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私立中高進学通信

2017年11月号

目標にLock On!! 私の成長Story

共栄学園中学校

先生方の親身なアドバイスを活かして
強い気持ちで第一志望に合格

早稲田大学 政治経済学部 政治学科 1年 深井慎留さん

早稲田大学 政治経済学部 政治学科 1年
OB 深井慎留まもるさん

マイペースだけど頼りになる!

「中学受験をすること自体は自分の意志だったのですが、特に入りたい学校や、部活動があったわけではなくて。両親から勧められた共栄学園に入学しました。入学後は普通に勉強して、目立たない平凡な中学生だったと思います」

 深井さんは自分のことをこのように話しますが、先生の目にはどのように映っていたのでしょうか。

「マイペースで、黙々とやるべきことを堅実に、きっちりこなしていく生徒でした。あまり自分から発言するというタイプではなくて、注目を集めてしまうと『いや、自分は後でいいです』と言って引いてしまうような感じで。でも、総合学習発表会などで人前に出るときなどは堂々としているし、係や委員会が決まらなくて困っていると『僕、やります』と言って、すっと引き受けてくれる。深井君には本当にいろいろなことをやってもらいました」
(遠藤春樹先生)

 中学時代は女子のパワーが勝りがちで、学年として成長していくには女子に一目置かれる男子の存在が大切です。遠藤先生いわく「男女で競い合える学年は伸びる」そうで、力はあるけれど自分からひけらかしたりしない、でも、いざというときに頼りになる深井さんは、同学年の生徒たちにとっても先生方にとっても実に頼もしい存在でした。

科学部から剣道部へめざす進路も定まって

 中学時代は科学部に所属し、高校では剣道部に入部。「友達と一緒に見学に行って、そのまま入部しました」と、深井さんは事もなげに話しますが、文化部から運動部への転身は先生の目には「成長」と映ったそうです。

「勉強が大変になるので、高校進学を機に運動部をやめて文化部に入る生徒はよくいるのですが、逆は少ない。体力的にも厳しい剣道部へのチャレンジには驚かされると同時に、たくましくなったとうれしく思いました」
(野口俊美先生)

 中学生の間は意識することもなかった大学受験についても、周りの雰囲気に影響され、具体的に考えるようになってきた深井さん。高1のときには早稲田大学のオープンキャンパスに足を運び、「自分には早稲田大学が合っている!」と直感したそうで、これをきっかけに早稲田大学を志望。めざすなら一番難しい政治経済学部政治学科と目標を定め、見事、現役合格を果たしました。晴れて憧れの早大生となった今、「その直感は間違っていなかった」と感じているそうです。

受験勉強のやり方を教わった高3春の集中勉強会
高2の修学旅行で沖縄へ。平和学習と、言葉に尽くせないほどキレイな海が心に残っています。高2の修学旅行で沖縄へ。平和学習と、言葉に尽くせないほどキレイな海が心に残っています。

 高1で目標は定まったものの、深井さんの成績は高2で伸び悩みました。転機になったという高3春の集中勉強会とはどのようなものでしょうか。

「集中勉強会は受験勉強の準備運動みたいなもので、大学受験に向けて勉強計画の立て方、実践の仕方を、生徒とやり取りをしながら指導します。以前は学級担任が個々に学習計画を立てるように生徒に促していたのですが、5、6年前から進路指導部がそれぞれの生徒に合ったやり方をマンツーマンで指導するようになりました。集中勉強会を経て、大きく変わる生徒がいますし、これを始めたことで結果が出るようになってきました」(野口先生)

「受験勉強で大変なのはスケジュール管理です。春の集中勉強会で教えてもらったやり方をもとに自分で計画を考えたり、先生にアドバイスをもらったりして受験勉強を進めることができました。なかでも、『インプットばかりだと集中が続かない。アウトプットすることも重要だ』と教えてもらったことはすごく大きくて……ある程度進めたら問題集や自作のテストなどを使って、それまでの範囲を軽くチェックし、それから次に進むというやり方で、厳しい時期も乗り切りました」

 先生方の親身な指導とともに重要だったのがライバルの存在です。

「友人の存在は大きかったです。特進選抜クラスだけでなく、特進クラスからもかなり成績のいいヤツが現れたので、負けていられないという気持ちになりました。彼の存在がとてもいい刺激になって、一緒に成長することができたと思っています」

後輩の指導にやりがい自分自身を振り返って
「勉強だけでなく、学園生活の先輩としていろいろな相談にのってあげたいと思います」(深井さん)「勉強だけでなく、学園生活の先輩としていろいろな相談にのってあげたいと思います」(深井さん)

「以前より核心を突いた質問をしてくるようになったり、反応が変わってきたり、『わかった!』という表情を見ることができたとき、手応えを感じます」

 現在、チューターとして母校の後輩の指導に当たっている深井さん。自分自身が中高6年間を通して先生方にしてもらったように、生徒自身が自分で答えを導き出せるように、過程を教えることを心がけています。

「大学生になった今、中高生の自分を振り返って後輩にメッセージを」とお願いしたところ「カラを破れ!!」という言葉を掲げてくれました。

「性格的に前に出るのがあまり好きではないと思ってきたけれども、もっと自分から一歩踏み出してみれば良かったかなと。自分を出さなければならない局面にいつか必ず遭遇するということを、今、実感しています。もっと自分を出してもいい。だから、みんなにも、思い切って殻を破ってほしいと思います」

20人、30人クラスでも1人対1人で生徒を見守る
懐かしの教室で野口先生(左)、遠藤先生(右)と。懐かしの教室で野口先生(左)、遠藤先生(右)と。

 生徒、家庭、教員、三者一緒に歩んでいくことを指導方針とする同校。特に中学では生徒の状況を見た的確な声掛けを大切にしています。また、高校でも、生徒一人ひとりの志望に合わせたアドバイスをしてもらえる勉強クラブのような「TUK(東大合格会)」(希望者対象)など、細やかな指導を行っています。

「TUKは受け身の姿勢ではなくて、生徒が自主的に参加する勉強の場です。参加メンバーに勢いがあると困難な課題を与えても吸収して力をつけていく様子が見て取れるし、雰囲気が盛り上がります。深井君もTUKを活かして、英語の試験対策などに熱心に取り組んでいました」(野口先生)

「深井君がチューターとして学校に戻ってきて、後輩を指導している姿は頼もしい限り。『あの先輩を超えてやる!』という、後輩の心に火をつける存在になってくれるといいですね」(遠藤先生)

進学通信2017年11月号
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