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私立中高進学通信

2018年6月号

目標にLock On!! 私の成長Story

東京成徳大学中学校

やりたいことをやりたいようにやれば自分の進むべき道が見えてくる

高田達矢さん

東北大学 理学部 地球科学系 1年
OB 高田達矢さん

公立の中高一貫校志望を急きょ変えた理由は “自由”
飾らない自然体の中に、しっかりとした軸のある高田さん。飾らない自然体の中に、しっかりとした軸のある高田さん。

 両親に経済的な負担をかけたくないとの思いから、小学校高学年の頃から公立の中高一貫校への進学を考えていたという高田達矢さん。しかし、学校見学の際に触れた同校の“心地良さ”に魅了されて方向転換し、進学を決めたそうです。

「自分が感じた心地良さは “自由”です。もっと具体的に言うなら “自分らしくできる”といったところでしょうか。勉強も遊びも全部含めて、自分らしい学校生活を、この学校なら送ることができると思ったんです」

 中学入学後は水泳部へ。とくに水泳が得意というわけでもなかったそうですが、部活動の選び方にも高田さんが感じた “心地良い自由さ”があったのかもしれません。

「中学の3年間は水泳部でがんばりました。でも高校に進学する際、また違ったことに挑戦したくなり、今度は硬式テニス部に入部しました。周りは中学からの経験者ばかりで、途中からテニスを始めた私の成績は目立ったものではありませんでしたが、和気あいあいとした雰囲気の中、気のおけない仲間たちと心地良い汗を流すことができました。高3の5月末に引退するまで、テニスに夢中になっていました」

 幼い頃から自然科学系の学びに興味を持ち、とりわけ火山や古代遺跡の図鑑を見ることが好きだったと語る高田さん。だからといって理系志向というわけではなく、文系科目にも興味を持つなど、学習領域に対しても自由なところが、高田さんらしいと言えるかもしれません。

「中学でも高校でも、自分の学びの基本は授業です。わからないところはその場で先生に尋ねるようにし、納得がいくまで付き合っていただきました。どの教科の先生方も親身になって考えてくださり、徹底して教えていただいたことに感謝しています」

理系か文系かで悩みに悩みようやく決まったのは12月
未来の後輩となる受験生に、「自分のやりたいことを思いっきりやればいい」とエールを送ってくれました。未来の後輩となる受験生に、「自分のやりたいことを思いっきりやればいい」とエールを送ってくれました。

 高3の5月で硬式テニス部を引退。その直後から学校生活を受験モードに切り替えた高田さんでしたが、進路選択にはかなりの期間、悩んだようです。東北大学の受験を決めたのも12月のことでした。

「漠然と、自分は理系に行くものと考えていましたが、いざ大学受験に臨むとなると、何をやっていいのかわからなくなってしまったんです。もちろん受験勉強はしていて、平日は2時間弱、土日は8~9時間が基本の勉強時間でした。夏休み期間中も友達と会うために学校へ行き、そのころに楽しんでいたバレーボールを息抜きとしながら、自分が本当にやりたいことについて模索し始めました」

 8月は英語、9・10月は国語に集中し、その後はずっと理系科目を中心に勉強していたと言います。集中して勉強したことで、模試の成績もだんだんと上昇していき、気がつくと国立大学の中でも最難関校に位置づけられる旧帝大の理系学部も狙える手応えを感じるまでになっていました。

「11月ごろには文系に傾いていた進路が、成績の上昇とともに再び理系志望に傾きだし、悩みに悩んで東北大学理学部受験を決めたのが12月、暮れも押し迫ったころでした。高2と高3の担任だった廣重求先生もさすがに驚いていました(笑)」

楽しみを胸に東北大学で学ぶ未来に向かう新生活が始動!

 この4月から仙台市内で一人暮らしを始めた高田さん。東北大学を選んだ理由を尋ねると、そこにも高田さんならではのユニークな視点がありました。

「実は大阪大学という選択肢もあったのですが、東北大学のある仙台市は東北を代表する大都市である一方、豊かな自然にあふれていて、都会で育った自分からするととても魅力的で、 “田舎暮らし”もいいかなと思ったんです。市内でアパートを借りての一人暮らしは、もちろん初めての経験ばかり。料理もしたことがない私を家族は心配していますが、そこは何とかなると気楽に考えています」

 高田さんの大学進学に際し、先生方は東北大学に昨年進学した卒業生の連絡先を伝えました。高田さんもさっそく連絡を取ったようで、「同窓生が同じ大学で学んでいるのは心強いです」と笑顔になりました。

「母校の良いところを伝えるとしたら、何といっても先生方の面倒見の良さと、クラブ活動や学校行事を通して、誰とでもすぐに仲良くなれる環境でしょうか。学校を選ぶ時はまだ小学6年生ですし、自分で決めるという基準と確かな根拠がないだけに、どうしても親任せになりがちだと思いますが、自分の目で見て、そこで感じた雰囲気を大切にしてほしいですね。
 結果的にこの学校で学ぶことができた6年間は正解でしたし、間違いなくこれからの自分の人生にとって、プラスになっていくと確信しています。将来の目標はまだ定まっていませんが、フィールドワークなどを通して、自然科学のおもしろさを追求してみたいと思っています」

恩師からの応援メッセージ
受験勉強の“息抜き”は長くてもここぞというときの集中力は見事!
進路指導室から借りていた本を返却に来た高田さん。吉川先生(写真右)とは久しぶりの再会。進路指導室から借りていた本を返却に来た高田さん。吉川先生(写真右)とは久しぶりの再会。

 高田くんは夏休み中もよく学校に来ていましたが、机の上に東北大学の赤本とお菓子は置いてあるのに、姿が見えないのです。あとで聞いたところ、校内で友達とバレーボールで息抜きをしていたと言うのです(笑)。それが何度もあったので、息抜きのほうが長かったのではないかと思いますが(笑)、勉強に対する集中力は見事でした。高3の12月に「やっぱり理系に行きます」と言われた時はさすがに動揺しましたが、本人は平然としていましたね。やはり本人が一番行きたいところに行くのが、進路指導の基本であると改めて思いました。これから先、さらに大きく成長した自然体の高田くんに会えることを楽しみにしています(進路指導部長/吉川直樹先生)。

(この記事は『私立中高進学通信2018年6月号』に掲載しました。)

東京成徳大学中学校  

〒114-8526 東京都北区豊島8-26-9
TEL:03-3911-7109

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