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私立中高進学通信

2017年11月号

中学入試のポイント

三田国際学園中学校

自ら学ぶ力を問う『21世紀型入試』がスタート

近年、中学入試で大いに人気を集めている同校。4科入試、英語入試に加え、同校の教育理念や学びに深く結びついた新しい入試が始まります。
同校独自の学びに強くつながる新入試

 生徒の力を最大限に引き出す「21世紀型教育」の先駆者として、熱い視線が注がれている同校。2018(平成30)年度入試から新たに『21世紀型入試』がスタートします。

「入試問題は学校の顔です。入試は単なる選抜の役割を果たすだけのものではなく、本校での学びと有機的につながる存在であるべきだと常に考えています。本校の21世紀型教育は、『発想の自由人たれ』という目標のもとに実践されています。そのような学習環境を貫く本校の学びに、より適している子どもたちにぜひ入学してほしいとの思いから、新しい形式の入試を導入することになりました」

 と教頭で学習・進路指導部長の田中潤先生は話します。

相互通行型授業で培われる「考える力」

「本校の教育理念『知好楽』は、『楽しさの中にこそ、人間の進歩がある』という意味が込められています。これは『さまざまな知に出会い、それを行動の源として自らの世界を広げ、社会との関わりの中で自分自身の生き方を見つけること』です。このステップがすべてのカリキュラムに息づいていて、本校の特色である『相互通行型授業』を展開しているのです。

 本校の授業では、どの教科においても、“なぜだろう?”の問いを自発的に考えられる素養が大切です。21世紀型入試では、従来の入試以上に、こうした学びへの適性を見ていきたいと思っています」

 相互通行型授業では、教員側の力が重要なのはもちろんのこと、生徒の学習姿勢も大きく関係します。

「本校の相互通行型授業は、導入部で共通知識を獲得し、次にテーマの核心となる部分について教員が質問を投げかけ、まずその問いについて生徒一人ひとりが考えていきます。その後、グループで話し合う中で他者の意見を十分に受け容れ、グループごとの結論を導き出し、教室全体で共有。そして、授業で得たこと、自分の変化などをレポートにまとめます。自発的に学び、考え、発表するという習慣を大切にしている生徒にとって、持てる力を最大限に発揮できる環境です」

 一方、ディスカッションをふんだんに取り入れた同校の相互通行型授業では、ファシリテーターを含め、すべての生徒がクラス全体の学びに貢献できるよう、配慮しながら教員は授業を進めていきます。

「生徒は無限大の可能性を秘めています。本校の教員は、“中高生の学びはここまで”と考える必要はないと思っています。学びたいことを思いきり学んで、伸ばせる力をどんどん伸ばす。生徒のある一面だけでなく、さまざまな面を評価しているのが、本校の一番の特徴です」

新入試は自己表現と課題論述、面接

 同校の学びに深く結びつく21世紀型入試の内容は、「自己表現シート」(試験時間は50分)、「課題論述試験」(50分)、「面接」(日本語・グループ形式)となっています。

「自己表現シートでは、これまでの生活の中で、どのようなことに打ち込んできたのか、何を学んできたのかという自分自身の12年間のストーリーを振り返ってください。そのことを踏まえて、本校で何を学び、将来それをどう活かしていきたいのかを書くようにしてください。
 課題論述試験では、まず、課題をしっかりと読み込み、情報を整理して、そのうえで自分の考えをまとめてください。気を付けてもらいたいのは、“独りよがりの理論”にならないこと。自分の意見を持つときには、他者の存在も意識した考察が必要です。なぜそう考えたのか理由を述べ、自分の意見の押し付けではなく、多様な価値観を持つ他者が理解できるように表現してください」

(この記事は『私立中高進学通信2017年11月号』に掲載しました。)

三田国際学園中学校  

〒158-0097 東京都世田谷区用賀2-16-1
TEL:03-3707-5676

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