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私立中高進学通信

2018年1月号

生徒の未来対応型学校へバージョンアップ

駒込中学校

『国際先進』と『本科』
2018年度より新たな2コース制がスタート

『国際教養コース』フランス語の授業の様子。英語を使ってフランス語を学びます。英語の知識や語彙をうまく活かすことで、フランス語をスムーズに学べます。

『国際教養コース』フランス語の授業の様子。英語を使ってフランス語を学びます。
英語の知識や語彙をうまく活かすことで、フランス語をスムーズに学べます。

『一隅を照らす』人材の育成に向けて改革が進む
校長の河合孝允先生校長の河合孝允先生

 同校は江戸時代の天台宗の学校「勧学講院」を前身とし、大正時代に普通課程の教育を行う中学校となりました。一人ひとりがかけがえのない尊い存在であることを認め合い、向上心を持って生きる人間を育てる『一隅を照らす』を教育方針としています。

 2016年度に高校の『国際教養コース』、2017年度に『理系先進コース』をスタートさせたのに続き、2018年度に中学のコースを整備。『国際先進コース』と『本科コース(※AGSコース)』の新たな2つのコース制が始まります。『国際先進コース』は、同校の高校の『国際教養コース』と『理系先進コース』に接続を想定したコースで、『本科コース』は、これまで同校が行ってきた『スーパーアドバンス』と『アドバンス』の2コースをまとめたものです。

 新コースを設立した目的は、知識中心の教育から、思考力中心の教育へと転換を図るためです。

「人工知能(AI)が発達し、より専門性の高い知識や情報を持つ者が社会をリードする時代が到来します。そのときに対応できる人間は現状の教育システムでは育たないのです」

 と校長の河合孝允先生は力強く話してくれました。

※AGS=アカデミック・グローバル・スタディ

それぞれの目標をめざす2つの新コース

 来年度から始まる2つの新しいコース。そこではどのような学びが待っているのでしょう。

「『国際先進コース』は、将来、海外大学への進学を希望する受験生や、理系の教科を深めて専門性の高い勉強をしたい受験生の入学を期待しています」

 同コースは高校の『理系先進コース』『国際教養コース』のいずれかに接続します。『理系先進』では理系リーダーの育成を念頭に、最先端の理系教育「STEM教育」を実施、『国際教養』は第二外国語として全員がフランス語を英語で学ぶなど、高度な学びが用意されています。そのための土台づくりを中学3年間で行っていくことが目的です。

 中学段階では文理の区分けをなるべく取り払い、教養を深め、基礎学力を身につける授業を行います。英語力を伸ばし、グローバルな教養を身につけるために、英語以外の教科を英語で学ぶ「イマージョン」方式の導入も予定しています。また、このコースで英語に特に秀でた生徒には、『スーパーイングリッシュコース』として、中1で中2の内容まで終える特別指導も計画されています。

「『本科コース』は、ICTを駆使したアクティブラーニングを通して主体的に思考し行動できる生徒を育てます」

 電子黒板やプロジェクター、1人1台のタブレット端末を用いて情報を共有し、協働的な学習を進めていきます。2020年以降の大学入試改革に対応できるようにコンピュータを利用した試験方式にも慣れていく予定です。

「いずれのコースも、新しい時代に対応するアカデミックで柔軟な思考力・判断力・表現力・主体性を持った人材育成に向けて、中高一貫校の強みを活かした教育にさらに力を入れていきます」

ココがポイント高校の新コースに接続する中学の学び
段階的に学びを伸ばす3ステージ

 昨年度からスタートした高校の新コース制に合わせて、中学のコースも改編。『国際先進コース』と『本科コース』の2コース制になります。高校へ進んだ後は、『国際先進コース』は高1から『国際教養コース』と『理系先進コース』に分かれます。『本科コース』(AGSコース)は高2で文系・理系の進路別コースを選択します。

 2018年度入試では、『国際先進コース』『本科コース』ともに、適性検査型入試も実施します。「適性検査2科目」では思考表現・数的処理、「適性検査3科目」では英語、思考表現、数的処理と科目を選べるようになっているのも大きな特徴です。

6カ年を3ステージに分割した体系的段階プログラム

6カ年を3ステージに分割した体系的段階プログラム

ココがポイント第1回〜第4回すべての入試で2つのコースの受験が可能
英・国・算3科入試も可能

 来年度から始まる2つの新コースですが、入試に関しては、1日の第1回から2月4日の第4回まで、各回で『国際先進コース』『本科コース』の募集があります。第1回~3回には英語入試が設けられていて、第2回の適性検査型入試の受験でも「思考表現」「数的処理」に「英語」を加えた受験が可能です。英語問題の難易度は英検4級程度のレベルを想定。リスニング問題も含まれます。英検資格がすでにある場合は、当日の英語得点に加点されます。また、『国際先進コース』の全員と『本科コース』の上位合格者は特別奨学生の対象となります。

2018年度入試 入試要項抜粋

区分 第1回 第2回 第3回 第4回
試験日 2月1日(木) 2月2日(金) 2月4日(日)
集合時間 8:15 13:45 8:15 8:15
募集コース 国際先進コース(スーパーイングリッシュコース含む)
本科コース(AGSコース:アカデミック・グローバルスタディ)
募集人員 国際先進:10名
本科:30名
国際先進:10名
本科:30名
国際先進:10名
本科:15名
国際先進:5名
本科:10名
受験科目 2科:国/算
3科:英/国/算
4科:国/算/理/社
2科:適性検査
(思考表現/数的処理)
3科:適性検査
(英語/思考表現/数的処理)
3科:英/国/算
4科:国/算/理/社
2科:国/算
3科:英/国/算
4科:国/算/理/社
2科:国/算
4科:国/算/理/社
ココがポイント『国際先進コース』の先にある『理系先進コース』『国際教養コース』
次世代育成のための教育を展開
埼玉大学STEM教育研究センターが開発したオリジナルキット「STEM Du」を用いたロボット制作の様子。STEM教育の一環としてプログラミングの学習もします。埼玉大学STEM教育研究センターが開発したオリジナルキット「STEM Du」を用いたロボット制作の様子。STEM教育の一環としてプログラミングの学習もします。

 同校は理系教育で注目されている新しい教育「STEM教育」に注目、いち早くこれを取り入れています。STEM教育※とは、アメリカやシンガポールが導入している教育政策で、科学技術教育と理数教育に分けず、STEM教育として体系化し、一体化した教育を行うことを指します。

 高校の『理系先進コース』では、STEM教育の先駆けである埼玉大学から講師を招いて、特別講義をスタートさせています。基礎的Sなプログラミングを学んだり、データ分析した結果をプレゼンテーションしたりと、いわゆる大学のゼミ研究の形式で、年間を通して学んでいます。

『国際教養先進コース』では、英語でものを考えるための土台として、オールイングリッシュの英語の授業を実施。英語で世界の時事問題や文化について討論する「異文化理解」の授業を設けるなど、グローバルで実践的な学びを展開しています。第二外国語として習得するフランス語の授業は、すべて、英語とフランス語のみで行うなど、ほかでは学べない高度な学びが特長です。

※STEM教育:Science:科学、Technology:技術、Engineering:工学、Math:数学の頭文字をとったもの。

(この記事は『私立中高進学通信2018年1月号』に掲載しました。)

駒込中学校  

〒113-0022 東京都文京区千駄木5-6-25
TEL:03-3828-4141

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