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私立中高進学通信

2017年12月号

目標にLock On!! 私の成長Story

芝浦工業大学附属中学校

自分らしさを発揮して「夢に向かって進む力」を育んだ

芝浦工業大学工学部卒業 大手建設会社勤務 稲見亮哉さん

芝浦工業大学工学部卒業 大手建設会社勤務
OB 柄澤匡亮さん

中3で世界を知り国際的に活躍できる仕事へ
「為せば成る。やれそうにないことも、一生懸命やればそれなりのものになる」がポリシー。「為せば成る。やれそうにないことも、一生懸命やればそれなりのものになる」がポリシー。

 大手建設会社で現場監督として働く柄澤匡亮さん。中高6年間を芝浦工業大学附属で過ごし、進学した芝浦工業大学工学部建築学科では、地球環境に配慮した先進的な都市デザインや建築デザインを学びました。

 現場監督に憧れたのは中3のとき。アメリカ修学旅行のホームステイと、旅行で訪れたアラブ首長国連邦の経験が大きく影響したそうです。

「修学旅行で約2週間、ユタ州セントジョージの家庭で過ごしました。英語での会話や生活習慣、異文化体験。すべてが刺激的でした。
 同じ頃、叔父が働いていたドバイを旅行しました。当時は中東が国際的な発展を遂げている真っ最中。巨大なビルの工事現場があちこちにあって、活気がありました。ある日、近くの工事現場を覗いたら、日本人らしき現場監督が、いろいろな肌の色をもつ外国人に指示を出しているんです。『将来は海外に住んでみたい』『大きなビルを造る現場監督ってかっこいい』と思ったのが重なり、世界で活躍する現場監督になるのが夢になりました」

 理工系分野に力を入れるだけでなく、言語教育にも早くから熱心に取り組んでいる同校は、国際人として多方面で活躍できる人材の育成をめざすカリキュラムが豊富です。柄澤さんも少人数クラスで多様な角度から英語を学ぶ授業や第2外国語講座は「大きな財産になった」と話します。

「校内にはネイティブの先生も多くいて、英語はめきめきと上達しました。中3になると、第2外国語として中国語か韓国語を学ぶ授業もありました。世界を見据えて物事を考える環境が整っていましたね」

 希望の建設会社に入社して国際部門に配属。シンガポールなどのビル建設を担当した柄澤さん。入社2年目で、偶然にも同社が母校の「豊洲移転」に関わることに。自ら学校建設の現場監督を志望しました。

「母校を建設するなんて2度とないチャンスです。たかだか数年目の新入社員で、経験も浅い。でも、どうしても僕が指揮を取りたくて、諦めずに何度も上司や関係者に頼み込みました。そんな熱意が伝わったのでしょう。現場監督として呼んでもらえることに。芝浦工業大学附属で楽しく過ごした6年間を思い返し、『後輩にも楽しい3年間、6年間を過ごせる愛着のあるキャンパスを造らないといけない』と気合が入りました。それと同時に、責任も強く感じました。『やれること以上のことをやろう!』と必死にがんばった2年間は、充実した素晴らしい時間でした」

進路相談も受験勉強も手厚いサポートに支えられた

 柄澤さんの中高時代は、部活動に明け暮れていたといいます。

「6年間サッカー部に所属し、高校ではバンド活動も始めました。サッカー部は、先輩が20年ぶりに都大会に出場して、理工系の学校でもスポーツで活躍できるんだと湧き上がり、僕たちもとても励みになったものです。中高時代に熱中できるものがあったのは幸せでした。中高一貫の強みで、高校受験がない分、思う存分やりたいことに集中できて、ゆっくり自分の将来を考えられたのが良かったですね」

 伸び伸びと学校生活を謳歌しながら自分らしさを築けたのは、先生方のサポートが大きかったと話します。

「中学生のとき、海外のプロレスラーに熱を上げて、『プロレスラーになりたい』と担任に相談をしたことがあります。突拍子のない話なのに、先生は真剣に話を聞いてくれて、『本当にやる気があるなら、学校にいる場合じゃないぞ』と諭されて。結局、すぐに冷めたんですけど(笑)。どんな先生もまじめに生徒の意見を聞いてくれるので、相談しやすかったですね。
 高校生になると進路相談室にも通いました。先生は必ず、『本当にそれがやりたいのか』と、アドバイスの前にもう一度、本人に考えさせるんです。それは、自分の内面や価値に気づき、パワーに変える力となりました」

 とはいえ、大学受験のギリギリまで部活動に精を出していた柄澤さんは、苦手だった数学と物理で苦労したのだとか。

「高3の夏休みからは、休日も学校に行き勉強しました。休み返上で先生も付き合ってくださり、みっちりと補習を受けて希望の学部に入ることができました」

 同校には、それぞれの進学に合わせたサポート体制が整っていたといいます。

「幼少期からものづくりが好きで入った学校ですが、僕は社会や英語などの文系が得意で、数学は苦手だったんです。でも、理工系を押し付けるようなところはなく、“自分の得意分野を伸ばしなさい”というスタンスでした。それが自分にも合っていたと思います。自分自身で粘り強く考え、やりたいことに向かって行動する力は、中高で伸ばしてもらいました」

柄澤さん(後列左から5人目)。「サッカー部で長い間レギュラーになれず、悔しくて朝や休日も練習しました。レギュラーになれたときは、『やればできるんだ』と自信になりました」柄澤さん(後列左から5人目)。「サッカー部で長い間レギュラーになれず、悔しくて朝や休日も練習しました。レギュラーになれたときは、『やればできるんだ』と自信になりました」
豊洲キャンパスの現場を指揮する柄澤さん。「勉強しやすいように、楽しい6年間が過ごせるように、と思いを込めてキャンパスを造りました」と話していました。豊洲キャンパスの現場を指揮する柄澤さん。「勉強しやすいように、楽しい6年間が過ごせるように、と思いを込めてキャンパスを造りました」と話していました。
恩師からの応援メッセージ
先生も生徒も共に盛り上がった文化祭
友人という「一生の宝」と思い出ができた
完成した豊洲新校舎の前で、恩師の春日恒男先生(左)と。完成した豊洲新校舎の前で、恩師の春日恒男先生(左)と。

 一番得意だったのが社会の授業。社会科の春日恒男先生との思い出も強く印象に残っているそうです。

「文化祭で“EXILE顔負け”のダンスパフォーマンスを披露したことを懐かしく思い出します。中高時代で一番大切なのは友達付き合いではないでしょうか。この時代に得た友人は一生の宝です。柄澤君はたくさんの宝を得たと思います。
 新校舎建設にあたり、卒業生の手で新たな学び舎を造っていただけるなんて、これほど教師冥利に尽きることはありません」(春日先生)

「歴史の授業が面白くて、成績もダントツだったのは春日先生のおかげです。ダンス部の顧問でもあり、文化祭や体育祭で、一緒に熱くなってくれる大好きな先生でした」(柄澤さん)

(この記事は『私立中高進学通信2017年12月号』に掲載しました。)

芝浦工業大学附属中学校  

〒135-8139 東京都江東区豊洲6-2-7
TEL:03-3520-8501

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