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私立中高進学通信

2017年12月号

アクティブラーニングで伸ばす新しい学力

聖徳大学附属女子中学校

主体性を促す教育で高める思考力・判断力・表現力

ICT機器を多用せず効果的に使用
疑問文について学ぶ英語の授業での1コマ。画像を見せながら、自分で考えた質問と答えを伝え合うペアワークを行っています。

疑問文について学ぶ英語の授業での1コマ。画像を見せながら、自分で考えた質問と答えを伝え合うペアワークを行っています。

生徒の力を高めるツールとしてICT機器を活用

 2015年からiPadの導入を始め、今年4月からは生徒全員が1台ずつ所有している同校。日々、ICT機器を使った授業が行われています。導入準備に2年をかけ、その後も教員間で研修を重ねるなど、学校全体で浸透を図ってきました。

「ICT機器をただ便利な道具と捉えるのではなく、使うことで生徒の思考力、判断力、表現力をいかに高められるかに主眼を置き、授業スタイルをどのように作るべきかを検討してきました」

 と話すのは教頭の大野正文先生。ICT機器の導入には、知識伝達型の授業スタイルを変革し、"生徒自らが考えて、主体的に行動できるようになってほしい"という願いが込められています。

 その期待通り、導入から2年以上過ぎた今では、生徒に大きな変化が見られるといいます。例えば、中2生は職場体験に参加したあと、iPadのプレゼンテーションソフトを使い、グループで発表資料を作成。画像の加工や発表のシナリオづくり、演出などのすべてを、生徒たちがアイデアを出し合い、工夫しながら完成させています。体験発表会では洗練されたプレゼンテーションが披露されます。

 また、普段の授業でも課題発表の機会が多くあります。おとなしい性格の生徒でも次第に発表することに慣れ、自分の意見をしっかり伝えられるようになります。

「発表の経験を通し、生徒たちは物事を論理的に考えて発信できるようになりました」

思考力・判断力・表現力を高め生きる力を伸ばす

 ほかにも授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」を使って、生徒同士で解答方法や考え方を共有し合うことで、自分自身の学習の振り返りにつなげています。

「授業のさまざまな場面で振り返りの時間を作ることで、自分の思考を客観的に認識する、いわゆる"メタ認知機能"※が高められます」

 また、理科の実験はiPadで録画し、繰り返し視聴したり、細かい点まで確認したりしながらレポートを作成。和の精神を重んじる小笠原流礼法の授業でも所作を録画し、練習後の振り返りに活用しています。

「実技教科も含め、すべての教科でICT機器を利用することで相乗効果が生まれ、生徒の思考力、判断力、表現力が高まると考えています」

 生徒たちの順応性には目を見張るものがあり、部活動や行事など学校生活のいたるところで新しいアイデアが生まれています。

 主体的に考え、話し合い、解決方法を見つけていくのが当たり前になっている生徒たち。まさに未来を切り開く、生きる力を伸ばす教育が同校では実現されているのです。

※メタ認知機能……自分の思考や行動を客観的に把握し、自分自身を知ること。

Active Learning 001
ICT機器を多用せず授業に工夫を凝らす

 伊藤友望先生による中1の英語の授業を取材しました。前回の授業で習った単語と例文を確認し、生徒たちが宿題で作ってきた英語のオリジナルクイズを発表することから授業はスタート。次にiPadに映し出されたイラストを見ながら、さまざまなパターンの疑問文を復唱していきます。定着が図られたら、今度はそのイラストを使って、自分で疑問文を考え問いかけ合うグループワークを行いました。

 先生が配ったプリントにも取り組みます。先生は教室内を巡回し、生徒の間違いやすい傾向を把握して、大事なポイントは黒板に書いて説明します。その後、以前に行われた実力テストの気になるところについてディスカッション。ただ答え合わせをするのではなく、他の人に解き方を説明することで問題を振り返る主体的な学びにつながっていました。

「この作業では、自分が解答した根拠を、順序だてて相手に説明できるかどうかが問われます。そのことでより深い理解につながるだけでなく、ほかの人の意見も共有し、多様な考え方が身につきます」(伊藤先生)

 ICT機器の活用で効率よく授業が進み、盛りだくさんの内容を生徒たちはスムーズにこなします。ICT機器と筆記や板書など従来の授業形態の併用で授業にメリハリをつけ、知識の定着をしっかり図っているのがわかります。

解き方を振り返り、グループで意見交換。自分の意見を相手に伝えることが、学習の定着につながっています。解き方を振り返り、グループで意見交換。自分の意見を相手に伝えることが、学習の定着につながっています。
英語で発表する機会も多く、4技能をバランスよく伸ばす授業が行われています。英語で発表する機会も多く、4技能をバランスよく伸ばす授業が行われています。
Active Learning 002
緑豊かなキャンパスと充実した環境が魅力
緑豊かで広々としたキャンパス。充実した環境は大きな魅力です。緑豊かで広々としたキャンパス。充実した環境は大きな魅力です。

 東京ドーム約2個分に匹敵する広大なキャンパスは豊かな緑で彩られ、正門を抜ければ並木道が続き、まるで海外の学校のような雰囲気です。校舎・施設はゆとりを持って配置されていて、都心部の学校とはまるで様子が違います。中高全員が着席できる食堂(じきどう)、6万5千冊の蔵書を誇る図書室、演奏や発表会に使われる音響ホール「奏楽堂」、室内温水プールなど、学習環境が充実しています。

 ほかにも校内のいたるところにアートが配置されるなど、心豊かに学校生活を送ることができるように、きめ細かに配慮されているのです。

ココも注目!
医・歯・薬学系も含め多様な進路希望の実現が定着

「わが校の教育は、すべての教科の学習を土台に思いやりの心を育みながら、自分らしく活躍できる生徒を育成することです。そのためのICT機器の利用、また英語の4技能育成だと考えていますし、部活や学校行事にも目的を持って取り組み、6年間で生徒が大きく成長できるように計画を整えています。
 当然、進路実現についてはしっかり考えていて、保護者の皆様からは面倒見の良さで評価をいただいています。近年、進学実績が伸び、理系や医・歯・薬学系などさまざまな学部へ進学しているのは喜ばしい限りです」
(教頭/大野正文先生)

(この記事は『私立中高進学通信2017年12月号』に掲載しました。)

聖徳大学附属女子中学校  

〒270-2223 千葉県松戸市秋山600
TEL:047-392-8111

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