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私立中高進学通信

2018年7月号

学校ってどんなところ?生徒の一日

日本大学豊山中学校

仲間とのつながりを大事にしながら勉強も部活動も全力投球!

勉強も部活動ものびのびと一生懸命に取り組む生徒たち。
学校を訪れると、「強く 正しく 大らかに」の校訓を肌で感じることができます。
そんな同校の一日を、水泳部所属の中学生と高校生の先輩・後輩コンビが
紹介してくれました。
僕たちが紹介します!
高2生
磯桜一朗くん

喘息で体が弱かったため水泳を始めました。中3の全国大会では自己ベストを3秒更新し、決勝進出。特進クラスに在籍し、将来の夢を実現するため勉強メインの生活にシフト中。

中3生
北川凜生くん

兄と姉の影響で3歳からスイミングスクールに通っています。中学全国大会リレーの優勝メンバー。部活の後だと疲れてしまうので、できるだけ宿題は昼休みに終わらせるしっかり者。

8:10 登校

 東京メトロ有楽町線「護国寺」駅から徒歩2分の立地。校門では、先生や当番の生徒たちの「おはようございます」という元気なあいさつが響きます。水泳部は少し早めに登校し、中高の部員全員でプール掃除をします。その後、高校生のみ朝練習を行います。

8:10 朝テスト

 中学生は、毎日MAP(Morning Assurance Program)という10分間の朝テストに取り組みます。主要教科の授業内容が小テスト形式で出題され、きちんと理解しているかどうかを確認。毎日の積み重ねの大切さが実感できるプログラムです。

毎朝の小テストで集中力UP

8:35 1時限目

数学 山崎衣里奈先生

グローバル社会だからこそ、これまでよりいっそう重要視される科目です。「本校では、言葉の豊かさに気づくことを第一に、作品に描かれた人間の生き方について考えを深める授業をしています」と髙橋先生。論理の展開や語句に注意して、ていねいに文章を読むことは、ものの見方や自己認識を深めることにもつながります。「至誠一貫」を建学の礎に掲げる同校。めまぐるしく変化する時代において、至誠(至高の誠実さ)を貫く姿勢は、豊かな国語教育を基礎に育まれています。磯くん

 高校の数学の授業では、基礎を完成させた上で、何事も数学的に考えて物事を処理する能力を高めます。数学検定の前には授業でも対策問題を扱うなど、手厚いフォローがあります。

国語演習 今井佳恵先生

国語演習の授業の狙いは、知的好奇心を刺激し、ものの見方や考え方を豊かにすることです。文章の読み方や表現方法などの学習はもちろん、ほかの生徒の意見や感想を聞くことで、さまざまな考え方に触れることができます。北川くん

 国語演習の授業の狙いは、知的好奇心を刺激し、ものの見方や考え方を豊かにすることです。文章の読み方や表現方法などの学習はもちろん、ほかの生徒の意見や感想を聞くことで、さまざまな考え方に触れることができます。

9:35 2時限目

コミュニケーション英語 弦間由樹先生

座学以外にも、さまざまな英語活動を通じて国際感覚を養います。中2から高2までの希望者を対象としたイギリスへの語学研修ホームステイのほか、ドミトリー生活をしながらケンブリッジ大学でコミュニケーション能力を高める語学研修を実施しています。磯くん

 座学以外にも、さまざまな英語活動を通じて国際感覚を養います。中2から高2までの希望者を対象としたイギリスへの語学研修ホームステイのほか、ドミトリー生活をしながらケンブリッジ大学でコミュニケーション能力を高める語学研修を実施しています。

英語 野本泰揮先生

中高一貫用教科書「New Treasure」を使用することで、圧倒的な英単語量の習得とリスニング力の強化を図ります。英語検定試験は中1から受検し、中3では全員3級合格、さらに準2級の合格をめざします。中3から高1の先取り学習を実践しています。北川くん

 中高一貫用教科書「New Treasure」を使用することで、圧倒的な英単語量の習得とリスニング力の強化を図ります。英語検定試験は中1から受検し、中3では全員3級合格、さらに準2級の合格をめざします。中3から高1の先取り学習を実践しています。

