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私立中高進学通信

2017年11月号

目標にLock On!! 私の成長Story

明治大学付属中野八王子中学校

部活動に勉強に奮励努力した経験を糧に
大学2年で公認会計士に最年少合格

明治大学 商学部 3年 前田玲奈さん

明治大学 商学部 3年
OG 前田玲奈れいなさん

「がんばる力」育んだ6年間在学中に簿記2級に合格

 昨年、国内最年少で公認会計士試験に合格した前田玲奈さん。明治大学付属中野八王子は大学付属校ならではの特色を活かした高大連携が盛んで、高校生が放課後などに開かれる明治大学特別進学講座や公開授業に参加できます。前田さんも高3で受講した簿記検定講座がきっかけで、公認会計士を本格的にめざしたといいます。

「私は数学が好きだったので、将来は数字を使い、活かせる仕事がしたいと思っていました。高3の国語の課題だった職業インタビューで、公認会計士に話を聞いたことも大きかったです。進学を相談した担任の先生からも講座を勧められ、簿記3級に挑戦。それがとても楽しくて、在学中に簿記2級まで取得しました。高校生のうちに一足早くスタートを切れたことが、公認会計士試験の合格につながりました」

 難関資格である公認会計士試験の勉強のため、大学1年生の時は朝9時から夜9時まで毎日勉強をしていたというほど、勉強一色の日々。乗り越えられたのは中高時代に培った「がんばる力」でした。

「中学はダンス部、高校は吹奏楽部に入りました。吹奏楽部では希望のサックスを担当しましたが、初心者だったため、最初は本当に苦労しました。周りに追いつこうと毎日練習をしていましたね。高2でチームリーダーに抜擢されて責任も増え、サックス4重奏のアンサンブルコンクールに出場することも決まり、早朝から遅くまで学校に残って猛練習をしました。唇が真っ赤になるくらい練習をしたのが思い出に残っています。がんばった末に、コンクールで念願の金賞を受賞。苦労も多かったけれど、喜びはひとしおでした。この経験で、努力すれば夢は叶うものだと実感しました」

 部活動に専念しながらも、成績優良賞に選ばれ、日々の小テストも力を抜くことなく、限りのある時間のなかで勉強も工夫して取り組んだ前田さん。秘訣はすき間時間の有効活用でした。

「帰宅するのは毎晩8時頃。それから予習や小テストの勉強をするので、もうずっと学校のことを考えている日々でしたね(笑)。勉強と部活動を両立するために、学校の行き帰りの電車とバスの中ではひたすら勉強です。授業中は集中して先生の話を聞き、ノートを開いて振り返れば、すぐに授業の内容が思い出せるようにしていました」

スランプを乗り越え公認会計士試験に合格!
「明八はアットホームで過ごしやすい学校です。生徒同士であいさつが飛び交い、先生方も親切ていねいに勉強を教えてくれます。何よりチャレンジする環境が整っていました」「明八はアットホームで過ごしやすい学校です。生徒同士であいさつが飛び交い、先生方も親切ていねいに勉強を教えてくれます。何よりチャレンジする環境が整っていました」

 公認会計士試験の勉強を続けるなかで、成績が伸び悩む時期も。何度も自信を失くし、やめてしまおうと考えたこともあったそうです。

「簿記の勉強は楽しかったのに、会計士の勉強は膨大な専門知識を覚えなければならず苦労しました。成績がどんどん落ちて、特訓セミナーでは赤点を取るほど。これまで数学が得意で、中高は安定した成績だったので、とても落ち込みました。そんなとき、明治大学で出会った先輩から、『せっかく人よりも早い時期から勉強をしているのだから、諦めたらもったいない。勉強を続けていれば必ず成績は伸びるよ』とアドバイスされました。大学ではサークルに参加していたのですが、中途半端な気持ちではだめだと反省して、公認会計士試験の勉強だけに絞りました。そうするうちに少しずつ成績が上がり、大学1年の冬に簿記1級に合格、さらに公認会計士1次試験に合格して、自信をつけました。その半年後に最年少で合格。発表の日は、金融庁に名前が張り出されます。名前を見つけたときは安堵して、諦めなくて良かったと心から思いました」

 どんなに大変でもチャレンジし続ければ結果が出るのだと改めて感じたそう。中高時代の成功体験も前田さんの支えになっていました。

「公認会計士試験はコツコツと知識を積み上げなければ合格できない、忍耐力が問われる資格です。目的を持って集中して取り組む習慣は、部活動や勉強をがんばった経験によって身についたのだと思います。くじけそうなときは、吹奏楽部でがむしゃらに練習して金賞に輝いた経験を思い出しながら、合格できると信じて努力しました」

クライアントの立場に立った公認会計士になるのが夢

 明治大学商学部で学びながら、オン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)で会計士の実務を積んでいる前田さん。夢への一歩を踏み出しています。

「高1のオープンキャンパスで初めて明治大学駿河台キャンパスを見学しましたが、街中に立つビルのようで、大学なのに会社っぽいなと驚きました。なぜなら明八は、自然にあふれていて緑豊かで、7万坪を超える壮大な広さ。大学は明八よりもっと広いと思っていたのに、都会だったのでびっくりしたんです(笑)。明治大学はとても洗練されていて、多種多様な学部があるのも魅力的でした。憧れの大学で勉強ができて、今はとてもうれしいです」

 野球部の応援歌が同じなど、中高時代から明治大学を意識することが多かったそうです。中学時代はダンス部でチアとして野球部を応援し、高校時代は吹奏楽部で応援歌を演奏したことも良い思い出になったと話します。

「大学卒業後は、公認会計士として社会に出ることになりますが、経営者に私ならではの付加価値を提供できるようにするには、常に新しい知識や経験が必要です。これまでは自分のために努力してきましたが、これからはクライアントを始め、社会に貢献できるように努力していきたいと思っています」

後輩への応援メッセージ
「学校生活を無邪気に楽しんで!」と学校説明会で後輩にアドバイス

 中学校の第1回学校説明会でOGとして登壇した前田さん。1000人以上の参加者が集まった講堂で、ファシリテーターを務めた白井利剛先生の質問を受けながら、しっかりと自身の話や後輩へのアドバイスをする姿は、輝いていました。

「部活動をがんばっていて、ほとんど休みがない状態だったのでは?もしかしたら教師よりも学校にいた時間が長かったかもしれませんね。でも好きだから楽しくがんばれたのでしょう」(白井先生)

「吹奏楽部では朝5時に起きて朝練、昼練、夜も遅くまで練習に明け暮れました。中高時代に経験しておいたほうがいいことは、学校生活を無邪気に楽しむことだと思います。部活動や学校行事に真剣に取り組むことは、中高時代にしかできません。友人関係を大切にしながら、楽しい学校生活を過ごしてください」(前田さん)

(この記事は『私立中高進学通信2017年11月号』に掲載しました。)

明治大学付属中野八王子中学校  

〒192-0001 東京都八王子市戸吹町1100
TEL:042-691-0321

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