LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2017年11月号

注目のPick up TOPIC!

共立女子中学校

「全国高等学校鉄道模型コンテスト」で最優秀賞を受賞し、
次は国際大会へ!

ジオラマ制作の地理歴史部
「制作責任者として、自分のイメージをどのように部員に伝えたらいいのか、とても悩みました。作品の完成度を上げるために、やり直してもらわなくてはならないこともあり、そんなときにも、みんなの気持ちが上向きになれるような声掛けができるように気を配りました」(N.Mさん)「ものづくりと地理・歴史が好きなので入部しました。地道な作業が多いので、忍耐力がついたと思います」(O.Mさん)

「制作責任者として、自分のイメージをどのように部員に伝えたらいいのか、とても悩みました。
作品の完成度を上げるために、やり直してもらわなくてはならないこともあり、
そんなときにも、みんなの気持ちが上向きになれるような声掛けができるように気を配りました」(N.Mさん)
「ものづくりと地理・歴史が好きなので入部しました。地道な作業が多いので、忍耐力がついたと思います」(O.Mさん)

歴史をジオラマで表現──地理歴史部
女子ならではの細やかさで知られる共立女子地理歴史部のジオラマ。「全国高等学校鉄道模型コンテスト」には、これまでに7回出場しています。女子ならではの細やかさで知られる共立女子地理歴史部のジオラマ。「全国高等学校鉄道模型コンテスト」には、これまでに7回出場しています。

 中高完全一貫校としては都内有数の規模を誇る同校。異なる価値観や個性に接し、自身の興味や関心の幅を広げて、人としての土台を共に築いていく姿勢を大切にしています。授業、学校行事、クラブ活動、特別活動など、学校生活では「たくさんの人との関わり」を経験することが重視されています。

「太極拳部」や「能楽部」、「山岳部」など、他校には見られないようなクラブ活動が充実しているのも特色の一つ。中学で約95%、高校で90%の生徒が部に所属し、個々の興味・関心に応じた活動に打ち込んでいます。なかでも近年、活躍がめざましいのが「地理歴史部」です。地理や歴史を学びながら、ジオラマを制作することがその主な活動内容で、春と夏の年2回、大会にも出場しています。

「もとの地形の上に、いろいろな歴史が積み重なって、その土地の今の姿があります。月に1回は作品のモデルとなる場所に調査に行って、その土地の地理や歴史を学び、自分たちの目で見たこと、感じたことをもとにしながら、作品づくりに取り組む点が、私たちの活動の大きな特徴です」と、地理歴史部部長のN.Mさんは話します。

全国大会で最優秀賞を受賞!
お話をうかがった、高2のN.Mさん(右)とO.Mさん(左)。O.Mさんは、春に行われた「ハイスクール国際ジオラマグランプリ」に向けた作品づくりで、制作責任者を務めました。お話をうかがった、高2のN.Mさん(右)とO.Mさん(左)。O.Mさんは、春に行われた「ハイスクール国際ジオラマグランプリ」に向けた作品づくりで、制作責任者を務めました。

 今年8月に開催された「第9回全国高等学校鉄道模型コンテスト・モジュール部門」では、最優秀賞および、文部科学大臣賞の栄誉に輝きました。平成27年にもモジュール部門で文部科学大臣賞に選ばれており、2年ぶり2度目の受賞となります。今回の受賞作のテーマは「深秋」。群馬県の伊香保温泉や神奈川県の箱根の登山鉄道、東京都の奥多摩の白丸ダムなどをモチーフとした、日本らしい季節感を感じられる作品です。

 構想を練り始めたのは約1年前。作品ごとに部員の中から「制作責任者」を決め、リーダーとして指揮を取ります。今回、制作責任者となったN.Mさんは、顧問の先生と「制作ノート」と呼ばれるノートでのやり取りを続け、どのような景色を、どのように表現するのか、そのために何をしたらいいのかなどを、じっくり考えていったそうです。

「企画を立てて、期限までに準備をして、完成させる計画力が大きく成長したと思います。助言はしますが、具体的な指示はなるべく避けて、できるだけ自分たちで考えさせるようにしています」(地理歴史部顧問/池末和幸先生)

国際大会の招待を受けてアメリカに遠征

 今回の受賞を受け、11月にアメリカ(ウィスコンシン州ミルウォーキー市)で開催される鉄道ジオラマの国際大会「トレインフェスト2017」に特別招待されることも決まっています。7日間のアメリカ遠征に向けて、部員たちは現在、英語でのプレゼンテーションなどを準備している最中です。「日本の景色を、海外の人に伝えたい。そのために英語でのスピーチもがんばりたい」と意気込みを見せています。これまで勉強してきた英語を、実践的に使うことができる貴重な経験にもなりそうです。

「彼女たちが、国際的な舞台に果敢に挑んでいく姿は、他の生徒にとっても、大きな刺激になると思います。英語はコミュニケーションツールなのだということを、身をもって体験してきてほしいですね。また、現地でもフィールド調査を行う予定です。海外での経験をきっかけに、日本の文化を見つめ直し、今後の作品づくりに生かしてほしいと思っています」(池末先生)

「自分の足で歩き、自分の目で見て、自分の肌で感じること」が地理歴史部のモットー。写真は、伊香保温泉に現地調査に行った時のもの。「自分の足で歩き、自分の目で見て、自分の肌で感じること」が地理歴史部のモットー。写真は、伊香保温泉に現地調査に行った時のもの。
部員は10名。全員で一つの作品を作ります。部員は10名。全員で一つの作品を作ります。
制作責任者と、顧問の先生の間で、毎日交わされた制作ノート。アイデア出しから制作に至るまでのプロセスが詳細に記載されています。制作責任者と、顧問の先生の間で、毎日交わされた制作ノート。アイデア出しから制作に至るまでのプロセスが詳細に記載されています。
2018年度より英語でのコミュニケーション能力を測る「インタラクティブ入試」を新設

 入試改革を進める同校では、これまでも通常の4科型入試に加え、「合科型入試」や「帰国生入試」などの多様な入試を取り入れてきましたが、さらに2018年度より、英語を介した「コミュニケーション能力」を測る「インタラクティブ入試(定員20名、2月3日午後実施)」を新たに導入することを発表。英語でゲームや対話などを行い、英語の理解力や英語を用いてのコミュニケーション力等を観察する試験「インタラクティブトライアル」(100点)と基礎的な「算数」(50点)の2つの試験によって、合否の判定がなされます。

「小学校での英語の学習が拡充し、国内においても英語の学びが浸透していく中で、発信型英語教育を実践してきた本校ならではの『インタラクティブ入試』を実施することになりました。大切なのは、共立女子に根付いている多様性や柔軟性、日本文化への理解をグローバルマインドへとつなげることです。
 ペーパー試験に頼らずに、コミュニケーションの姿勢を重視している点が、『人との関わり』を重視する本校らしさかと思います。英語で前向きにコミュニケーションを取ろうという姿勢を持つ生徒がたくさん入学してくれることで、より多様性に富んだ、新しい共立女子になることを期待しています」
(国際交流部主任/石田大介先生)

進学通信2017年11月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