10:35 3時限目

英会話 山田麻衣子先生

大学入試問題を多く解くことで、文法力や読解力を伸ばします。英語の基礎学力向上のため「オリジナルプリントシステム」を導入。同校ホームページにPDFファイルで用意されているため、家庭でも外出先でも学習できます。収録問題数は約4000題。それぞれのプリントについて、解説DVDを図書館で閲覧することもできます。磯くん

 大学入試問題を多く解くことで、文法力や読解力を伸ばします。英語の基礎学力向上のため「オリジナルプリントシステム」を導入。同校ホームページにPDFファイルで用意されているため、家庭でも外出先でも学習できます。収録問題数は約4000題。それぞれのプリントについて、解説DVDを図書館で閲覧することもできます。

英会話 加納祥二先生

 ネイティブ教員と日本人教員による2人体制により、生徒一人ひとりの習熟度に合わせたきめ細かな授業が行われます。授業時間以外にも、コモンスペースなどでネイティブ教員と自由に会話を楽しむことで、実際に使えるコミュニケーション能力がさらに高まります。北川くん

 ネイティブ教員と日本人教員による2人体制により、生徒一人ひとりの習熟度に合わせたきめ細かな授業が行われます。授業時間以外にも、コモンスペースなどでネイティブ教員と自由に会話を楽しむことで、実際に使えるコミュニケーション能力がさらに高まります。

11:35 4時限目

数学 篠原五紀先生

磯くん磯くん

 数列を学習中。定期テスト2週間前には「学習計画表」を作成し、活用することで、効率的に学びます。わからないところは、同校を卒業した大学生が勉強を教えてくれる「チューター支援プログラム」などで補習が可能。

国語 星野智樹先生

北川くん北川くん

 この時間は『ディズニーランドという聖地』の読解が行われていました。国語の授業では、「話す・聞く・書く・読む」力の強化をめざします。その一環として、「読書マラソン」「百人一首かるた大会」などを開催。漢字能力検定合格のために授業内テストを行い、中3で3級合格をめざします。

12:25 昼休み

 友達と一緒に、お母さんの手作り弁当をおいしそうに頬ばる2人。体力勝負の水泳部員のお弁当の中身はお肉と白いごはんがたっぷり。売店では、から揚げ弁当やマーボー丼、おにぎりなどを買うこともできます。

磯くん磯くん
北川くん北川くん
多目的ホールに設置された卓球場は、中学生・高校生問わず大人気。多目的ホールに設置された卓球場は、中学生・高校生問わず大人気。
アリーナでは吹奏楽部の新入生歓迎ドリル演奏が行われていました。男子校ならではの力強い演奏が魅力です。オーバーレイの衣装が、創部以来60年という歴史を感じさせます。アリーナでは吹奏楽部の新入生歓迎ドリル演奏が行われていました。男子校ならではの力強い演奏が魅力です。オーバーレイの衣装が、創部以来60年という歴史を感じさせます。
新入生歓迎演奏会が行われたよ新入生歓迎演奏会が行われたよ

13:05 5時限目

生物 八鍬健人先生

 植物の歴史についてプリントをまとめます。高1で物理基礎・化学基礎・生物基礎の3科目を履修し、高2でその中から1科目を選択できます。生物を選択した磯くんは、「全教科の中で生物が一番好きです。プライベートでは動物図鑑をめくったり、動物園に出かけたりします」と目を輝かせていました。

磯くん
生き物が好きだから生物が得意!生き物が好きだから生物が得意!

