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私立中高進学通信

2017年11月号

グローバル時代の学び方

専修大学松戸中学校

現地のサマースクールやホームステイで”英語を使う体験を”

ネブラスカ修学旅行で将来へ一歩を踏み出す

生徒をサポートする現地の大学のボランティア学生と一緒に。皆、フレンドリーに接してくれます。

13日間の海外体験が生徒を変える

 昼食時間にネイティブの先生と交流する『ランチタイムアクティビティ』や、英語のダイアローグを暗唱する『イングリッシュデイ』など、英語を使う場を数多く設けている同校。その集大成となるのが、中3の6月に行われるアメリカ・ネブラスカへの修学旅行です。

「英語を学ぶことの大切さをいくら授業で語っても全員の生徒は実感できません。それよりも早い時期に海外体験をして、実際に英語を使う環境に身を置いた方が理解できます」(中3英語科/五味光先生)

 現地では、まずネブラスカ大学とドーン大学の寮の部屋に2人1組で滞在。丸5日間をかけて、現地の講師が指導する体験型サマースクールに、アメリカの小中学生と一緒に参加します。内容は演劇体験、プログラミング学習、野外活動などさまざま。もちろんオールイングリッシュです。

「講師も現地の大学生メンター(※)も話すのは英語のみ。授業のグループ分けでは、必ず現地の生徒と組む決まりです。わからないことがあれば、自分から英語でコミュニケーションを取らないと何もできません。まだ身も心も柔軟なうちに“英語のサバイバル体験”をして、語学が道具として必要なことを痛感してほしいです」

 寮生活のあとは、3泊4日のホームステイ。宿泊先は、文通などで交流のあるラックス中学の生徒の家庭が中心です。ネブラスカはアメリカ中西部に位置し、治安が良く、観光地とは違う豊かな自然にあふれる暮らしが満喫できます。

※メンタ―:指導やアドバイスを行うサポート役の現地の大学生。

身についた共生する力を将来への夢へと広げる

 さまざまな体験をして帰国した生徒たちは、学校での様子も変わってくるといいます。

「他者と共生する力を身につけて帰ってきます。目を見て話すようになり、積極的にあいさつができるようになります。後ろから来る人を、ドアを開けて待ってあげるなどのマナーも身につきます」

 帰国後は、英語力をさらに磨く『ISAプログラム』のほか、同校のOB・OGが進路について語る『卒業生が語る会』、大学訪問などのキャリア教育が続きます。ネブラスカで視野が広がったこの時期を、将来への夢や目標を考え始めるタイミングとして活かしているのです。同校のこれらの取り組みは、グローバル時代を生き抜く生徒たちの将来を、後押ししていくことでしょう。

修学旅行の主なスケジュール
1日目 機中泊
2日目 開校式 ドーン大学・ネブラスカ大学見学
3日~7日目 午前:サマースクール参加
午後:現地の学生とボウリング、開拓村博物館・市庁舎見学、農場訪問、ドーン大学でフェアウエルパーティーなど
8日目 サウスウエスト高校、ラックス中学校訪問、ホームステイ開始
9日目~11日目 ホームステイ
12日目 機中泊
13日目 帰国
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ラックス中学との文通で下準備
姉妹校との交流で修学旅行へのモチベーションを高める

 ネブラスカへの準備は、まず姉妹校であるラックス中学の生徒と交流することから始まります。

「中2の9月から手紙のやりとりが始まります。自分が好きな音楽CDや日本で流行しているお菓子を送ったり、先方からはネブラスカ大学のTシャツを送ってもらったりと、プレゼントのやりとりも行っています」(五味先生)

 文通によって語学力を養い、アメリカ文化への理解も深めていきます。半年以上の交流で、修学旅行への意欲も高まり、英語環境への心構えもできていきます。

プレゼントのやりとりで互いに親しみアップ!

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普段の学びの蓄積を実践する13日間
ネブラスカ修学旅行で英語を使う体験を!

 同校の中3生は、全員が6月にアメリカ・ネブラスカ州へ修学旅行として訪れます。滞在期間中、生徒たちにはメンター※として現地の大学生が6人のグループに1人ずつ付きます。午前は現地のサマースクールに参加し、工芸や演劇、ロボット工学など、自分の興味ある分野の授業を現地の生徒と一緒に受講します。

 午後はメンターと一緒にショッピングをしたり、博物館を訪れたり、さまざまなアクティビティを楽しみます。仕上げとなる3泊4日のホームステイでは、1人もしくは複数で現地の一般家庭に滞在。ホストファミリーの前では日本語の使用は禁止。生徒たちは13日間、英語漬けを楽しんで日本に帰ってきます。

サマースクール 体験授業例
・ビーズ工芸クラス
・ビデオ(映画)作成クラス
・ロボット工学入門
・サメの解剖実験
・演劇クラス など

授業で現地生徒と仲良しに

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ネブラスカの効果を実感
帰国後のフォロー学習は『ISAプログラム』

 ネブラスカ修学旅行から帰国して約1週間後、中3生は外国人留学生を招いて学ぶ『ISAプログラム』でさらに英語力に磨きをかけます。アジアを中心にさまざまな国から東大、埼玉大などの大学・大学院に留学している主に理系の学生たちと2日間、さまざまなテーマについてディスカッションやプレゼンテーションなどを実施。英語のコミュニケーションを積み重ね、最終日には生徒全員が自分の将来の夢について英語でスピーチを発表します。

 ネブラスカで英語に慣れた後なので、よりスムーズに話せ自信をつける生徒が多いといいます。プレゼンテーションのスキルも学べるため、生徒たちにも好評です。

留学生と英語で語り合う2日間

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帰国後にリスニング力の伸びを実感
修学旅行直後の英検で合格率UP
海外高校への長期留学も輩出

 全校生徒の73%が準2級合格(2017年3月現在)を達成している同校。特に中3生はネブラスカ修学旅行の直後に英検の2次試験が行われるため、スピーキングテストに修学旅行の効果が結果として表れるといいます。

 また、修学旅行をきっかけに高校での長期留学を希望する生徒が年々増加。ネブラスカから帰った直後に留学を決断する生徒も少なくありません。

「留学団体の試験は夏から秋にかけて行われます。中3で留学試験に受かれば、大学受験まで、まだ余裕のある高1のうちに、1年間の留学ができます」(五味先生)

 高1~高3はアメリカ、ニュージーランド、マレーシアでのグローバルプログラムを用意しています。

専修大学松戸 英検合格者数(2017年3月現在)
  中1 中2 中3
2級(高校卒業程度) 1名 2名 7名 10名
準2級(高校中級程度) 5名 19名 101名 125名
3級(中学卒業程度) 15名 102名 35名 152名
4級(中学中級程度) 95名 28名 5名 128名
5級(中学初級程度) 59名 0名 0名 59名
合計 175名 151名 148名 474名

(この記事は『私立中高進学通信2017年11月号』に掲載しました。)

専修大学松戸中学校  

〒271-8585 千葉県松戸市上本郷2-3621
TEL:047-362-9102

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