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私立中高進学通信

2018年1月号

目標にLock On!! 私の成長Story

目黒星美学園中学校

アットホームな校風が合った学校生活
将来は看護師として誰かを支える人に

慶應義塾大学 看護医療学部 看護学科 1年

慶應義塾大学 看護医療学部 看護学科 1年
OG原田理香子さん

少人数でアットホーム同級生みんなが仲良し

 現在、慶應義塾大学で看護について学ぶ原田理香子さん。母校である目黒星美学園の好きなところについて聞くと「アットホームな校風」とすぐに返ってきました。

「1学年が80人程度と少人数なので、すごく居心地が良く温かい雰囲気が魅力です。高校では3年間クラス委員を務め、クラスメートは誰とでも仲良く楽しく過ごせるようにということを考えて、一人になる子がいないように声をかけたりしていました。卒業前に友達から『理香子がクラス委員で良かった』と言ってもらえてうれしかったです」

 3歳から始めたクラシックバレエを続けながら、クラス委員だけでなく、部活動の家庭部では部長を務めるなど、リーダーシップを発揮しながら学校生活を過ごした原田さん。同級生はどんな行事にも一生懸命に取り組む生徒ばかりだったと語ります。

「高3の体育祭は高校生活の最後ということもあり、全員で走るクラス対抗リレーがすごく盛り上がりました。みんな受験で忙しい中、朝や昼休みに集まって練習したのが良い思い出です」

 同級生とは現在も交流があり、卒業後の原田さんの誕生日にはみんなで集まってお祝いしたそう。

被災地ボランティア研修で看護師になりたいと決意

 学校生活もバレエも充実していた原田さんが、看護師になろうと決めたのは中3のとき。学校が希望者を募った東日本大震災のボランティア活動に参加したことがきっかけです。

「ボランティアといってもまだ中学生だったので非力で、最初は現地の宮城県の実情を知るのが精いっぱいという感じでした。それから半年に1度のペースで同じ場所を訪問し回数を重ねるうちに、現地の方が名前を覚えてくださり、マスコットを作ってプレゼントしていただけるなど、交流できたことがうれしくて。こんなふうに人の心の支えとなる職業に就きたいと思いました。そして看護師だったら精神面だけでなく身体的にもサポートできそうだと思ったのです」

 実は原田さんの家族は養護老人ホームを運営していて、母親も介護福祉士。なので医療は身近な存在です。しかし、そういった環境に甘んじることなく、自分の目でしっかりと被災地を見て進路を決めました。ただ、大学を慶應義塾に絞ったのは高3の6月と、早いほうではなかったそうです。

「慶應の看護医療学部はレベルが桁違いに高かったので、決めてからは必死でした。私は要領があまり良くはないタイプで、長年続けてきたバレエや定期テストの勉強方法からも、人の倍は努力しないといけないということはわかっていました。だから朝は5時半に起きて家で勉強をし、学校でもすき間時間を使って勉強。さらに放課後の塾が終わってからも勉強してから帰宅するなど、とにかく一日中机に向かっていました」

志望校の試験はマークシート式ではなく記述式が中心。一次試験で生物と英語を受け、二次試験では小論文と面接がありました。

「小論文のテーマも医療系に限らず広範囲から出題されるので、他学部の過去問題のテーマを調べ、関連した本を読むなどして、情報を吸収しました。私は生物が苦手だったのですが、担当の田中先生にたくさん質問して個別指導してもらい、今では得意と言えるくらいになりました」

 猛勉強のかいあって、一次試験の生物は「満点の手ごたえがあった!」という原田さん。一次試験が通れば二次試験も通る自信があったという言葉通り、志望校に合格しました。

「小学校から目黒星美で過ごしてきた」と思い出を語る原田さん。「小学校から目黒星美で過ごしてきた」と思い出を語る原田さん。
被災地ボランティア研修で被災地を訪れた様子。原田さんは写真奥の左から2番目。被災地ボランティア研修で被災地を訪れた様子。原田さんは写真奥の左から2番目。
納得できるまでやることが自信につながる

厳しい受験勉強を乗り切った原田さんから後輩へのアドバイスは「納得できるまでやりきること」。

「直前に不安になった時に『今まであれだけやったのだから大丈夫』と思えるためには、自分が納得できるまでやりきるしかないです。そして時には息抜きとして、友達や信頼できる先生と話をする時間も大事にしてほしいですね」

 現在大学では、チアリーディング部に所属している原田さん。サッカー部のマネージャーも兼任していて、さまざまな学部の学生と触れ合えるのが楽しいそうです。

「今まで少人数の女子校で育ってきたので、他学部との交流はとても新鮮です。薬学部や医学部の学生と話していると、看護医療学部とは医療に対する考え方が違ったりするので、刺激を受けます」

 将来は、まず慶應義塾大学病院で働いて看護の基礎をしっかり身につけたうえで、また災害の現場などに行きボランティア活動をしたいと抱負を語ります。

「多方面からサポートできるような大人になりたい。人の役に立ち、支えとなりたいです!」

恩師からの応援メッセージ
出した課題に関しては100%の仕上げ
細かいところによく気がつく気配り上手
受験科目として重要だった生物を指導してくれた、
理科科生物担当の田中赳裕先生と生物室前にて。受験科目として重要だった生物を指導してくれた、理科科生物担当の田中赳裕先生と生物室前にて。

 合格した慶應義塾大学の看護医療学部は、入試がマークシートではなく記述中心。しかも教科書に載っていない問題も多いので、独自の対策が必要でした。特に生物は一次試験での重要な科目だったので、原田さんは生物室にも職員室にもよく質問に来ていました。こちらが出した課題に関しては、ほぼ100%に仕上げてくるので教えがいがありました。クラス委員の活動も見ていたのですが、教師が言ったことをきちんとやるのはもちろん、プラスアルファで気づいたところを返してきてくれて、クラスメートや後輩からも信頼が厚い生徒でした。今後のことも特に心配はしていませんが、日本の中でも最高峰に近い看護が学べる環境なので、その意義を考えて活躍してほしいです。(田中先生)

(この記事は『私立中高進学通信2018年1月号』に掲載しました。)

目黒星美学園中学校  

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