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私立中高進学通信

2018年6月号

目標にLock On!! 私の成長Story

国府台女子学院中学部

基礎学力を固める授業で学力アップ
周りから必要とされる人になりたい

小林史佳さん

京都大学 法学部 1年
OG 小林史佳さん

“やればできる”を実感して取り組む姿勢が大きく変化
居心地が良かった母校。「受験期でも友達同士で問題を出し合ったり、伸び悩んでいるとアドバイスをくれたり……。ピリピリすることがなかったのは救いでした」(小林さん)居心地が良かった母校。「受験期でも友達同士で問題を出し合ったり、伸び悩んでいるとアドバイスをくれたり……。ピリピリすることがなかったのは救いでした」(小林さん)

 千葉県でも高い進学実績で注目を集める同校ですが、根幹にあるのは内面の美しさとしなやかな強さ、そして「自分の力で乗り越える力」を持った女子教育です。この春から京都大学に通う小林史佳さんが同校の小学部に進学したのも、そんな教育方針にひかれた母親の影響によるものでした。

「成長の過程には環境が大事と母は言っていて、先生方の熱心な指導を受けられるこの学校に、と考えたようです。実際、先生方がしっかりと見守ってくれていることが感じられる学校生活で、そこがうれしかったですね」

 そんな小学部時代から「自然な流れ」で進学した中学部での大きな変化は、何事においても自主性が重視されること。とくに学びの点では、自分で考えて勉強していくための指導に変わったと言います。

「例えば、定期テストの2週間くらい前から自分で計画表を書いて、先生にチェックしてもらうんです。中学の時に時間の管理について学べたのは、高校で大学受験を意識して勉強していくなかで大きかったと思います」

 こうして成績はグングンと上昇……かといえば「むしろ周りに遅れをとっていて、勉強には苦手意識があった」と話す小林さん。そんな彼女に転機が訪れたのは中2の時です。

「中1の時はテニス部の大会に出たり、生活面でもいろいろなことを学んだりしましたが、中2のクラス替えで仲良くなった友人が勉強のできる人たちばかりで、一生懸命勉強する姿を見て、 “私もがんばらないと”と思いました。みんな部活と勉強を両立していたんですが、その時の私に大事なことは部活か勉強か、と考えて、勉強を選びました。先生から『部活を辞めて成績が上がる人はあまりいない』と言われたのですが、私は私。これからのがんばりでどうにかできると思いました」

 意識的に勉強に向き合うことで、新たな発見もあったといいます。

「普段の授業や問題集を解いていれば、しっかりといい点数が取れるんです。先生がそうなるように問題などを作ってくれていたので “やればできるんだ!”という経験を積むことができ、勉強を楽しめたし、好きになれたのだと思います」

 手応えをつかみ、成績も上がり、中3で目標としていた難関大学をめざす「選抜クラス」に入った小林さんは、同時に部活動にも復帰します。選んだのはマンドリン部。

「普段から音楽が好きということも選んだ理由の一つですが、やはり両立は大事だと思って。部活も勉強もがんばってそれぞれを言い訳にしないように気をつけて、高2の引退まで続けました」

学力アップにつながったのは普段の授業で学んだ「基本」

 進路を意識し始めたのは高校に入ってから。具体的に京都大学法学部をめざすと決めたのは高2の時だったといいます。きっかけは小学生の時に見たTVドラマ『龍馬伝』。

「志高く、行動力あふれる坂本龍馬に憧れを抱きました。その影響で日本史や政治に興味を持ち始め、坂本龍馬のように人の役に立つことをしたいと思ったのです」

 しかし、高2の時点では「数学の偏差値は55くらいで、全体でも60くらいをさまよっていて」と同大学への進学圏内にはまだ “距離”があった小林さん。それでも希望進路を実現できた大きな要因は、学校の授業でした。

「私はけっこう気が急いちゃうタイプで、例えば自習でも学力を高めるために難しいことばかりやろうとしていたんですが、それだとあまり上手くいかなくて……。授業では “そんなことわかってる”というレベルまで掘り下げて、基礎を確認しながら展開してくれるんですね。そうやって基礎の穴を埋めて、改めて難しい問題などに向き合うと “あ、授業が活きてる!”と実感しました。結局、普段の授業が学力アップのカギになったと思います」

将来なりたい人物像は組織から必要とされる人

 こうして希望進路を実現した小林さんですが、中高の学びにおいては “いかに生きるべきかを学ばせたい”という同校独自の仏教教育も印象に残っているそうです。

「仏教教育とはいいつつ、『臓器移植についてどう考えるか』や『いじめについて』など、倫理的な問題について考える機会も与えられていたので、自分を見つめなおすいい機会になりました」

 そんな学校生活のなかで、自身でも成長できたと感じる点があると言います。

「周りからよく言われるのは “礼儀正しさ”です。それはどこからきたものかといえば、やっぱりこの学校の教育からだと思います。先生方は生徒一人ひとりを見て、きちんと向き合ってくれる温かい学校です」

 この春から新しい生活をスタートさせた小林さん。一人暮らしに関しては不安を感じつつも、「地元から離れたところから、生まれ育った環境を客観的に眺めた時に、今まで自分が気づかなかったことに気づけるかな」と話します。そんな小林さんに大学生活への思いと将来について聞いてみました。

「私のなりたい人物像は、一言で言うとその組織にいてほしいと思われる人です。そのためには、選んだ大学で法律や政治などについて主体性を持って幅広く勉強し、学んだ知識を行動に活かせるような力を身につけていきたいと思います」

  “意志あるところに道は開ける”。小林さんの新しい生活は、今まさに始まったばかりです。

恩師からの応援メッセージ
やさしくて、たくましくて、勤勉
人のためにも努力のできる女性です
高2・高3の担任だった水口晶子先生(写真右)と。高2・高3の担任だった水口晶子先生(写真右)と。

 授業中でも講演会でも目をキラキラ輝かせて一生懸命に耳を傾け、知識を吸収し、自分の成長につなげていこうとする姿勢は際立っていました。学習面で今ひとつ伸びなかった時期でも決して後ろ向きにならず、『自分を信じてこれまで通りにやってみます』と言い続けていました。どんな人にも分け隔てなく接することができ、強い責任感も持っています。“将来は政治を通して女性の社会的地位を上げたい”と話していましたが、やさしさとたくましさのバランスが良く勤勉なので、正しい道を正々堂々と進んで多くの人のために努力を惜しまない人に必ずなれると思っています(水口晶子先生)。

(この記事は『私立中高進学通信2018年6月号』に掲載しました。)

国府台女子学院中学部  

〒272-8567 千葉県市川市菅野3-24-1
TEL:047-322-7770

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