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私立中高進学通信

2017年11月号

私学だからできるオリジナル教育

浦和実業学園中学校

学校生活に溶け込む英語イマージョン教育

入学と同時に始まる『英語イマージョン教育』は同校の重要な柱の一つ。“英語のシャワー”をあびて成長する未来の国際人たちの第一歩がここにあります。
今回の『えいごであそぼう』には10組の親子が参加しました。同校の4名の生徒がアーロン先生をサポートします。この夏は音楽のほかに、スポーツ・理科実験・ゲームのテーマでも開催されました。

今回の『えいごであそぼう』には10組の親子が参加しました。同校の4名の生徒がアーロン先生をサポートします。
この夏は音楽のほかに、スポーツ・理科実験・ゲームのテーマでも開催されました。

英語で学ぶ楽しさを発信

 2005年の中学校開校以来、同校では、キャリア教育・徳育教育と並んで『英語イマージョン教育』を教育の柱としてきました。学校生活で常に“英語のシャワー”をあびることで身につく確かな英語力は、まさに校訓である『実学に勤め徳を養う』にも通じているのです。

 8月下旬、同校では『えいごであそぼう』と題した公開イベントが開催されました。参加対象となる“生徒”は小学生以下の子どもたち。といっても、学校説明会のような位置づけの催し物ではありません。『えいごであそぼう』について、イマージョンコーディネーターを務める英語科の水川瞳先生にお話をうかがいました。

「英語に“浸かること”、つまり“イマージョン”(※)ができる環境が日常的に整っている本校では、英語は特別なモノではありません。常勤する6名のネイティブの先生は英語の授業を担当するだけでなく、各クラスの副担任としても生徒一人ひとりと朝から夕方まで有意義に向き合っています。
 今回 の『えいごであそぼう』も、そのような本校の日常を楽しく体験してもらうことを目的に開催したもので、在校生の弟妹や、学校周辺にお住まいのお子さんたちが参加してくれました。スポーツや音楽、ゲームなどを通して、自然と身についていく実践的な英語の世界を、これから中学生になっていく子どもたちに楽しんでもらいたいと思っています」

※イマージョン(immersion):没入。その言葉に浸りきった状態。

ウクレレを使って英語を楽しく学ぶ
ていねいに弦の押さえ方を教えます。誰もがビギナー。それでも楽しい時間です。ていねいに弦の押さえ方を教えます。誰もがビギナー。それでも楽しい時間です。

 水川先生が語るように、『えいごであそぼう』の大きな魅力の一つが、スポーツや音楽を英語で楽しむことです。講師を務めるアーロン先生は同校で英会話を教える一方、幼い頃からサキソフォーンに親しみ、大学時代はエレクトロニック・ミュージックに夢中になった音楽好きな一面を活かして、音楽の教科指導も行っています。

 アーロン先生が今回の『えいごであそぼう』で教えるのはウクレレ。同校では音楽の授業で必ずウクレレを習うため、生徒は誰でも演奏することができるそうです。

「今日はみんなでウクレレを弾きながら、『Row,Row,Row Your Bort』(こげこげボート(※))という英語の歌をうたっていきたいと思います」

 とアーロン先生が話しかけると、参加した子どもたちの目が輝き始めました。さあ、楽しい英語イマージョン授業の始まりです!

※『Row,Row,Row Your Bort』:日本ではほかに『漕げよお船を』のタイトルでも知られています。

副担任の“もう一つの顔”は実技科目も英語で教える
アーロン先生アーロン先生

 さまざまなバックボーンを持つ、ネイティブの先生方。そのパワーを活かして、同校ではネイティブの先生方が英語以外の教科も指導し、多彩な『英語イマージョン教育』を実現しています。

「音楽・体育・美術・技術・家庭科などの実技科目を英語で楽しく学ぶことが、本校の『英語イマージョン教育』の醍醐味です。技術・家庭科で使用する工具や食材の名前を英語で覚えることで、英語がより身近なものになり、体育の授業を英語で行うことで、よりネイティブに近い英語の感覚が身につく効果もあります。私が担当する音楽の授業では、演奏しやすいウクレレの指導を通して、自然に英語力が身につくよう心がけています。『次はこの歌を覚えたい』と、お気に入りの楽曲をリクエストしてくる生徒もたくさんいます」(アーロン先生)

 この日に行われた『えいごであそぼう』では、普段からウクレレを楽しんでいる4名の生徒たちもサポート役として自主的に参加しています。自分たちの好きな学校の魅力を伝えようと、参加者と積極的にコミュニケーションを図る姿が印象的でした。

水川瞳先生水川瞳先生

「高1になると、英語イマージョンの集大成として学年全員がハワイ短期留学に参加します。それまでに鍛えた英語力を駆使したコミュニケーションはもちろんのこと、ハワイと深い関係のあるウクレレを奏でながらの一味違う国際交流も、中学校開校以来の伝統になっています」(水川先生)

同校の生徒たちが、ウクレレの弾き方をていねいに教えます。同校の生徒たちが、ウクレレの弾き方をていねいに教えます。
最後はみんなでイス取りゲーム。アーロン先生が奏でるウクレレの音が止まったときが着席の合図。もちろんゲーム中の会話もすべて英語です。最後はみんなでイス取りゲーム。アーロン先生が奏でるウクレレの音が止まったときが着席の合図。もちろんゲーム中の会話もすべて英語です。
大切にしたい“イマージョンの記憶”

「中学時代にこんな楽しい英語の授業があったらよかった!」

 この日、同校を初めて訪れた保護者から聞かれた一言でした。

「受験のためだけの英語学習を楽しいと感じるのは難しいかもしれません。しかし、本校の生徒には中1から高1までの4年間、楽しく英語を学んだという“イマージョンの記憶”が残っています。明確に数値化できない部分ではありますが、大学進学からその先のスキルアップの土台になることを、私たちは確信しています」
(水川先生)

ウクレレの構造を英語で説明するアーロン先生。小学生以下の子どもたちもきちんと理解していました。ウクレレの構造を英語で説明するアーロン先生。小学生以下の子どもたちもきちんと理解していました。
開催前に4名の生徒が英語であいさつ。照れながらも英語を学ぶ楽しさが伝わってくるメッセージでした。開催前に4名の生徒が英語であいさつ。照れながらも英語を学ぶ楽しさが伝わってくるメッセージでした。
進学通信2017年11月号
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