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私立中高進学通信

2017年11月号

6年間の指導メソッド

横浜翠陵中学校

英語力×人間力でグローバルな力を育成

『Think&Challenge!』をモットーとする同校では、国際社会で活躍するグローバルリーダーの育成をめざし、昨年度から 中高6ヶ年一貫の『グローバルチャレンジクラス』を開設。独自のカリキュラム『翠陵グローバルプロジェクト』も立ち上げました。
プレゼンの機会を一つでも増やす目的で開催されている『学年末発表会』。テーマの設定決めから、調べてポスターにまとめて解説するまでを生徒自身が行います。

プレゼンの機会を一つでも増やす目的で開催されている『学年末発表会』。
テーマの設定決めから、調べてポスターにまとめて解説するまでを生徒自身が行います。

中高6ヶ年一貫クラスと独自プログラム『SGP』
「SGPはまだ2年目ですが、中2の生徒が中1の教室に出向いてKP法のプレゼンをしてくれることもあり、成長を実感しています」(入試広報部長/庄大介先生)「SGPはまだ2年目ですが、中2の生徒が中1の教室に出向いてKP法のプレゼンをしてくれることもあり、成長を実感しています」(入試広報部長/庄大介先生)

 2011年に共学化し、2016年度には中高6ヶ年一貫の『グローバルチャレンジクラス』がスタートするなど、変革に挑み続ける同校。6年間を通して『英語力×人間力によるグローバルリーダーの育成』をめざしています。

「本校には高校からの入学生も多いのですが、この『グローバルチャレンジクラス』は中1から高3までの6年間、同じクラスで学びます。『英語力×人間力』という表現の意味には、さまざまな取り組みが乗算的に生徒に効果を与え、身についてほしいという思いがあり、“足す(+)”ではなく、あえて“掛ける(×)”にしています」(入試広報部長/庄大介先生)

 これに基づき、6年間の指導指針の一つとして『翠陵グローバルプロジェクト』(SGP)を立ち上げました。『SGP』は総合学習の時間を使って、プレゼンテーション力の強化を主な狙いとしています。中学3年間は「どんなものがあれば、世界はハッピーになれるか?」がテーマ。このテーマを生徒に多角的に考えさせながら、同時にプレゼンテーションのスキルの育成や研究の深化のためのカリキュラムにも取り組んでいます。

「いきなり発表や研究といっても難しいので、最初は “ビーイング”という手法を使い『クラス目標作り』から取り組んでもらいます。大きな模造紙に人型や象徴的な絵を描き、その内側に“心がけること”を、外側に“されたくないこと”をみんなで書き込んで、生徒が自分たちで考える姿勢を作ります」

 このほか、リオ・オリンピックの調べ学習や、『世界がもし100人の村だったら』のワークショップ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、日本ユニセフ協会などを訪問する校外学習、さまざまなコンピューターソフトやKP法(紙芝居プレゼンテーション法)などのプレゼンテーションスキルを学ぶ講座などが多彩に実施されています。そうした取り組みをサポートするため、中学の各教室にはiPad、Wi-Fi、電子黒板が導入されています。

「昨年の中1の年度末には『SGP』の1年間の取り組みのまとめとして『学年末発表会』を行いました。この発表会は、『世界にあるGoodな製品(Goods)や制度(System)、サービス(Service)を輸入して日本をもっと幸せ(Happy)にしよう』がテーマ。1人1カ国ずつ担当国を決め、ポスターセッションでiPadを使った発表を行ったのですが、これが驚くほど素晴らしいものでした。私たちの質問にもすらすらと答えていて、プレゼンテーション力の向上を実感しました」

 この他にも『SGP』では、同校の卒業生で中学で起業した仁禮彩香にれいあやかさんの講話もあり、生徒にとって大きな刺激をあたえています。

グローバルチャレンジクラスの6年間

グローバルチャレンジクラスの6年間
伝統の英語教育をさらにバージョンアップ

 英語教育にも力を入れ、全員が中3修了時までに英検3級取得、高3修了時までに英検2級を取得する目標を掲げる同校。ネイティブの先生が中心となって進めるアクティブラーニング型の英語の授業『アクティブイングリッシュ』も実施しています。これは英語の「聞く力」と「話す力」を強化し、実践的な英語力を育成することが目的です。中1・中2では2泊3日の英会話研修、中3では全員参加のニュージーランド海外教育研修など多彩な取り組みで英語力と国際理解力を伸ばしていきます。

 また、こうした『SGP』などの新しい取り組みや授業だけでなく、生徒一人ひとりの状況を把握し、最適なフォローアップをしています。

「本校はよく『面倒見がいいですね』と言われるのですが、『面倒を見るのではなく、向き合っていきます』と答えています。さまざまな取り組みも、私たち教員自らが楽しんでやることが大事だと考え、いろいろなことにチャレンジしていきたいと思っています」

家庭での生活や学習を生徒自身で管理するためのツールである『チャレンジノート』も6年間を通して活用されています。先生と生徒とのコミュニケーションツールとして、とても役立っています。家庭での生活や学習を生徒自身で管理するためのツールである『チャレンジノート』も6年間を通して活用されています。先生と生徒とのコミュニケーションツールとして、とても役立っています。
集団での信頼を醸成する手法の一つである『ビーイング』。クラス目標を象徴する太陽をイメージした絵の内側に“肯定的な内容”を、外側に“否定的な内容”を書き込んでいきます。集団での信頼を醸成する手法の一つである『ビーイング』。クラス目標を象徴する太陽をイメージした絵の内側に“肯定的な内容”を、外側に“否定的な内容”を書き込んでいきます。
2泊3日の『サマースタディーキャンプ』で実践英語力を強化
ネイティブの先生が英語で説明。生徒たちは真剣に聞き入ります。少人数で集中して学ぶため、学校での授業だけでは身につかない実践的な英語でのコミュニケーション力がアップします。ネイティブの先生が英語で説明。生徒たちは真剣に聞き入ります。少人数で集中して学ぶため、学校での授業だけでは身につかない実践的な英語でのコミュニケーション力がアップします。

 英語教育カリキュラムの一環として、中1・中2が夏休みに取り組むのが『サマースタディーキャンプ』です。2泊3日、“英語だけを使う”時間を過ごすことで、英語でのコミュニケーション力を高めます。軽井沢にある企業の研修施設を使い、生徒6~7人に対してネイティブの先生を1人ずつ配置し、きめ細かく対応します。

「英語だけを話す体験は、生徒のやる気を大いに盛り上げ、英語力がしっかりと身につきます。食事も美味しいと評判で、緑も豊か。良質な環境です」(庄先生)

 また、国語・数学の担当教員も同行し、思考型の学習も行われます。

 このほか中3全員が参加するニュージーランド海外教育研修、海外の姉妹校・友好校との交換留学制度、イギリス・カナダへの海外教育研修制度など、手厚く多岐にわたる独自の取り組みが行われています。

「2週間のニュージーランドでの研修は、成果をあげるために1人1家庭にこだわっています。この研修から帰国すると、さまざまな面でアクティブになって帰ってくる生徒が多く、英語へのモチベーションが高まるだけでなく、将来の目標を見つける生徒もいます」

(この記事は『私立中高進学通信2017年11月号』に掲載しました。)

横浜翠陵中学校  

〒226-0015 神奈川県横浜市緑区三保町1
TEL:045-921-0301

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