公民 安村亜洲先生

電子黒板を使用して、明治維新について勉強中。地理・歴史・公民の社会科の授業では、過去・現在・未来の出来事に対して、自ら考え、行動する力を身につけることを念頭に置いています。「社会科は得意です。そのなかでも歴史が大好き。とくに縄文時代と弥生時代に興味があります」と北川くん。北川くん

 電子黒板を使用して、明治維新について勉強中。地理・歴史・公民の社会科の授業では、過去・現在・未来の出来事に対して、自ら考え、行動する力を身につけることを念頭に置いています。「社会科は得意です。そのなかでも歴史が大好き。とくに縄文時代と弥生時代に興味があります」と北川くん。

14:05 6時限目

古典 原田大樹先生

 古典の授業では、『伊勢物語』を読み進めます。現代文・古典の国語科では、読解の土台となる語彙力を蓄え、基礎学力の充実を図ります。進路目標達成に向け、漢字検定2級合格をめざしながら、実力を伸ばしていきます。

磯くんを目標に勉強もがんばるぞ磯くんを目標に勉強もがんばるぞ
磯くん磯くん

音楽 菊山みな子先生

完全防音の音楽室で、映像と音によるベートーベンの『運命』を鑑賞後、主題・主題提示部・展開部・再現部などの構成を考えます。「中2のときにお琴で『もののけ姫』を弾いたのが印象深いです。音楽は得意ではないけど、初めてお琴に触れて楽しかったです」と北川くん。北川くん

 完全防音の音楽室で、映像と音によるベートーベンの『運命』を鑑賞後、主題・主題提示部・展開部・再現部などの構成を考えます。「中2のときにお琴で『もののけ姫』を弾いたのが印象深いです。音楽は得意ではないけど、初めてお琴に触れて楽しかったです」と北川くん。

15:00 ホームルーム

 課題の確認や中学ではスコラライトという学習計画手帳を記入します。1週間の学習計画を記入し、見直すことで、効果的な学習習慣を身につけることができます。教室の掃除は当番制です。

15:30 放課後 部活動

 同校には、運動部11部、学芸部11部、合計22のクラブがあります。「8割が運動部に所属していますが、文芸部も盛んなのが大学付属の男子校ならではだと思います。本校では、どの部活動でもヒーローになれます。男子校では異性の目を気にせず、思い切り自分を出せるから、生徒それぞれの表現方法で輝くことができます」と田中先生。中学生は、全員が部活動に入部するため、人間関係などさまざまなことを学びます。

4万冊の蔵書がある図書室。学習関連の書籍はもちろん、スポーツ・趣味などの専門雑誌やDVDも豊富です。図書室内は、生徒の興味をさらに広く深くさせる工夫が感じられます。4万冊の蔵書がある図書室。学習関連の書籍はもちろん、スポーツ・趣味などの専門雑誌やDVDも豊富です。図書室内は、生徒の興味をさらに広く深くさせる工夫が感じられます。
売店は、部活動後も利用できます。売店は、部活動後も利用できます。
人工芝のグラウンドは、テニスコート3面分の広さ。東武東上線「上板橋」駅から徒歩15分にある日大豊山女子に隣接した中台総合グラウンドもあります。人工芝のグラウンドは、テニスコート3面分の広さ。東武東上線「上板橋」駅から徒歩15分にある日大豊山女子に隣接した中台総合グラウンドもあります。

16:30 下校

部活動のない生徒の下校時間は16:30。部活動が終わった後の最終下校は18:30です。試験前の1週間、休みになる部活動もあります。

 部活動のない生徒の下校時間は16:30。部活動が終わった後の最終下校は18:30です。試験前の1週間、休みになる部活動もあります。

仲間のネットワークは一生の財産先輩・後輩の関係のなかにもキャリア教育がある

 凛とした男子力を備え、さまざまな分野で貢献できる人材育成をめざし、同校では中高6年間かけてキャリア教育を行っています。中3で行う大学の学部見学では、興味のある職業につながる学習に触れることができます。

「日本大学は、あらゆる学部を持つ総合大学です。まずはキャリア教育の一環である学部見学などを通して、進路選択を考えてほしいです。総合大学の付属校というメリットを十分に活かしてほしいと思います」と話す広報主任の田中正勝先生。

