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私立中高進学通信

2018年6月号

私学の光輝

恵泉女学園中学校

上級生の手作り人形で歓迎される入学式。
今日から学園の一員に

中2生が作った人形を高3生の先輩につけてもらいます。「緊張して登校したけれど、上級生がやさしく話しかけながら胸に人形をつけてくださったので少しほっとしました」。

中2生が作った人形を高3生の先輩につけてもらいます。
「緊張して登校したけれど、上級生がやさしく話しかけながら胸に人形をつけてくださったので少しほっとしました」。

パイプオルガンの音色と神聖なユリの香が漂う式場は厳かな雰囲気。パイプオルガンの音色と神聖なユリの香が漂う式場は厳かな雰囲気。

「聖書」「国際」「園芸」を教育の柱とする同校で、第74回入学式が行われました。

 プロテスタント校らしく、パイプオルガンの伴奏で新入生が入場し、讃美歌斉唱・聖書・祈りと進行していきます。校長先生の祝辞では、二つのお話がありました。

「あなたがたは神様に選ばれて入学しました。神様は、あなたにしかできない使命をあなたにゆだねたいと思ったからです。神様に見守られながら6年間かけて成長し、大人になって使命を与えられたときに、それを果たせるような力を身につけてください。
 そして、互いに愛し合いなさい。これは、自分がしてもらいたいと思うことを、まず自分から進んで人にすることです。どうぞクラスや学年、学園、そして家庭でも心がけてください。一人ひとりが神様と自分、そして友達を大切にして、新しい学校生活を送っていきましょう」

 校長先生の話を緊張した面持ちで聞く新入生の胸には、手作りの人形がつけられています。

「新入生を迎えるために、今の中2生が入試の時期に作り進めていたものです。各家庭にある布や毛糸を使うので、一つひとつ違うデザインになっています。『身近な材料で上級生が手作りし、一人ひとりを迎える』この伝統は、80年続いている “恵泉の心”です。大人にとっては簡単なことかもしれませんが、不器用な生徒から上手な生徒まで、学年全員で作り上げ、新入生を歓迎するところに意味があるのです。来年の入試の時期には、今日入学した生徒が次に入学する後輩を思いつつ、人形を作ることになります」(入試広報部/徳山元子先生)

 同校には、園芸の授業があります。しいたけの栽培では、植え付けをした学年から年度をまたいで管理し、収穫に至ります。そうした経験から生徒たちは、すぐに結果を求めなくなると言います。生き物が育ち、成熟するには時間がかかることを学ぶのです。部活動も生徒会もすべての活動で舵を取れるのが女子校の良さ。自分で発言し、自分で動く。新入生たちも、1年後にはそんな “恵泉女子”になっていることでしょう。

「神様の前ではみんな平等」という価値観が土台にあるキリスト教教育。礼拝では、教員と生徒とが対等な立場となり、お互いの話を聞きます。

「神様の前ではみんな平等」という価値観が土台にあるキリスト教教育。
礼拝では、教員と生徒とが対等な立場となり、お互いの話を聞きます。

担任の先生の誘導で入場する新入生。担任の先生の誘導で入場する新入生。
創立当初から1940年代までは、ラッパ水仙など身近な花のコサージュで新入生を歓迎。1948年頃から人形が定番になりました。創立当初から1940年代までは、ラッパ水仙など身近な花のコサージュで新入生を歓迎。1948年頃から人形が定番になりました。
「入学式のことば」を述べる加藤英明校長。「入学式のことば」を述べる加藤英明校長。
中山洋司学園長からは、先生と生徒の関係を、まんじゅうの皮とあんこに例えて「立派な恵泉まんじゅうを作りましょう」というユニークなお話がありました。中山洋司学園長からは、先生と生徒の関係を、まんじゅうの皮とあんこに例えて「立派な恵泉まんじゅうを作りましょう」というユニークなお話がありました。
「学校生活を豊かにするためには、協力して助け合うことが必要。そのために、温かい言葉を使ってほしい」とメッセージを送る信和会(生徒会)会長の近藤結さん。「学校生活を豊かにするためには、協力して助け合うことが必要。そのために、温かい言葉を使ってほしい」とメッセージを送る信和会(生徒会)会長のY.Kさん。
「服装も自分の表現の一つ」という創立者の考えから、同校に制服はありません。ふだんは華美でない服を着用し、入学式などの式典には改まった服装で臨みます。「服装も自分の表現の一つ」という創立者の考えから、同校に制服はありません。ふだんは華美でない服を着用し、入学式などの式典には改まった服装で臨みます。
先生と初めての対面。やさしそうな先生で良かった!先生と初めての対面。やさしそうな先生で良かった!
異性の目を気にせずに、思いっきり自分を出せるところが女子校の魅力。異性の目を気にせずに、思いっきり自分を出せるところが女子校の魅力。

(この記事は『私立中高進学通信2018年6月号』に掲載しました。)

恵泉女学園中学校  

〒156-8520 東京都世田谷区船橋5-8-1
TEL:03-3303-2115

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