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私立中高進学通信

2017年12月号

グローバル時代の学び方

京華女子中学校

ターム留学で国際感覚と自立した心を養う

高1の3学期の3カ月間をニュージーランドで過ごす
2年前にニュージーランドターム留学に参加した高3の3人。手にしているのは、同校が夏期海外研修で交流しているオーストラリアの高校から贈られた記念プレートです。

2年前にニュージーランドターム留学に参加した高3の3人。
手にしているのは、同校が夏期海外研修で交流しているオーストラリアの高校から贈られた記念プレートです。

親元を離れてNZでホームステイ

 生徒の実践的な英語運用力を高めている同校。中学入学直後には「八ヶ岳イングリッシュキャンプ」を実施。中3の修学旅行ではカナダのバンクーバーで現地の女子校と交流するなど、異文化コミュニケーションの力を伸ばすプログラムも多彩に行っています。

 希望者を対象にした海外留学制度も複数、用意しており、2週間から中・長期と期間や地域を幅広く選べます。

 2015年度から、高1・高2を対象にしたニュージーランドターム留学が始まりました。3学期の3カ月間を海外で過ごし、現地の高校で学ぶプログラムです。東京都の助成制度を活用した中期留学制度なので、家庭で留学費用のすべてを負担せずに済むこともあり、人気のプログラムとなっています。

 同年、初めて12人がターム留学に参加しました。英語の成績や英検取得状況、他の科目の学習状況、担任の先生の所見を経て、親元を離れて3カ月間、海外生活ができると判断されての出発です。

「3学期をまるごと海外で過ごすことになりますが、その分の日本での勉強は、いつでも自分で取り戻せます。それよりも海外生活で得たものは何物にも代えがたいと、参加した生徒一人ひとりが感じているようです」

 と英語科の森川智先生は話します。

自立した考えを持ち自己主張が明確に

 森川先生によると、ターム留学を経験した生徒は、帰国後、自立した姿が見られるようになるといいます。

「疑問点があれば『どんな意味ですか?』と自己主張をはっきりするようになりました。さらには、『なぜなら』と、根拠や自分の意見を加えて発言できるようになったのです。前向きに学ぶ姿勢が身についた証だと思います」

 留学期間中は1つの高校につき1~3人が割り当てられ、友達を頼ることも難しい状況になります。そのため「困難にぶつかっても、自分で何とかする」という姿勢が身につくそうです。

「今日、ターム留学の経験を話してくれる3人の生徒たちは、私が中学校から担任をしていた学年の生徒です。中3での海外修学旅行では、教師の陰にかくれて“先生、どうしよう”と恥ずかしがっていたのを思い出します。ターム留学後、英語の成績が伸びただけでなく、4技能を生かして自己表現をしていこうという意志が見られ、クラス全体の雰囲気にも波及しました。将来、グローバルな社会にも抵抗感なく入っていけるでしょう」

 来年度からは単位互換認定が可能な1年間の留学制度も始まります。英語が得意なことを前提に、長期にわたり海外に住むことをリアリティをもって実行できる生徒を送り出したいと考えています。

Interview
3カ月間の海外生活を振りかえって得たもの

ターム留学をしようと思った理由は?

「理系の大学に進学して、世界のどこでも求められる人になりたい」とS.Nさん(高3)。「理系の大学に進学して、世界のどこでも求められる人になりたい」とS.Nさん(高3)。

S・Nさん
1人でホームステイをして、得意な英語がどこまで通じるか試したくて参加しました。

M・Oさん
私は逆に英語が苦手で。海外で友達を作ることから英語を好きになろうと考えたのがきっかけです。

E・Yさん
私は留学は大学生で、と思っていましたが、東京都からの補助があると知り、決断しました。

現地の学校と、日本の学校との違いを教えてください。

歯科医師志望のM.Oさん(高3)。「英語ももっと学びたいです」歯科医師志望のM.Oさん(高3)。「英語ももっと学びたいです」

Oさん
最初の2週間は、友達ができなくて辛かったです。1人の友達に思い切って明るく話してみたら、盛り上がってくれて、そのあとはクラス全体と仲良くなれました。クラスでは毎週、生徒が投票してMVPを決めるんですが、その週は私がMVPに選ばれたことが、すごくうれしかったです。

Yさん
マオリ族のことを、社会科で勉強したのが印象に残っています。ニュージーランドの人たちが先住民族のマオリ族を尊重していることを学びました。

Nさん
私は最初、留学生や外国から来た生徒が、学校に慣れるために一緒に学ぶクラスに入ったんです。そこでフランス人、韓国人、中国人などいろいろな国の人と仲良くなりました。持ち寄りパーティもあって私は照り焼きチキンを作りました。

現地の先生方ともおしゃべりを楽しみました!

現地の先生方ともおしゃべりを楽しみました!
交流パーティなど、リラックスして留学に臨めるよう、さまざまなイベントが組まれています。

ホームステイでの生活はどうでしたか?

大学では中東について学びたいと考えているE.Yさん(高3)。大学では中東について学びたいと考えているE.Yさん(高3)。

Yさん
ホストマザーは仕事をしていて夜も出かけることが多い家庭だったので、作り置きの食事を食べて、自由にさせてもらえて居心地がよかったです。

Oさん
ホストシスターの1人が日本のアニメが大好きで、休日はイベントに一緒に出掛けたりしました。

Nさん
ホストマザーがガールスカウトのような「シー・スカウト」に入っていたので、到着したその日から、2泊3日のキャンプ生活をしたんです。湖畔でボートを漕いだり、寝袋で寝たり、星空を眺めたりアクティブなホームステイになりました。

ターム留学で、どんな英語力がついたと感じますか。

Nさん
頭の中で日本語を英語に訳して話していたのが、だんだん英語を英語で考えられる感覚に気付いたときはうれしかったです。

Oさん
ホストファミリーが私のゆっくり話す英語を待って聞いてくれることに感激しました。

Yさん
ニュージーランドはイギリス英語の発音なので、自分の英語が通じるのか最初は不安でした。思い切って話したら通じたので違いを楽しむようになりました。

ターム留学で自分が成長したと思う点を教えてください。

Nさん
自分から話題を提起して、自分から話す空間を作る力がついたように思います。友達との違いがあるからこそ、同じところを見つけるのが楽しくなるんだと発見しました。

Oさん
友達ができるまでの2週間がとてもつらかったので、これを乗り越えたのだからこれから辛いことがあっても大丈夫だと思いました。英語力は本当に伸び、リスニング問題がとてもよく聞き取れるようになりました。

Yさん
もっと英語に興味を持とうという気持ちになり、英語の音楽やドラマをこれまで以上によくチェックするようになりました。

現地校の制服を着て登校

現地校の制服を着て登校
留学先の高校の制服を身につけ、その高校の生徒として3カ月間を過ごします。

先生から一言
グローバル教育とはあらゆる人と
コミュニケーションできる人を育てること

 英語科の森川智先生はご自身がオーストラリアへ留学した経験があるため、生徒たちの苦労や気持ちがよくわかると言います。

「主体性をもって生活していける自分を、人より先に発見できたことは彼女たちにとってすばらしい財産になるでしょう。グローバル教育とは英語教育だけではありません。自国文化を海外に紹介でき、ものごとを多面的にとらえられる人材、どのような人とも壁を作らずにコミュニケーションをとれる人を育てることだと考えています」(英語科/森川智先生)

(この記事は『私立中高進学通信2017年12月号』に掲載しました。)

京華女子中学校  

〒112-8613 東京都文京区白山5-13-5
TEL:03-3946-4434

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