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私立中高進学通信

2018年1月号

私たち、僕たちが大好きな先生

桜丘中学校

少林寺拳法も体育祭も“頭で勝つ”。
考え、話し合うことの大切さを生徒に教えたい

保健体育科 少林寺拳法部顧問 眞鍋 健治先生

保健体育科 少林寺拳法部顧問
眞鍋 健治(まなべ けんじ)先生

日本体育大学体育学部体育学科卒業。大学では少林寺拳法部に所属し、全日本学生大会で優勝した経験を持つ。2007年に同校に保健体育科の教員として着任。少林寺拳法部の顧問に就任し、9年連続で全国大会へと導いている。現在は中学2年生の担任。

保健体育科教員・少林寺拳法部顧問・中学2年生の担任とフルで活躍する眞鍋先生。少林寺拳法部を9年連続で全国大会へと導き、合唱コンクールではクラスで金賞を獲得する、その熱い指導内容に迫ります。

リーダーシップのとれる人間を育てたい

ーー 教員をめざしたきっかけを教えてください。

 大学4年のときに、先輩の誘いで、少林寺拳法部のコーチとして本校に来たのがきっかけです。部活指導の楽しさを知り、当時の保健体育科の主任の先生から非常勤講師を勧められ、すでに一般企業への就職が決まっていたのですが、教員への道を歩み出すことになります。

ーー 少林寺拳法との出会いは?

 中学では空手部に、高校では柔道部に在籍し、大学入学後は打撃系の格闘技をやりたいと思っていました。それで少林寺拳法部を見学して、その日に即入部しました。中高での武道体験をベースにしながら、先輩方の厳しい指導の成果もあり、大学2年のときに全日本学生大会で優勝することができました。

ーー 少林寺拳法部は全国大会9年連続出場だそうですね。

 私自身、大学から少林寺拳法を始めて、2年生の終わりに優勝できたので、2年間で仕上げるノウハウを持っているつもりです。ですから、自分が練習してきたことを同じように指導しています。でも、本校は、校庭や体育館など、練習できる場所が限られていて確保することがなかなか難しいというのが実情です。ですから、与えられた場所と時間の中で、いかに効率良く練習するかが勝つための秘訣です。そのために、体育館が使えるときは、ローテーションを工夫して、集中して練習。場所がないときは、廊下でも突きや蹴りの練習をします。どうしたら効率よく練習できるか、生徒たちにとにかく頭を使って考えさせるようにしています。

ーー 少林寺拳法を通して生徒たちに教えたいことは?

 リーダーシップをとれる人になってほしいです。少林寺拳法では、部長やキャプテンが部活を仕切るのではなく、「主座」が練習の指揮をとります。主座はローテーションで回ってくるので、主座になったらその日の練習メニューを決め、指導者に確認をとり、部員の前で指揮をとります。そういった行動で、自然にリーダーシップを身につけることができるようになります。それと、挨拶や礼儀を重んじることを、私自身が少林寺拳法を通して徹底的に叩き込まれました。社会に出たときに通用する人になるためには、これらのことがとても大事だと思っています。

半袖短パンで一緒に走るいつでも生徒の見本に

ーー 保健体育科の授業ではどんなことを心がけていますか?

 生徒に指導するときは、必ず自分が見本になるということです。例えば、持久走のとき生徒は半袖短パンなのに、教員はものすごい厚着でネックウォーマーをしていたり……。それは嫌なので、ポリシーとして生徒とまったく同じ格好をしています。それでもし、「先生は走らなくてずるい」と言われたら、迷わず一緒に走ります。

ーー 先生のやる気が生徒にも伝わりそうです。体育祭など行事も多いそうですが?

 体育祭は、中高合同で行います。中学生と高校生がなかなか同じ時間に練習できないので、「話し合い(作戦)」にいちばん力を入れています。例えば、綱引きでは、まず高校生に「リンゲルマン効果」という綱引きの理論を教えます。1対1で引いたときの力を100%とすると、3対3では85%、8人を超えると48%まで低下する。つまり、集団になるほどサボりやすくなるから、全力でやることが大事だということです。これを理解した高校生が、こんどは中学生に伝えます。全日本綱引き選手権などの動画を見せながら、話し合いをさせます。部活指導と同じように、頭で勝つということを徹底的に教えています。

日記のやりとりで生徒との距離が近づく

ーー 担任の先生としての取り組みについて教えてください。

 現在、中2のクラス担任をしています。生徒とのコミュニケーションツールとして「家庭学習帳」が役に立っています。宿題以外に毎日3ページ、自主的に学習するのですが、日記も書くように指導しています。不安に思っていることが書いてあれば、すぐに面談。中には、「疲れた。眠い」だけの日記もあります。こういう生徒は、共通して国語の成績が低いので、「どうして眠いの? 理由を教えて」とコメントして、少しでも文章力を鍛えるように指導しています。2020年の教育改革では、自分で考えて表現する力も求められますから、教科の枠を超えて、担任として生徒の力を伸ばしていければと思っています。

ーー 全校の合唱コンクールではクラスを賞に導いたそうですね。

 昨年は中1の担任で銀賞を、一昨年は中3の担任で金賞を取りました。歌の指導はできませんが、服装、姿勢、動きに関しては徹底的に指導しました。袖口からはセーターではなく、ワイシャツの白を見せる。壇上にピシッと立つ。歌っているときに動かないなど当たり前のことのようですが、なかなか難しいです。枠だけはがっちり作って、その枠の中でどうするかは、合唱コンクール委員を中心に生徒の自主性に任せました。

ーー 保健体育の教員が担任であることのメリットは?

 熱いことです(笑)。やるからには絶対負けたくない。合唱コンクールでも、そんな思いが生徒に届いたのかもしれません。勝利至上主義に走らない程度に、当然負けたときのフォローも考えつつ、さまざまな面で生徒の力を引き上げていければと思っています。

文化祭での少林寺拳法部の演武発表。迫力あるパフォーマンスを披露しました。文化祭での少林寺拳法部の演武発表。迫力あるパフォーマンスを披露しました。
「自分のクラスでは厳しく指導しているつもりですが、少し気を抜くと生徒たちはすぐにワイワイ騒ぎます(笑)」「自分のクラスでは厳しく指導しているつもりですが、少し気を抜くと生徒たちはすぐにワイワイ騒ぎます(笑)」

合唱コンクールの課題曲「HEIWAの鐘」を自分なりに解釈した生徒に、眞鍋先生は、ホームルームでの発表を提案。
「眠い」のひと言にも、その何倍ものコメントを返す熱心な先生です。

(この記事は『私立中高進学通信2018年1月号』に掲載しました。)

桜丘中学校  

〒114-8554 東京都北区滝野川1-51-12
TEL:03-3910-6161

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