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私立中高進学通信

2017年10月号

私たち、僕たちが大好きな先生

玉川聖学院中等部

大学卒業後、企業での勤務を経て母校の教員として教壇に

社会人経験を経て、母校に教員として戻ってきて3年目。中学・高校時代に好きになった英語を教えると同時に、かつての自分の姿と重ね合わせながら、生徒の挑戦を後押ししている金井先生に聞きました。
英語科 金井陽子先生 国際基督教大学教養学部語学科(英語学)卒業。航空旅行業の企業に勤務した後、静岡県や都内の私立中高一貫校で英語科の教員を務める。2015年より自身の母校である本校に赴任。

英語科
金井陽子(かない ようこ)先生

国際基督教大学教養学部語学科(英語学)卒業。
航空旅行業の企業に勤務した後、静岡県や都内の私立中高一貫校で英語科の教員を務める。
2015年より自身の母校である本校に赴任。

昔と同じだった学校や先生、生徒の雰囲気

―教員になる前は一般企業に勤めていたとうかがいました。

 大学生の時、新卒採用で一般企業に就職する機会は一度しかないという思いや憧れもあり、以前から興味を持っていた航空・旅行関連の企業に就職しました。複数の部署でさまざまな業務を経験しました。実務で英語を使う機会もありました。学んだ知識を生かし、お客さまの役に立てることに喜びとやりがいを感じていました。

―その後、なぜ教員になろうと思われたのですか?

 就職して数年後、新たな道に進む同僚も多くいました。改めて自分の将来像を思い描いた時、これから先ずっと関わっていける仕事をしたい、それならば好きな英語を学び、その知識を誰かのために生かしたいという思いに至ったからです。「教員」という仕事は、6年間を本校で過ごし、出会った先生方に影響を受けて憧れた職業です。そのような教員になりたいという思いを持ち、会社を退職し、教員をめざすことにしました。教員免許は取得していましたが、ゼロからのスタートでした。

―教員として母校に戻ってきた時の思いを聞かせてください。

 いつか母校の教員になれたらという思いも持っていたので、素直にうれしかったです。校舎の建て替えがあり、外観こそ変わりましたが、在学当時から感じていたのと変わらない、家族のような温かさを感じました。一人の教員として、また卒業生として、自分の後輩でもある生徒たちのために力を注いでいきたいと思いました。

―先生にとって母校はどのような存在なのでしょうか?

 とても大切な場所です。在学中は、毎日学校に行くことが大好きでした。いつも、とても楽しそうに授業をしていた先生方の姿から、好きなことに取り組む楽しさを学びました。生徒会活動やクラブ活動、英語スピーチコンテストや弁論大会など、さまざまなことに挑戦しましたが、その挑戦を後押ししてくれる先生、応援してくれる友人にここで出会い、挑戦することの大切さを教わりました。

―英語が好きになったきっかけは覚えていますか?

 小学4年生の頃、通っていた学習塾に英会話のクラスがあり、その授業に参加したのがきっかけです。料理をしたり、ゲームをしたり、とても楽しかったことを覚えています。本校に入学後は学院長だったアメリカ人の先生と、校内で簡単な英語であいさつをして、礼拝の時に英語で話を聞く機会がありました。そんな時、自分の英語が相手に通じることや勉強した表現が使えたり理解できたりすることがうれしくて、英語が好きになっていきました。

英語を通じて興味や関心の幅を広げてほしい

―授業で大切にしていることはありますか?

 英語を学ぶだけでなく、英語を通じて自分の興味や関心の幅を広げてほしいと思っています。そのため、できるだけ教科書の題材に関連する動画や資料を、取り入れるよう努めています。例えば高2の教科書に、スティーブ・ジョブス氏がスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチが掲載されています。単語や、文法、訳の確認だけでなく、タブレット端末やスクリーンを活用し、本人が話している様子を、動画サイトを利用して見てもらいました。スピーチに感銘し、より関心を持って授業に臨んだ生徒もいました。

―課外で関わっている活動について、教えてください。

 まず、クラブ活動ではバレーボール部の顧問をしています。普段の練習のサポートや、合宿や大会出場の引率をしています。この他、夏休み中の宿泊行事の引率などの機会があります。今年の夏は高1対象のフロリダ英語研修の引率を担当しました。在学中に参加した行事でもあり、英語でコミュニケーションする楽しさや、ホームステイでの体験など、自身の経験を交えながら生徒と関わることができてうれしかったです。本校では、フロリダ英語研修に限らず、5つの分野に分けたTAP(玉聖)アクティブプログラム)という課外プログラムがあります。多彩なプログラムから、一人ひとりの生徒が関心のあるものに積極的に参加してほしいと思っています。

―今、高2のクラス担任をしているとうかがいました。

 昨年から高1のクラス担任になり、今年は高2のクラスを受け持っています。教科指導に加え、生活指導にも気を配ることが多く、生徒たちと過ごしていると、1日があっという間です。ホームルームは学校の中で、生徒たちにとってリビングルームのような居心地の良い場所であってほしいという思いがあり、整理整頓を心がけるよういつも声をかけています。

 また、私もかつて先生方に後押しをしてもらい、いろいろなことに挑戦する機会に恵まれたこともあり、できるだけ多くの生徒と話すよう心がけています。学校行事の際に、卒業生として自分の体験をクラスで話すこともあります。

―どのような先生でありたいと思っていますか?

 人に対して誠実に向き合う人間でありたいと思っています。また教員として、新しいことを知り、学び、吸収することの楽しさを伝え続けていきたいです。生徒の挑戦を後押しして、在学中に本当に好きなものを見つけ、将来進む道に生かせるように、一瞬一瞬を大切にして、生徒と関わっていきたいと思います。

夏休み中に行われたフロリダ英語研修の様子。在学中にも参加したという金井先生は、今年初めて引率を担当。
夏休み中に行われたフロリダ英語研修の様子。在学中にも参加したという金井先生は、今年初めて引率を担当。

夏休み中に行われたフロリダ英語研修の様子。在学中にも参加したという金井先生は、今年初めて引率を担当。

授業では、教科書に載っているテキストの字面を追うだけでなく、生徒が興味を持ちやすいようにスクリーンとタブレット端末を活用。授業では、教科書に載っているテキストの字面を追うだけでなく、生徒が興味を持ちやすいようにスクリーンとタブレット端末を活用。
学んだことを確実に身につけられるように、プリントを使っての復習もきめ細かく行われます。学んだことを確実に身につけられるように、プリントを使っての復習もきめ細かく行われます。

(この記事は『私立中高進学通信2017年10月号』に掲載しました。)

玉川聖学院中等部  

〒158-0083 東京都世田谷区奥沢7-11-22
TEL:03-3702-4141

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