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私立中高進学通信

2017年10月号

グローバル時代の学び方

聖徳学園中学校

日本の文化・伝統に触れ
世界へ羽ばたく力を育む

日本型グローバルリーダーを育成する
初めて田んぼに足を踏み入れ、真剣に苗を植える生徒たち。グローバルな社会を生きるために、日本を知ることを大切にしている同校。田植え体験もその一つです。

初めて田んぼに足を踏み入れ、真剣に苗を植える生徒たち。
グローバルな社会を生きるために、日本を知ることを大切にしている同校。田植え体験もその一つです。

日本を知ることからグローバル教育は始まる

 英語力の育成にとどまらず、グローバル社会で真に活躍できる人材の育成をめざして、多彩なプログラムを展開している同校。

「中1で大事にしているのは、人としての基礎づくり。中2では少しずつ視野を広げて世界へ意識を向け、中3でいよいよ世界へ羽ばたいていく、という流れでグローバル教育を展開しています」

 とグローバル教育センター長の山名和樹先生は話します。

 まずは自分自身が何者かを知ることが、将来、世界の人たちと関わるなかで大事なポイントになるとして、日本の文化や伝統に触れる体験を重視。中1では新潟県へ3泊4日のスプリングキャンプへ出かけて民泊や田植えを体験します。

「毎日食べているお米がどのようにして作られているのか、日本人とはそもそもどういう民族なのか、といったところから、自分のアイデンティティーを認識することが目的です」(入試広報部長/岩崎喜和先生)

 中2で行く関西研修旅行も日本を知る大事な機会。1泊は民宿に泊まり、地元の方たちと交流を図ります。

「縁あって出会った人たちと、どうコミュニケーションを取ればお互いに楽しく過ごせるのか。その土地の人と誠実に向き合い、上手に交流する力は、海外に出たときにも役立つはずです」(岩崎先生)

 日本の伝統教育を大切にしている同校では、3月に完成した新校舎に、茶室の機能も持つ和室を作りました。

「自分自身の土台となる文化的背景や、日本人として生まれた宿命を強みとして育て、グローバル人材の“根っこ”を作ることを重視しています」(山名先生)

世界へ興味を広げ多様性を理解する

 中2では「総合」の時間に、ネイティブの先生によるグローバルをテーマにした授業が行われます。それぞれの先生が、出身国の話題などを自由なテーマで講話しますが、言語はすべて英語です。生徒たちは何とか理解しようと熱心に聞き入り、この講話が世界へ目を向けるきっかけの一つになっています。

 また、中3では希望者を対象に、ニュージーランドとカナダで国際研修を実施。さらに高校では、アメリカやフィリピン・セブ島での語学研修のほか、日本を世界に発信することをテーマとした、アクティブラーニング型のベトナム研修も行っています。

「世界でグローバルに活躍できる人材を、6年間で段階的に育成しています。その意味で中高6年間を通して体系的に学ぶメリットはとても大きいと思います。幅広い知識と教養、経験を備えた生徒たちは卒業後、きっと国際社会でリーダーシップが取れる存在になるでしょう」(山名先生)

Action Report File001
米作りで日本人としてのルーツを探る
スプリングキャンプでグローバルな“根っこ”を作る

 中1の5月に行われているスプリングキャンプ。

「入学後間もない時期に、まずは日本の文化を体験し、真に人と人とがつながる人間関係をつくることで、グローバル人材の“根っこ”を作る足掛かりにすることが目的です」(岩崎先生)

 自然豊かな新潟県阿賀町を訪れ、自然や歴史、文化について、地元の方たちから直に教えてもらう貴重な体験をします。1泊は受け入れ家庭のもとで宿泊体験をし、家のお手伝いなどをしながら交流を深めます。

 さらには田植えも体験!

「田んぼに足を踏み入れるのは、ほぼ全員が初体験。土の感触などすべてが新鮮で、いつまでも心に残るようです」(岩崎先生)

 秋には収穫したお米を送ってもらい、米作りの一連の流れについて知識を深めるそうです。

新潟県の麒麟山で自然に触れるハイキング新潟県の麒麟山で自然に触れるハイキング
スプリングキャンプで木を切って間引きする間伐体験スプリングキャンプで木を切って間引きする間伐体験
Action Report File002
高校での発展的な学びにつなげる
中3の国際研修はカナダかNZで充実の内容

 中3で希望者を対象に行われている国際研修は2種類。ニュージーランド国際研修は1994年から実施しており、現地の家庭に1人でホームステイする3週間にわたるプログラム。英語をじっくり身につけたい生徒たちに好評です。先住民族マオリの歴史や文化理解、現地校の生徒との交流、自然体験、日系企業や大学訪問など盛りだくさんな内容になっています。

 2週間のカナダ国際研修ではグループでホームステイをして海外生活を体験。平日は午前中に英語のレッスンを受け、午後は他国の生徒のグループと一緒に博物館や観光名所などを訪問するなど、さまざまなアクティビティを楽しみます。

 中高一貫だからこそ、中3で長期の海外研修が可能となり、高校での発展的なグローバル教育につなげていきます。

ホームステイ先の家族ともすっかり仲良くなりましたホームステイ先の家族ともすっかり仲良くなりました
カナダ国際研修にて現地の先生とパチリカナダ国際研修にて現地の先生とパチリ
Action Report File003
国際交流の受け入れやネイティブ教員との交流が盛ん
日々の学校生活でグローバルな体験を

 普段の学校生活のなかでグローバルな経験ができるよう、国際交流や留学生を積極的に受け入れている同校。海外から訪れた学生に学校を案内したり、おもてなしを企画したりしているのが、有志の生徒による『国際交流ボランティア』です。

「世界のいろいろな国々へ手紙を送って交流するなど、わが校と世界を結ぶ活動を実践しています」
(岩崎先生)

 また同校では生徒たちがネイティブの先生に話しかけている様子が日常的に見られます。中1の生徒たちには、新校舎1階の『ラーニング・コモンズ』でネイティブの先生たちと昼食を共にする機会を設け、ランチタイムなどを通じて交流しています。

 また、校内には『E-Talk Room』というネイティブの先生が常駐する部屋があり、生徒たちは気軽に立ち寄って自由にコミュニケーションを取ることができます。ネイティブの先生に悩み相談をする生徒もいるなど、言語や国の違いを超えて交流するのが当たり前になっているそうです。

「今年度は中1の美術もネイティブの教員が英語で行っています。英語でほかの教科を教えるコラボレーション的な授業は、今後も増やしていきたいです」(岩崎先生)

 新校舎にはレイアウトが自由な特別教室『グローバルラボ』が新設されました。英語を使ったディスカッションやプレゼンテーションの機会もさらに増えそうです。

同校の国際教育を支えるネイティブの先生方同校の国際教育を支えるネイティブの先生方
ネイティブの先生と和やかに対話できる雰囲気ネイティブの先生と和やかに対話できる雰囲気

(この記事は『私立中高進学通信2017年10月号』に掲載しました。)

聖徳学園中学校  

〒180-8601 東京都武蔵野市境南町2-11-8
TEL:0422-31-5121

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