからないところの質問や面談の際も、面談室でじっくり話を聞いてもらえます。それから木の机と椅子も温かみがあって気に入っています。あと図書館にもよく行きます。司書の先生がこの学校の卒業生で、しかも剣道部だったと知って親近感がわき、図書館に通って本を借りるのが楽しみになりました。

Y.Kさんのお気に入りの図書館。「おススメの本を聞いたり、司書の先生とのコミュニケーションも楽しいです」

みんなの意見を取り入れる生徒会

 中2の2月に生徒会長を選ぶ選挙があり、みんなの推薦を受けて立候補しました。今年度に取り組もうと思っているのは、学校を良くするための要望を入れる「意見箱」の活性化です。まだまだ活用度が低いので、みんなの意見が集まるような工夫をしたいです。

(この記事は『私立中高進学通信2018年7月号』に掲載しました。)

普連土学園中学校  

〒108-0073 東京都港区三田4-14-16
TEL:03-3451-4616

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