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私立中高進学通信

2018年特別号

未来を切り拓くグローバル教育

横須賀学院中学校

体験型のプログラムで世界へと視野を広げる

英語を学ぶモチベーションを高める
ニュージーランドにターム留学した北嶋里奈子さん(高1)が、夏休みにシドニーでホームステイした時の一コマ。オーストラリアもニュージーランドも、自由な雰囲気のなか、思い切り学校生活を楽しみました。

ニュージーランドにターム留学した北嶋里奈子さん(高1)が、
夏休みにシドニーでホームステイした時の一コマ。
オーストラリアもニュージーランドも、自由な雰囲気のなか、思い切り学校生活を楽しみました。

短期や国内でのグローバルプログラムも充実

 青山学院横浜分校を受け継ぎ、1950年に誕生した同校。キリスト教の精神に基づき、グローバルな視点を持った、社会に貢献できる人材を育成するため、異文化理解や他者との協働が体験できる、多彩な「グローバル教育プログラム」を実施しています。

 同校のプログラムの特徴は、中学から参加できる、国内でのプログラムが充実している点にあります。中1全員参加の『Spring English Days』は、さまざまな国からきたネイティブの先生とともに、学内でオールイングリッシュの2日間を過ごします。夏休みと冬休みには、希望制の、より発展した内容の国内語学研修プログラムも用意しています。また、近隣のインターナショナルスクールと提携して、外国人の子どもたちと一緒にボランティアに参加するプログラムや、世界20カ国の学生と語り合う『アジア学院Work Camp』など、ユニークな取り組みもあります。中3~高2では、欧米などの大学生や大学院生と英語で討論を行う『Empowerment』も導入しました。

グローバルな環境での体験に大いに刺激を受ける生徒たち

 海外でのプログラムも多彩です。オーストラリアでの海外語学研修やホームステイ、オーストラリア・北米を中心とした交換留学プログラム。2018年からは、中3の希望者を対象にしたターム留学が新たにスタートしました。

 ターム留学は、高校受験のない一貫生の気が緩みがちな中3の3学期をすべて活用して、ニュージーランドの現地校に留学します。ニュージーランドでは新学期が1月で始まり3月で終わるので、その期間に英語圏の生活を存分に堪能し、帰国後は留年することなく新学年へと進級できます。

 こうした『グローバル教育プログラム』発展の背景には、生徒や保護者の声がありました。

「本校では10年ほどイギリスでの語学研修プログラムを実施していましたが、『部活動の大事な時期で参加できない』などの生徒の声を耳にするようになりました。そこで、ニーズに合ったプログラムを選択できるように、国内での語学研修や、希望制の海外プログラムの数を増やしていきました。
 プログラムを通して、生徒たちは実践的に英語を学びながら、異文化理解を深め、世界へと視野を広げていきます。英語が苦手で授業でも消極的だった生徒が、体験後に『英語をもっと勉強したい』『世界のことをもっと知りたい』と勉強への意欲を燃やすようになるケースも少なくありません」

 と国際交流推進委員の小出啓介先生は話します。

 青山学院大学とのパイプがより太くなり、指定校推薦枠も大幅に増えた同校。グローバルな視点を育む6年間は、生徒たちの将来を大きく飛躍させる翼となることでしょう。

Interview
ターム留学参加者に聞きました
教えて!短期留学の魅力

 この春にニュージーランドのターム留学から帰国したばかりの北嶋里奈子さん(高1)と藤池凜音さん(高1)に、現地での体験を聞きました。

――なぜターム留学を希望したのですか

北嶋里奈子さん(高1)北嶋里奈子さん(高1)

北嶋さん
 中2の頃から英語に興味を持つようになり、中3の夏にオーストラリアの2週間ホームステイに参加しました。とても楽しくて英語にも自信がついたので、今度はもっと長い期間を過ごしてみたくなり、参加することを決めました。

藤池さん
 インターナショナル幼稚園の出身なので、本校入学前から英語は好きでした。「3カ月の留学は長くて大変かな?」と思っていましたが、あっという間でとても楽しい3カ月でした。

――戸惑ったこと、驚いたことはありますか

藤池凜音さん(高1)藤池凜音さん(高1)

北嶋さん
 ニュージーランドの人が話す英語は、オーストラリアとは発音が違って、最初はちょっと聞きとりにくかったです。

藤池さん
 勉強方法の違いにびっくりしました。数学の問題はすべて電卓を使って計算していましたし、生徒一人ひとりがタブレットを所有していて、授業で解く問題もタブレットのテキストから個人個人が自由に選んで、進めていました。とても自由で驚きました。

北嶋さん
 ディスカッション形式の授業が多かったです。社会の授業ではグローバリゼーションについてメリット、デメリットを探すディスカッションがありました。同じ年代なのに、みんな社会的な問題に対して、それぞれ知識も自分の考えも持っていて、その関心の高さに驚きました。私もそうなりたいと刺激になりました。

ニュージーランドでの藤池さん。現地校の生徒ととても仲が良くなり、帰国後もSNSを通して交流が続いています。

ニュージーランドでの藤池さん。現地校の生徒ととても仲が良くなり、
帰国後もSNSを通して交流が続いています。

Action Report File001
多彩なグローバル教育プログラム
国内外で体験できる中身の濃い異文化交流
西湖畔で2泊3日、楽しく英語特訓Winter English Camp西湖畔で2泊3日、楽しく英語特訓Winter English Camp

 多彩な『グローバル教育プログラム』を用意する同校。中1の全員参加の英語研修『Spring English Days』は2日間、集中的にネイティブの講師と会話やゲームを楽しみ、英語でプレゼンテーションも行います。これを受け継ぐように、希望者を対象に、夏の英語研修『Summer English Days』や、冬には山梨県西湖での宿泊英語研修『Winter English Camp』に参加することができます。近隣の葉山インターナショナルスクールと連携したボランティアプログラムも用意しています。

 また、今後の展開としてはハワイの研修施設を利用したプログラムや、フィリピンのセブ島での英語習得に特化したプログラム、タブレットを利用したオンライン英会話なども検討中です。

 世界の諸問題に触れ、異文化交流・理解の場として有意義なプログラムをこれからも次々に展開していきます。

先生から一言
グローバルスタンダードが何かを実体験
永野浩樹先生

 海外研修で現地校に入り、同年代の生徒さんと交流することで、多くのものが得られると思います。ICT教育など、世界ではどのような教育が行われているのかも体験できるでしょうし、文化やコミュニケーションの違いも学べます。

 ターム留学から帰国した生徒たちは、しきりに「ニュージーランドの学校は、いろいろなことが自由で驚いた」と話していました。何かを決める時、日本人はどうしても周りを見て“和”を考えて行動する癖があります。日本人の気遣いとしてすばらしい文化ではありますが、海外では「あなたはどうしたいの?」と聞かれることが多くなります。「YES」「NO」を答えるだけでなく、「Because」と自分の意見を言える力が必要です。ホームステイ先に着いたとき、「何か飲む? 飲むなら何?」と聞かれることも、自分になげかけられた小さな問いです。

 語学の習得も大切ですが、自分の意見を持つという国際社会への第一歩を体験として学べる良さが、海外プログラムにはあります。(国際交流推進委員・国語科/小出啓介先生)

(この記事は2018年8月に掲載しました。)

横須賀学院中学校  

〒238-8511 神奈川県横須賀市稲岡町82
TEL:046-822-3218

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