LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2018年7月号

目標にLock On!! 私の成長Story

日本大学第二中学校

自分の原点となる個性が育まれた6年間
積み上げた努力が医学部進学に結実

OB R.Uさん

日本大学 医学部 4年
OB R.Uさん

部活動に打ち込み学校生活を満喫した中高時代
高1から始めた剣道は三段の腕前。「ひたむきに努力ができ、行動力がある」と、剣道部顧問の榎本隆秀先生もR.Uさんを高く評価。高1から始めた剣道は三段の腕前。「ひたむきに努力ができ、行動力がある」と、剣道部顧問の榎本隆秀先生もR.Uさんを高く評価。

 中学時代は野球部、高校時代は剣道部と、部活動に打ち込んだR.Uさん。さらに、中学では学級委員を、高校では生徒会長を積極的に引き受けるなど、まとめ役を買って出ることが多かったと言います。

「実は、小学校時代にいじめにあったことがあるんです。それで中学からは自分を変えたくて、いろいろなことに挑戦しようと思っていました」

 R.Uさんは、小学校5年生の時に、通っていた塾の先生に勧められて同校を見学。一目で気に入って受験を決めたそうです。

「言葉で表すのは難しいのですが、在校生が朗らかで、学校全体の雰囲気がとても良かったのです」

 同校は、校訓「信頼敬愛」「自主協同」「熱誠努力」に基づき、一人ひとりの個性を大切に育み、長所を伸ばす教育を行っています。R.Uさんは入学後、予想通り自分に合っている学校だと感じました。

「もちろん制服をきちんと着るとか、近隣の方に迷惑をかけないといった中高生としてのルールは守るよう指導されますが、生徒は自分のやりたいことを自由にできる雰囲気がありました」

 剣道部には、友達に誘われて入部したとのこと。

「高1から始めた剣道に、すっかりはまってしまいました。剣道に出会えたことは自分にとって宝だと思っています。今も大学の剣道部で主将を務めています」

文理選択決定の日の朝医学部進学を決意

 そんなR.Uさんは、進路選択では大いに迷ったそうです。

「高1の冬、学校に文系・理系の進路希望を提出する日の朝まで悩んでいました。国語の先生になるか、医者になるかで迷っていたのです。文系・理系の分かれ道でした」

 けっきょく気持ちが少しだけ医者のほうに傾いて理系を選択し、現在に至ります。

「もし別の日であれば、違う選択になっていたかもしれません。魅力的な授業をしてくれる国語の先生がいて、憧れがありました。母校で国語の先生になりたい気持ちがあったのです。
 一方で、幼少期に、自分の祖母が医者に命を救ってもらい、その後10年以上元気に生きることができたという家族の実体験があります。おかげで僕ら家族も祖母との思い出をたくさん作ることができました。僕も誰かの思い出を作れる医者になりたいという、子どもの頃からの夢が捨てきれませんでした」

 R.Uさんには中学時代から学校生活を満喫しながら、定期試験に向き合ってしっかり勉強してきたという自負があります。成績は、常に学年トップ10に入るよう努力していました。

「6年間、1教科も捨てずに勉強を続けてきたことで、最後まで進路を迷う猶予ができたのだと思います」

 しかし、R.Uさんは部活動を引退する高3の6月まで、受験勉強とは無縁だったそうです。

「大学受験の勉強を始めるのは相当遅かったのですが(笑)、スムーズに受験勉強に入っていけたのは、毎回の定期試験の勉強にきちんと取り組んでいたことが大きいと思います。塾へ行かずに、自分でスケジュールを立てて受験勉強をしました。その時に思ったのは、大学受験の勉強範囲は定期試験の集合体だということです」

 定期試験の勉強方法は、“ひたすら書いて覚えること”。そんな努力が一つずつ積み重なり、夢の実現につながっていきます。

人々の「思い出」を作れる医者をめざして

 受験勉強中に、ある出来事がありました。推薦入試を1カ月後に控えた高3の11月、すでに引退していた剣道部の練習に顔を出し、1週間後に行われる大会に出させてもらえないかと、顧問の先生にお願いしたというのです。

「受験勉強に疲れてきて、剣道がしたいと思ったのです。先生には『こんな時期に何を言っているんだ』と、とがめられることも覚悟していました。ところが先生は、『そうか、わかった』と、すぐに部活動への参加を許可し、大会にも出場できるようにしてくださいました。多分、先生は僕を信頼してくれたのだと思います」

 久しぶりに剣道をしたことは、精神面で大学受験に良い影響を与えたと、R.Uさんは語ります。

「剣道をすることで、受験生活で忘れかけていたことを思い出すことができました。『もうちょっと勉強もがんばれる』とラストスパートの1カ月間、力を出すことができたと思います」

 そして大学受験では、推薦入試で日本大学医学部に合格。今は夢に向かって医学の勉強にいそしむ毎日です。

「まだ専門の科は未定ですが、どういう形であれ、人々の思い出を作ることができる医者になりたいと思っています。医学部の勉強は忙しい時もありますが、『やるかやらないか』ではなく、『やらなくてはいけないもの』と思っています」

 何事にもまじめに取り組む大切さを学びながら個性を育んできた中高時代。その経験が、彼の夢を支え、実現への原動力となっています。

恩師からの応援メッセージ
部活動もまとめ役も一生懸命勉強は努力型
「まじめに努力する生徒だったので、心配はしていなかった」と語る、高3のとき担任だった大關(おおぜき)先生と。「まじめに努力する生徒だったので、心配はしていなかった」と語る、高3のとき担任だった大關(おおぜき)先生と。

 部活動に励み、学校生活では自ら進んでまとめ役になろうという意識が高い生徒でした。嫌味な部分が一切なくて、茶目っ気もあります。教員からも絶大な信頼を得ていて、任せられる存在でしたね。勉強に関しては、中1の時から「よく努力するな」と思っていましたが、高校に入ってから、さらにスイッチが入った印象です。クラスの仲間と切磋琢磨しながら努力していました。R.Uなら、自分で決めた医学という道を、どんな困難に遭遇しても一つひとつクリアして、着実に進んでいってくれると思います。後輩にとっても頼もしい先輩であることは間違いありません(大關晋先生)。

進学通信2018年7月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