 キャリア教育は、昔からあった当たり前の教育でもあると先生は指摘します。

「私自身、大学卒業後は一般企業に就職しましたが、後輩が教員になったことに影響を受け、ずっと心の中にあった“教員になりたい”という思いを実現させました。キャリア教育は先輩・後輩、友人関係のなかにも存在します。男子校の仲間のネットワークは、一生の財産になると思います」

 仲間同士・付属校としてのつながりを大事にしつつ、生徒の能力を伸ばしていきたいという同校の姿勢がうかがえます。

学部見学の資料に目を通す北川くん。学部見学の資料に目を通す北川くん。
平成27年4月に完成した新校舎。充実した最新設備は、都内でも有数の環境です。平成27年4月に完成した新校舎。充実した最新設備は、都内でも有数の環境です。
close-up!
クラブ水泳部
文武両道の強豪

半世紀にわたる長い歴史を持ち、オリンピックをはじめとする国際大会への出場者を多数輩出する水泳部。水泳部の磯くんと北川くんに練習風景を案内してもらいました。

「水泳を通して、上下関係や礼儀、厳しさに耐えることを学びます」と監督の竹村知洋先生。「水泳を通して、上下関係や礼儀、厳しさに耐えることを学びます」と監督の竹村知洋先生。

 放課後になると、校舎11階の25メートル×10コースのプールに水泳部員が続々と集まってきます。水泳部は、中高合わせて約190名の大所帯。半世紀以上の歴史があり、日本高等学校選手権では通算8回優勝、オリンピック選手を11名輩出する強豪クラブです。

「練習では、生徒の希望と泳力に応じてチーム分けし、それぞれにコーチがつきます。チームに限らず心がけていることは、文武両道。全国レベルをめざすAチームは18時まで、Bチームは17時には練習を終えるので、勉強の時間も十分にとれる時間設定にしています」と監督の竹村知洋先生。

 外部のスイミングクラブに通う生徒はなく、部活動だけでこの実績を築いてます。

「190名の部員の中には、東京オリンピックの強化選手になるようなトップアスリートから、泳ぐことを楽しむ“エンジョイスイマー”もいます。入部テストはありません。これは水泳部に限ったことではなく、希望者は全員入部できます。
 部活動だけでこの実績を築き、かつ100%大学進学しているのは、時間コントロールができているからです」(田中先生)

 勉強との両立を考えて、現在はBチームに在籍中の磯くん。

「水泳をやっていてよかったことは、精神的に強くなれたことです。中3で出場した全国大会では、本番1カ月前まで僕だけがタイムが伸びず、僕次第でチームが決勝進出できるかどうかという状況でした。それまでだったらほかの候補生に譲ろうとあきらめてしまっていましたが、顧問の先生の厳しい指導で自己ベストを3秒更新。決勝進出することができました。現在は、医師かパイロットという将来の夢に向かって、勉強メインの生活にシフトしました。こんな選択ができるのも、この学校のメリットだと思います」

 後輩の北川くんは、「高校生のトップ選手と一緒に練習できる環境が、良いところだと思います。現在Aチームに所属し、中2の時には全国大会リレーで優勝することができました。

 水泳部のモットーは文武両道なので、勉強でも結果を出さないといけないというプレッシャーがあります。進学クラスで上位をめざしつつ、中学最後の今年は、全国大会でしっかり活躍して部活動に貢献したいです」と、文武両道を誓ってくれました。

美しいフォームで泳ぐ磯くん。美しいフォームで泳ぐ磯くん。
先輩・後輩、2人はどんな関係?

磯くん:僕と北川くんは、水泳の大会で一緒になることが多く、この学校に入学する前から友達でした。入学してからは、部活動の上下関係も身につけて、さらに良い関係になったと思っています。

北川くん:入学前は友達感覚でしたが、先輩・後輩の関係になってからは、敬語を使うのが当たり前になりました。最初はちょっと違和感があったけど、すぐに慣れました。磯くんは成績も優秀なので、水泳の話だけでなく勉強に関して聞くこともあります。僕にとって、頼れる先輩です。

(この記事は『私立中高進学通信2018年7月号』に掲載しました。)

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