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私立中高進学通信

2018年1月号

中学入試のポイント

文化学園大学杉並中学校

英・算の特別入試を導入
共学化で新時代へ

2018年度からの共学化に向け、多彩な入試システムを整えた同校。大きな改革の柱は、英語と数学の特別入試が始まることです。その狙いと内容をうかがいました。
「好き」な気持ちがあれば必ず伸びる

 2018年度からの共学化に大きな期待が高まる同校。大学入試改革に対応する思考力や判断力、表現力を鍛える『i(アイ)-プロジェクト』をスタートさせるなど、男女が協働して『新・学力』を培う環境を整えています。共学化という大きな変化に伴って、入試システムも改革。新しく始まる『英語特別入試』と『算数特別入試』に注目が集まっています。

 同校は日本とカナダ両国の卒業資格が得られる『ダブルディプロマコース』を高校に設置するなど、ハイレベルな英語教育で知られます。一方で、これまで英語に特化した入試がなかったことから、受験生のニーズに応える形で『英語特別入試』を導入することとなりました。

「『帰国生入試』はこれまでも、行っていましたが、国内の小学校出身で、習い事などで英語に親しんできた受験生にも英語入試に挑戦してもらいたいと考え、『英語特別入試』を始めました」

 と入試広報部長の齋藤圭介先生は話します。出題レベルは英検4級程度を想定し、リーディングやスピーキングのテストも行われますが、基礎的なレベルの出題が主で、英語を好きな生徒が受験しやすい内容になっています。

 同様に『算数特別入試』でも、難解な問題を出題せず、1次試験は計算問題50問を50分間で解く内容を予定しています。

「夢中になって問題を解き続けるような、本当に算数が好きな受験生のための試験にしています。1時間近く、どれだけ夢中になって計算問題に取り組めるかを確認します。あまり難しい問題ではないので、次々と解けると思います」

 続く2次試験は記述式で、どのようにして答えを導いたのか、わかりやすく説明できるかどうかを問う内容です。簡単な問題であっても、きちんと自分の言葉でていねいに、解き方を解説できているかどうかがポイントになるそうです。

 1科目に特化した入試であってもハードルを高くせず、基礎的な問題を出題する理由について齋藤先生は話します。

「難しい問題を解く力は、入学後にしっかり指導します。何より、好きな気持ちがあれば必ず伸びるので、入り口の部分での学力の高さはそれほど求めていません」

主体的な学びが新テストへの強みに

 近年、同校では文化祭などの学校行事を、生徒が主体的に運営する形に変えました。その結果、学校全体に活気が出てきたと齋藤先生は言います。

「来春からの新しい制服も、制服検討委員会を中心とする生徒たちのアイデアから生まれたものですし、校則も生徒たちが改良を進めています。生徒の声に耳を傾ける雰囲気が学校全体にあり、生徒は主体的かつ積極的に学校生活を楽しんでいます」

 共学化によって、今後は男女がお互いに刺激し合い、さらなる活気が生まれていくことでしょう。実際、中学の入試説明会では男子生徒やその保護者の参加が4割を占めているそうで、注目の高さをうかがわせます。

「入試の選択肢をいろいろ用意していますので、実力を発揮できる機会を、受験生自らに選んでいただきたいです」

 高校での『ダブルディプロマコース』が好評であることを受け、2018年度からは中1全員が共通のカリキュラムを学んだあと、中2からは生徒各自の希望で『ダブルディプロマ準備コース』と『中高一貫コース』のいずれかを選ぶ新しいコース制度もスタートします。

「今年の高3が『ダブルディプロマコース』の1期生ですが、過半数を超える生徒がICUや早稲田大学国際教養学部など難関大学への進学を決めました。同コースの世界基準の学びは、大学入試の“新テストに強い”ことが実証できたのではないでしょうか」

 どちらのコースも同一の学費で受講でき、高校進学時に再度、コースを選び直すこともできます。中学から『ダブルディプロマ』への準備が行えることにも、注目が高まっています。

(この記事は『私立中高進学通信2018年1月号』に掲載しました。)

文化学園大学杉並中学校  

〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南3-48-16
TEL:03-3392-6636

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