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私立中高進学通信

2018年特別号

未来を切り拓くグローバル教育

山手学院中学校

世界で信頼される人間を育成する

半世紀の歴史を持つグローバル教育
クオン・セファン先生が担当する、高2の「English Skills」の授業。英語で聞いて英語で答えるやりとりがテンポよく行われています。

クオン・セファン先生が担当する、高2の「English Skills」の授業。
英語で聞いて英語で答えるやりとりがテンポよく行われています。

創立時からあふれるグローバル教育への思い
大澤一郎校長先生大澤一郎校長先生

『「未来への夢をはぐくみ、その夢の実現をたくましくになっていく人」、すなわち「世界を舞台に活躍でき、世界に信頼される人間」を育成する』を建学の精神として、1966年に開校した同校。創立者の松信幹男先生と、実の姉、江守節子先生は第二次世界大戦という厳しい時代を経て、次世代の人材育成のために力を合わせて学校を立ち上げました。

「南方に従軍していた幹男先生は、日本に帰る船上で眺めた南十字星のまたたきが、命を失った仲間が将来の日本の子どもたちの未来を心配しているように感じたそうです。
 姉の節子先生は女学校を 『主席で卒業したら留学を認める』という両親から出された条件をみごとに果たして、17歳で単身アメリカに渡りました。血のにじむような努力で懸命に学び、5年間の留学生活を終え、帰国を果たしたのです」(大澤一郎校長先生)

 こうした思いで創立された同校は、当初からグローバル教育に強い信念を持っていました。アメリカ研修旅行を1969年とかなり早い段階から開始しています。同校の1期生でもある大澤校長先生も、もちろん参加しました。節子先生の教え子という縁で、当時、人口約3000人の小さな町であったワシントン州デイトン市の学校で、4クラスの生徒を研修で受け入れてくれたそうです。

国際人に求められる真の教養

 創立者の熱い思いを原点とする国際教育は、そのスケールを少しずつ広げていきました。現在は高校生が全員参加する北米研修プログラム、中3全員が参加するオーストラリア・ホームステイ、国連世界高校生会議への生徒派遣、カナダへの交換留学、シンガポールのイマージョンプログラム(中3・高1)、ニュージーランド中期留学(中3)など、世界に直接飛び込んでいけるチャンスを数多く用意しています。

 多彩なプログラムを通して学んでほしいこととして、大澤校長先生は「相手への尊重」を挙げます。

「世界中、どんなところにも人の生活があり、皆、工夫を凝らして環境に合わせた生活を送っています。その意味において人生の価値は等質です。
 本校の生徒には日本人としての誇り、山手生としての誇りを持てと常々言っています。そのよりどころとなる自国の文化に敬意を払うのと同様に、世界のどこへ行っても、相手の人生、生活、文化に最大限の敬意を払うべきです。それこそが国際人の素養なのです」

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国際色豊かな先生方が英語力UPを後押し
高い授業スキルを誇るネイティブの先生による授業

 グローバル社会ではさまざまな国の人が協力し、英語をツールとしながらプロジェクトや仕事に携わるのが当たり前になります。同校の英語の授業を担当するネイティブの先生は、日本語で英文法の解説ができる高い授業スキルを持ち、日本語も堪能な方ばかり。だから楽しく、そして確実に運用力の高い英語を身につけることができるのです。

  1. デブロン・フォスター先生が教える中2のEnglishの授業。疑問文を臨機応変に作る会話レッスンを行っています。「来年のオーストラリア・ホームステイでは自分からどんどん質問したほうがいいよ」とアドバイスを送ります。

    デブロン・フォスター先生が教える中2のEnglishの授業。疑問文を臨機応変に作る会話レッスンを行っています。「来年のオーストラリア・ホームステイでは自分からどんどん質問したほうがいいよ」とアドバイスを送ります。

  2. 「私は誰でしょう? クイズ」を英語で行います。答えが「ゾウ」となる問題を、「Is it an animal ?」などと質問しながら当てていきます。

    「私は誰でしょう? クイズ」を英語で行います。答えが「ゾウ」となる問題を、「Is it an animal ?」などと質問しながら当てていきます。

  3. 高2の『English Skills』の授業は、クオン・セファン先生が担当しています。英語の総合的な運用力を高めるために設けられた学校独自の科目です。

    高2の『English Skills』の授業は、クオン・セファン先生が担当しています。英語の総合的な運用力を高めるために設けられた学校独自の科目です。

  4. 高2の授業では、これからの大学入試を見据えて、英語でのディスカッションや英語の音声を聞いて書き取る「ディクテーション」などを積極的に取り入れています。

    高2の授業では、これからの大学入試を見据えて、英語でのディスカッションや英語の音声を聞いて書き取る「ディクテーション」などを積極的に取り入れています。

Action Report File002
交換留学で生活に根付いた触れ合い
リターン・ビジットで家族ぐるみの国際交流
リターン・ビジットで再会を果たす喜びリターン・ビジットで再会を果たす喜び

 同校の国際交流プログラムは、学校で学んだ英語を使って海外で「生活できる力」を身につけることを重視しており、そのほとんどがホームステイ中心です。

 約16日間の日程でカナダ、アメリカの都市を訪れる北米研修プログラムは、高2の4月に2人1組のホームステイを実施します。ホームステイ先では、ホストシスター・ブラザーと一緒に現地の学校に通ったり、遠足に出かけたり、家族の一員として生活します。

 帰国したその年の7月には、お世話になったホストファミリーの生徒を日本に迎える「リターン・ビジット」があります。同校生徒の家庭がホストファミリーとなり、アメリカやカナダの生徒を受け入れるのです。こうした家族ぐるみの国際交流は、ただ海外を訪れるのとは別の、特別なコミュニケーションを生み出します。

先生から一言
自校運営できめ細かな国際交流プログラム
永野浩樹先生

 多彩な国際交流プログラムは、同校の「国際交流部」が現地と直接、連絡調整を行って運営しています。これだけ多くのプログラムを自校で運営するのは珍しいことですが、自校運営だからこそ、研修内容や現地での過ごし方も生徒本位のきめ細やかな対応が可能です。

「生徒が海外に行く機会は、在校中に必ず2回以上あります。海外に出ると、思いや勢いだけで相手とコミュニケーションを図るのではなく、文法をしっかり理解した英語力が必要だと認識できるようになります。これをきっかけにして、生徒たちは、日々の英語の授業に熱心に取り組むようになっていきます」
(国際交流部部長/永野浩樹先生)

(この記事は2018年8月に掲載しました。)

山手学院中学校  

〒247-0013 神奈川県横浜市栄区上郷町460
TEL:045-891-2111

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