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私立中高進学通信

2018年1月号

目標にLock On!! 私の成長Story

麗澤中学校

楽しく学び、医学の道に進めたことに感謝するばかりの6年間

筑波大学 医学群医学類 1年梶本真帆さん

筑波大学 医学群医学類 1年
OG梶本真帆さん

「好き」という気持ちがいつも力をくれた
母校での「出会い」に感謝しています。母校での「出会い」に感謝しています。

 筑波大学の医学群医学類で、医師になるための一歩を踏み出した梶本真帆さん。医師になることは、小さい頃からの夢だったそうです。

「白血病の子どものドキュメンタリー番組を見て、こういう子どもたちを助けられたらと思い、志しました」

 大学では現在、生体化学など人間の体や病気を理解するための基礎を勉強しています。「まだまだ覚えることばかりですが、とても楽しいです」と、毎日の大学生活の充実ぶりが伝わってくるような笑顔を見せてくれます。

 2017年3月に麗澤高校を卒業し、現役で難関大学に合格した梶本さん。どのように学習に取り組んできたのでしょうか。

「吹奏楽部で、高3の春まで部活動を続けました。毎日クタクタになり、家に帰ればすぐ眠ってしまっていたので、普段の勉強は学校で終わらせることができるように、集中して授業を受けました」

 吹奏楽は小学生から同校卒業までの9年間続けたそうです。

「長く続けていると、限界を感じてしまうこともありました。でも音楽が『好き』という気持ちがいつも『壁』を乗り越えさせてくれました」

 受験勉強も「好き」という気持ちで乗り越えていきます。

受験のためではない生涯にわたり役立つ英語教育

 梶本さんが母校の授業で一番好きだったのは「英語」です。

「中学や高校の英語を『勉強の教科』ととらえている人が多いように感じますが、麗澤の英語は違います。英語を使ってコミュニケーションを取る場面が多く、とても楽しい授業でした」 

 同校では、苦手意識を持たせずに「使うための英語」を学ぶことを重視しています。最初に英語に触れる授業では、教科書を使わず、ABCの音を学ぶことからスタートし、「話す」「聴く」に重点を置いたPhonics(フォニックス)メソッドが取り入れられています。

「英語に触れることが当たり前の毎日でしたが、当時は『これでは大学受験の役に立たないのではないか』と思うこともありました。でも、それは思い違いで……。英語への苦手意識がないことで、受験英語にも楽しく取り組むことができたのです」

 中3の時には、10年後の将来をイメージし、さまざまな体験をする同校の「自分(ゆめ)プロジェクト」の一環として、イギリス研修旅行に参加しています。

「夜に遠慮して『寒い』の一言が言えなかった私に、ホストマザーが『きちんと自分の言葉で主張をするのよ』と諭しながら、温かいスープを用意してくれました。とても思い出に残っています」

高2の秋には、日本管楽合奏コンテスト全国大会に出場しました。高2の秋には、日本管楽合奏コンテスト全国大会に出場しました。
大学ではバドミントン部に所属し、充実したキャンパスライフを送っています(前列右から3番目)。大学ではバドミントン部に所属し、充実したキャンパスライフを送っています(前列右から3番目)。
世界を広げてくださった先生励まし合った親友に感謝

 梶本さんは「ホストマザーとの出会いもそうですが、母校を通じて、たくさんの良い出会いに恵まれました」と振り返ります。

「先生方は皆、私たちの努力にいつもしっかりと応えてくださいました。問題を解いて提出すると、自分では気がつくことができなかった切り口で解答を教えてくださるなど、新しい知識をフィードバックしてくれます。だからこそもっと先生の話が聞きたくなって、課題がはかどりました」

 個別指導を受けるために、休み時間も先生のもとに足を運んだ梶本さんでしたが、最後になって数学が伸び悩んでしまったと言います。

「そんな時に、先生が30年分の過去問を用意してくださって。1年分解くのに2時間もかかるのに、『明日までに4年分やってくること』と言われた日もありました(笑)。
 このおかげで、二次試験では数学の得点率が一番高いという結果が出ました。先生は『やればできる。最後まで伸びる』と励ましてくださいました。合格した今も、その言葉は大切にしています。同じ筑波大学を志望する親友にも出会い、励まし合えたことも力になりました」

 梶本さんは、同校での6年間を通じて「医師として活躍する」という夢に加え「世界で活躍する」という新しい夢も思い描くようになりました。

「まだ学び始めたばかりなので、これから考えは変わってしまうかもしれません。でも世界で働くにせよ、国内で働くにせよ、自分の国への誇りを持つことは、大切だと思っています」

 同校の「歴史」の授業は、『古事記』をていねいに紐解くことから始まります。これらの学習から「自国の文化を大切にし、誇りに思う心が養われた」と教えてくれました。

 グローバルな視野と、日本への深い理解を持ち、医学の道を進み始めた梶本さん。「報恩を実現する」という同校の教育理念を心に刻み、指導していただいた先生や支えてくれた友人に心から感謝をして日々を過ごしています。

恩師からの応援メッセージ
自身の「実」になる苦労をこれからもできると思っています

 知的探究心が強く、学ぶ楽しさをよく知っていた梶本さんは、新たな知識と出会い、その深層に触れることに深い感動を持つ生徒でした。理解力や集中力は中学入学時から優れていましたが、他者から素直に学ぶ姿勢や、素直に感動できる心がありました。「受験は団体戦」と言います。本番に近づくほどますます集中し、最後まで全力で取り組む梶本さんの姿勢がクラスに良い影響をもたらしてくれていました。

 私は、クラスでいつも「甲斐のある苦労をしてください」と伝えています。環境を言い訳にせず、目標を持って自ら動くこと。これから先はこのような力が将来を決めていくからです。「喜んで人のためになることを行ってください」というメッセージも送りました。梶本さんは、卒業後も母校のためによく足を運んでくれて、医学部を志望する後輩の相談に乗ってくれています。難関国立大志望のTK理系コースを卒業した1つ上の先輩も、後輩のためによく心を配ってくれていました。その伝統をしっかりと引き継いで、受けた恩をしっかりと次に返してくれているのです。(高2、高3時のクラス担任/松浦弘枝先生)

(この記事は『私立中高進学通信2018年1月号』に掲載しました。)

麗澤中学校  

〒277-8686 千葉県柏市光ヶ丘2-1-1
TEL:04-7173-3700

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