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私立中高進学通信

2017年10月号

その先に備えるキャリア教育

立正大学付属立正中学校

行学
将来の夢や志につながる職業観を中1から育む

『行学二道』を重んじ、知識や経験(学)を行動で示すこと(行)のできる人間を育てることをめざす同校では、一人ひとりが活躍できるフィールドを見つけるためのキャリア教育に力を入れています。
広告代理店での職業体験。知恵を絞りながら、広告のアイデアを練りました。

広告代理店での職業体験。知恵を絞りながら、広告のアイデアを練りました。

 日蓮聖人の教えを建学の精神とし、高い学力だけではなく、豊かな人間性の育成に力を注いでいる同校。日蓮が残した三大誓願「我 日本の柱とならむ」「我 日本の眼目とならむ」「我 日本の大船とならむ」を人格育成の礎としています。

「『柱』は国を支えていける力、『眼目』は将来を見据えることのできる広い視野、『大船』は皆を導くリーダーシップを表しています。多くの仲間との関わりのなかで、自分の力を最大限に発揮して、社会に貢献できる人へと育てていきたいと思います」(入試広報部長/今田正利先生)

 その実現のために取り組んでいるのが、中1から高1生を対象とする『R-プログラム』。「R」はResearch(自ら進んで調べる力)、Read(主張や要点を読み取る力)、Report(意思や結果を正確に伝える力)の頭文字です。自分の思いや考えを深め、人に伝える方法を3本の柱から学んでいきます。

「柱の1つ、スピーチ・ディスカッション・ディベートでは、朝のホームルームの時間に、新聞、雑誌の記事を読んだ感想や意見、要約を200文字程度の原稿にまとめ、後日、クラス全員の前で1分間程度発表する活動(コラムリーディング)をしています。皆、堂々とスピーチできるようになっていきます」

 柱の2つ目は、読書に関わるもので、知識などを豊かにしていきます。

 そして3つ目のキャリアデザインプログラムで将来の目標の参考になるように、「職業・社会」への理解を深めていきます。

「中1では、社会人の卒業生に仕事についての話を聞き、中2・3ではインターンシップ(職業体験)を経験します。思いもよらない作業をしたり、想像と現実のギャップに驚いたり……この経験を経て、将来の目標のきっかけになるような職業観が少しずつ育まれていきます」

 中3の職業体験後は、一人ひとりがレポートをまとめて発表する『体験報告会』を実施。この時にも、日々のコラムリーディングなどの活動で鍛えられたプレゼンテーション力が光ります。

「どの生徒も、『親に感謝したい』という感想をそろって口にするのが非常に印象的です。そこで得た経験が刺激となって、目の色を変えて勉強する生徒もいます。将来の夢や目標を見いだすことは、生徒のモチベーションを高める原動力になっています」

中1から職業についての理解を深め、中2と中3で実際の職場を経験します。中1から職業についての理解を深め、中2と中3で実際の職場を経験します。
初めて任される仕事に緊張しながらも、精一杯がんばりました!初めて任される仕事に緊張しながらも、精一杯がんばりました!
Report職業講話(中1)
これまで来校した卒業生の職業は、経営者、ゲームのプログラマー、新幹線の運転手、研究者、保育士、看護師などさまざま。これまで来校した卒業生の職業は、経営者、ゲームのプログラマー、新幹線の運転手、研究者、保育士、看護師などさまざま。

 中1生を対象に行っているのは職業講話。社会人の卒業生数名が来校し、中学・高校時代のことや仕事の苦労、やりがいについて話をしてくれます。今後の進路を考えるきっかけとして「社会で生きること」「働くこと」のイメージを広げていきます。

Report職業体験・職業新聞制作(中2)
新聞記者による講義では、取材の仕方、見出しのつけ方などを学びます。新聞記者による講義では、取材の仕方、見出しのつけ方などを学びます。

 学校の近隣にある店舗など、生徒たちになじみの深い環境で、職業体験をします。終了後は、体験に基づく職業新聞を制作。事前に、新聞社の記者から特別講義を受け、新聞の作り方を学んでから、実際の制作に臨みます。

Report職場体験・体験報告会(中3)

 3年生になると、それまでのキャリアデザインプログラムを一歩進め、それぞれ3名ほどの班に分かれて、3日間のインターンシップに参加します。会議に出たり、店頭に立ったりと、仕事の面白味や緊張感を肌で感じる経験になります。終了後には、活動の成果を発表する『体験報告会』を実施し、感想を共有します。

生徒たちのアイデアをもとにでき上がった電車内広告。実際の広告として9月25日〜10月1日まで使われます。
生徒たちのアイデアをもとにでき上がった電車内広告。実際の広告として9月25日〜10月1日まで使われます。

生徒たちのアイデアをもとにでき上がった電車内広告。実際の広告として9月25日〜10月1日まで使われます。

広告代理店で、広告作りを経験!

 インターンシップの期間中に、立正中学をPRする『電車内広告』のアイデアを練って、学校でプレゼンテーションを行いました。

中道史也くん
中道史也くん

アルバイトでは経験できない職場で、自分の視野を広げてみたいと思いました。頭をフル回転させながらアイデアをまとめました。

奈良太暉くん
奈良太暉くん

目標は「文化祭に来場してもらう」こと。写真一枚とっても、なぜこの写真を選んだのかが問われることに驚きました。

岩井隆浩くん
岩井隆浩くん

人に注目してもらえるような広告のアイデアを考えるのは大変でしたが、そこに楽しさを感じました。

(この記事は『私立中高進学通信2017年10月号』に掲載しました。)

立正大学付属立正中学校  

〒143-8557 東京都大田区西馬込1-5-1
TEL:03-6303-7683

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