LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2018年特別号

未来を切り拓くグローバル教育

関東学院六浦中学校

世界の話題を英語で学び未来に通じる国際力を養う

幅広く世界へと視野を広げる
先生同士のコミュニケーションも活発です。黒畑勝男校長先生(写真右)も交えて、日々、熱いミーティングが持たれています。

先生同士のコミュニケーションも活発です。黒畑勝男校長先生(写真右)も交えて、
日々、熱いミーティングが持たれています。

未来の国際化社会に対応できる力を養う

 キリスト教の精神を教育理念に据える同校。隣人愛を説きつつ、校訓「人になれ 奉仕せよ」を掲げて、社会で活躍する人間の教育に心血を注いでいます。同校がグローバル教育に力を入れる根幹には、10年後には到来する少子高齢化による生産労働人口の減少での予想もできないような社会の変化が訪れるとの考えがあるのです。

「親世代が経験した“グローバル化”は、日本から外国を訪れることを想定していましたが、これは現代では当たり前です。今の中高生が将来、直面するのは、“日本国内におけるグローバル化”です。特にASEAN諸国からの留学生の相当数が日本で就職すると予想されます。彼らの70%は日本の大学卒で、専門的知識に加えて母国語、英語、日本語の語学の力を携えています。こうした人々と日本の学生は力を合わせて未来を築いていくことになるのです。

 英語が話せるだけでは通用しない時代が目前に来ています。あらゆる国の人々と働き、共に生きるための感性と主体的行動力を、若いうちから養う必要があるでしょう」(黒畑勝男校長先生)

英語で世界の話題や問題に取り組むCLILクリル

 生きるための英語教育として取り入れたのが『CLILクリル』(※1)です。CLILとは、教科横断型の内容を「英語」で学ぶ授業スタイルです。時事問題や歴史、文化、地理、植物など、幅広い分野の話題を盛り込んだテキスト『TIME ZONES』を活用することで、英語の文法を学びつつ、国際社会で必要な知識も同時に身につけることができます(※2)。

 中1では週6時間の英語の授業のうち、5時間は外国人教員と日本人教員によるチームティーチングでオールイングリッシュの授業を進め、残りの1時間は日本人教員による文法学習やサプリメント的授業を行っています。

 また、教員同士の連携を強化するため、外国人の教員をすべて常勤として雇用しています。この“連携力”が質の高い授業を実現しているのです。

「7名の外国人の先生方は、カナダ、アイルランド、オーストラリア、台湾など、出身国はバラバラです。中国語に興味を持つ生徒が、台湾出身の先生に英語で中国語を教えてもらうなど、生徒たちはグローバルな環境を自然に受け入れ、楽しみながら学習しています。英語を実践の場で使えるように、さまざまな海外研修プログラムも用意しています」

 こうした教育を背景に、近年は海外大学へ進学を希望する生徒も増えてきています。

「ハワイ大学のコミュニティーカレッジで2年間学習して準学士の資格を得て、関東学院大学へ編入するという道もできました。生徒には、さまざまな方法で未来への力を身につけてもらいたいです」

※1 CLIL…「内容と言語の統合型学習」と呼ばれる学習方法。Content and Language Integrated Learningの頭文字を取ったもの。英語で学びながら、学ぶ話題の中で使われる語彙や表現も習得する学び方。

※2 『TIME ZONES』にはe-learning教材が付属しており、これを利用して家庭学習もできます。

Action Report File001
真に“使える英語”の力を高める
独自の英語教育で入学から一気に英語力をつける
「聞く」「話す」に特化する中学のCLILの授業「聞く」「話す」に特化する中学のCLILの授業

 英語の授業では、生徒の興味を引き付ける多彩な話題を盛り込んだテキスト『TIME ZONES』を、中1から使用します。中1ではまず「聞く」「話す」に集中した学習を行い、1学期の中間・期末試験は、リスニングのみを出題。さらに、中学校全学年で学期ごとにスピーキングテストを実施。生徒一人に対して教員一人で行う1対1形式のスピーキングテストで、きめ細やかに対応しています。

 中1からCLILの授業や外国人教員によるていねいな指導を受けてきた現高1生は、中3終了時点で、学年の31%が英検準2級以上を取得する結果を残しています。

 2014年から放課後に、外国人の教員による希望制の校内英会話教室『Olive Junior』を開講。中学生を対象にグループ・レッスンのほか、プライベート・レッスンも用意しています。

Action Report File002
海外大学への進学も視野に
「読む」「書く」を強化する『GLE』プログラム

「聞く」「話す」の徹底で英語に慣れてきたところで、2019年度高1からはじまる『GLE』プログラムによって「読む」「書く」技術を強化。論文の書き方なども習います。「GLE」とは、Global Learning through Englishの頭文字を取った、社会的な諸問題を英語で学ぶ学習。教科横断型の授業を展開し、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を磨きます。

 英語で授業が行われる国内大学への進学をはじめ、海外大学への進学も視野に入れた取り組みで、今年度からは、中2終了までに英検準2級を取得した生徒を対象に『プレGLE』プログラムもスタートしました。

段階的に「読む」「書く」の技能を磨く授業へと移行段階的に「読む」「書く」の技能を磨く授業へと移行
外国人の先生と親しめるイングリッシュラウンジ外国人の先生と親しめるイングリッシュラウンジ
お昼休みや放課後に外国人の教員が多彩なアクティビティを用意。英語を使う機会を作ってくれています。
Action Report File003
アジア圏での研修も充実
多彩な研修先が選べる選択制グローバル研修

 カナダ、アメリカといった英語圏での研修をはじめ、近年、注目のフィリピン・セブ島語学研修はもちろん、台湾、カンボジアなどのアジア圏も充実した同校の各種グローバル研修。カンボジアでは現地の小中学生と交流する教育ボランティアに参加するプログラムを実施しています。オーロラ観測など理系の学びを加えたアラスカ研修も人気です。

 3カ月間にわたりオーストラリアで学ぶターム留学、1年間のニュージーランド留学のほか、多言語の国として知られるマレーシアでのターム留学も実施しています。マレーシアではケンブリッジ大学のシラバスを採用した現地インターナショナルスクールに通います。

 数ある選択肢のなかから、自分に合ったグローバル研修を選ぶために、放課後にオープンする「国際センター」で相談ができます。同校が実施する研修の情報のほか、学外の団体が実施している国際交流関連の情報も入手し、参加へとつなげることもできます。さまざまな経験を通して自己肯定感を高め、主体的に生きる人の育成こそが同校が考えるグローバル教育なのです。

感動の連続アラスカ研修感動の連続アラスカ研修
オーロラ観測をメインにした、極寒の地ならではの現象や自然を観測する研修。研究者の方々の事前学習を通して、大自然の神秘に触れます。
カンボジアの小学生に体育を教える教育ボランティアカンボジアの小学生に体育を教える教育ボランティア
現地の小学生に体育を教えます。運動会も実施するアクティブな1週間です。

(この記事は2018年8月に掲載しました。)

関東学院六浦中学校  

〒236-8504 神奈川県横浜市金沢区六浦東1-50-1
TEL:045-781-2525

進学通信掲載情報

ページトップ