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私立中高進学通信

帰国生入試特集『Lighthouse 2017年 秋の増刊号』

帰国生を大切に育てる 私立中高一貫校(抜粋)

鷗友学園女子中学校〔女子校〕

他者を受け入れ、
自らの道を切り拓いていける“リーダー”を育成

緑が多く、生徒の明るい声が響きわたる和やかな雰囲気の環境が自慢です。

緑が多く、生徒の明るい声が響きわたる和やかな雰囲気の環境が自慢です。

自己肯定感を高めながら成長し
“自立した進路選択”が可能になる

 キリスト教精神(プロテスタント)に基づく生徒主体の自由主義が、全カリキュラムの基盤となっている鷗友学園。受験の際の帰国生枠がなく、帰国生・一般生が支え合い多様な生き方を模索しながら、一緒に机を並べて成長していくスクールライフが定着しています。

「帰国生と一般生の区分が全くないので、“異質な者同士が体験をシェアし合えるところが鷗友の良いところ”という感想を言ってくれる帰国生もいます。仮に同級生と積極的に関わることが苦手な生徒がいたとしても、どこかに必ず自分の居心地の良い場所を見つけることができるのが鷗友学園です。常に集団づくりや環境づくりに目を配っていて、特に中1の1年間は、3日に一回の席替えを行い、エンカウンターやアサーション(互いを大切にする表現技法)を用いたコミュニケーションづくりにも努めています」(校長/吉野明先生)。

 帰国生は1学年で平均15名前後が在籍していますが、欧米やアジア諸国の帰国生ばかりではありません。今年度の中1の中には、幼少期に『アラブの春』を経験した生徒もいるそうです。

「“その時に自分はこうだった”と、そんな話をクラスの中で自由に話し合える環境が自然にあります。そうして互いの関係性が深まり、子どもたちが成長して中2くらいになると、誰が帰国生だったのか分からなくなる時が必ずやってきます(笑)。居心地の良さで自己肯定感を高めながら成長していくことで、やがて自立した形で大学進学を考えるようになります」。

 帰国生たちは自己肯定感によって育まれた主体性や柔軟性を強みにして、国内の難関大学へ進学しています。過去3年、帰国生だけで東京大学への4名をはじめ、早稲田・慶應に10数名、医学部に2名、国公立難関大学に10数名進学という注目のデータが残っています。

帰国生と一般生の対等な関係性が無理なく築ける教育環境で、未来へ

 大学を卒業した帰国生の活躍ぶりも目覚ましく、外務省などの官庁をはじめ、一部上場企業や法曹界へも次々進出しています。

「本校の場合、理系と文系の割合はほぼ半々で、自らの意志で理系に進んだ帰国生が、大学院に進みさらに研究を続けるケースが少なくありません。文系・理系が共に触発し合い、それぞれ能力を伸ばしながら、物怖じすることなく、常に一歩前に出ようとするのが本校の卒業生たちです。その核となる部分にはきっと、帰国生の存在があることを私はよく知っています」。

 帰国生を受け入れることで、縦の関係性だけではなく、横の関係性や対等な関係性が無理なく築かれていく点が同校の強みです。吉野先生は、「今日隣の席に座った子と、明日一緒に遊びに行くことができるような環境を整えることが大切」と強調します。

「本校は『慈愛あい誠実まことと創造』の校訓の下、単に知識だけを教えるのではなく、常に身の回りにある問題点を発見し、みんなと一緒に解決していくということを、いかに教科の枠の中で実践することができるかを考えてきた学校です。そのような中、今年度から各教科の先生方が作成した『教科ルーブリック』を配布し、自分の学習の成果を客観的にとらえ、成長するための材料としてもらうようになりました。自分と社会との接点を、教科を通して考える、未来志向の学習も始まっています」。

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