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私立中高進学通信

2017年10月号

6年間の指導メソッド

足立学園中学校

高校にコース制を導入し可能性を広げる

授業改革を推進してきた同校が、コース制の導入や行事改革でさらに進化を続けています。アクティブラーニングをより深め、真の実力を兼ね備えた生徒を育てます。
中2の数学の授業の様子。電子黒板やタブレットをフルに使って、考えるアクティブラーニング型の授業を行っています。高校でのコース制導入でさらに授業改革が進んでいきます。

中2の数学の授業の様子。電子黒板やタブレットをフルに使って、考えるアクティブラーニング型の授業を行っています。
高校でのコース制導入でさらに授業改革が進んでいきます。

先進的な授業改革を進め学力と意欲を伸ばす

 アクティブラーニングやICT機器の活用、グローバル教育などの授業改革を推進する同校は、生徒が自ら学ぶ意欲を育てるカリキュラムを展開しています。2016年度入試からは適性検査型入試もスタートさせ、その進化は止まることを知りません。

 タブレットや電子黒板を積極的に使うことで効率的な授業を行い、グループディスカッションに多く取り組み、生徒の主体性を引き出す。同校の授業は生徒同士の“学び合い”を大切にすることで、学びへの意欲を飛躍的に高め、確実な学力として実を結び始めています。また、基礎からプレゼンテーションを学ぶカリキュラムを中学3年間で実施して、企業とコラボしたプレゼンワークを行うなど、高い理想を掲げた学習にも意欲的に取り組んでいます。

 同校の中学には、東京大学や早慶上智など超難関大学への現役合格を目標とする『特別クラス』と『一般クラス』があります。中2の学年末には、学力により『一般クラス』から『特別クラス』への変更も可能とし、生徒の学習成果を汲み上げることも大切にしています。また、『一般クラス』でも向上心を常に持って学びに取り組めるように、中3から英語と数学で習熟度別の少人数授業を実施。生徒一人ひとりの実力を伸ばすカリキュラムを行っています。成績上位のクラスは『特別クラス』に近い授業内容を学ぶため、『一般クラス』からも超難関大学の合格者が出ているそうです。

足立学園 3つの新コース制(高校) <東京都へ認可申請中>
医学部や海外大学進学もめざす『探究コース』

 高校進学後は、これまで『文理科』『普通科』の2つの科に分かれていましたが、来年度からは文理科を募集停止にして普通科のみに統一し、『探究コース』『文理コース』『総合コース』の3コース制がスタートします(東京都へ認可申請中)。

『探究コース』は自ら学ぶ姿勢と幅広い教養、国際的視野を持ち合わせ、グローバルに活躍できる人材の育成を目標に掲げています。

「高校の文理科は今年で31年目になり、設置当時と比べれば国公立や早慶上智の合格者が2~3倍に増えました。一方で2020年の大学入試改革を見据えると、学力のほかに、もっと本質的な実力を備えた生徒を育てる必要を感じます。そのために3コース制を導入することにしました。

 東大医学部を卒業し、医師としても活躍した初代理事長や東大法学部を卒業し大審院長(現在の最高裁判所長官)を務めた初代校長の高い志を受け継いだ素晴らしい人材を、もっと世の中に輩出していきたいですね」

 と校長の寺内幹雄先生は話します。

『探究総合』の授業と海外研修を新しく設置

『探究コース』では高1と高2で『探究総合』の授業が設けられ、論文作成やプレゼンテーションのスキルを養います。『探究コース』のスタートを前に、若手の先生を中心にプロジェクトチームを立ち上げ、探究授業先進校と言われる3つの高校を視察。万全の態勢で準備を進めているそうです。独自のアクティブラーニング型授業を確立してきた同校ならではの学びに期待が高まります。また、グローバル教育にもさらに力を入れ、希望者を対象とする1カ月のカナダ留学も実施する予定です。

 高校進学後、中学の『特別クラス』は高校の『探究コース』に進み、中高6年間で東大をはじめとする難関国立大学や医学部、海外の難関大学の現役合格をめざします。『一般クラス』は、早慶上智など最難関私立大学合格をめざす『文理コース(選抜)』か、GMARCHをはじめとする難関私立大学合格をめざす『文理コース(一般)』のいずれかに進むことになります。

 コース制度の新設で、めざす進路目標がより明確になりました。高校でも学力によってコース変更が可能です。それぞれの才能を伸ばし、可能性を広げる体制が整ってきたといえるでしょう。

行事でもアクティブラーニングを重視
高1の校外学習では福島県の農家に宿泊。畑作業のお手伝いを行いました。復興までのさまざまな課題についても話をうかがい、生徒たちは日本の農業の現状や、農家が抱える課題を肌で感じました。高1の校外学習では福島県の農家に宿泊。畑作業のお手伝いを行いました。復興までのさまざまな課題についても話をうかがい、生徒たちは日本の農業の現状や、農家が抱える課題を肌で感じました。

 今年度から学校行事の改革も進めている同校。高1の校外授業はこれまで西湖一周マラソンを行ってきましたが、今年からは復興支援として福島県を訪ねるプランに変更しました。このうち中高一貫生は地元の農家に1泊し、さまざまな体験を通じて、農業の抱える問題や食の安全について見識を深めました。農業の課題をどう受け止め、どうすれば良いと思うのか、意見を論理的にまとめて発表する予定です。

 高2の修学旅行は北海道と沖縄から好きなコースを選べます。これまでは北海道ならスキー、沖縄ならマリンスポーツの時間を多く盛り込んでいましたが、今年度からはスポーツ体験を短縮し、その土地の文化や歴史、風土に触れる時間を多く確保します。沖縄ではさらに平和学習も行います。

 このようなリニューアルによって事前学習から事後学習までの一連の流れの中で、体験を通じたアクティブラーニングが可能になりました。

品格あるたくましい男子を育てる

 学校生活では生涯の友となる友人関係をしっかり築いてもらいたいと思っています。学校に楽しく通える生徒は、必ず学力も伸びます。お互いを認め合える関係のなかで、切磋琢磨できるからです。

 近年本校では、知性とマナーを兼ね備えた『品格あるたくましい男子』を育てることをスローガンに掲げています。性教育や心の教育も大事にして、一人ひとりの心の成長を大切に見守っています。

 行事などでは男子校ならではの盛り上がりを見せ、生徒は達成感や成功体験を得ているようです。(校長/寺内幹雄先生)

(この記事は『私立中高進学通信2017年10月号』に掲載しました。)

足立学園中学校  

〒120-0026 東京都足立区千住旭町40-24
TEL:03-3888-5331

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