LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2017年9月号

目標にLock On!! 私の成長Story

聖学院中学校

たくさんの人の気持ちに寄り添えたことが
必ずこれからの人生の礎になる!

早稲田大学 スポーツ科学部 1年 長谷川優太さん

早稲田大学 スポーツ科学部 1年
OB 長谷川優太さん

個性的なクラスメートや信頼できる先生に出会えた
高校での野球部の同期は3人。個性の違うメンバー同士、刺激を受けたそうです。高校での野球部の同期は3人。個性の違うメンバー同士、刺激を受けたそうです。

 教育理念「Only One for Others」をもとに、「他者のために生きる個人」を育成している同校。生徒たちの「学ぶ力」「生きる力」「共に生きる力」を生み出しています。現在、早稲田大学スポーツ科学部の1年生である長谷川優太さんは、中高の6年間を同校で学びました。

「中高一貫校の良さは、卒業してからよくわかりました。思春期に受験がなく、同じ環境、友達と過ごせて良かった。聖学院にはRegular ClassとAdvanced Classがあるのですが、高2の時にAdvanced ClassからRegular Classになりました。両方を経験することで広い視野が得られたと思います」

 Regular Classで、Advanced Classから来た自分を受け入れてもらえるか、当初は不安もあったという長谷川さん。Regular Classではクラス委員になりました。6月の体育祭がクラスメートと打ち解けるきっかけになったそうです。

 同校では、学校行事は生徒主体で行われることが特徴。プログラム作りからBGM決定、審判も生徒が行います。

「クラスは、生徒会長やクラブのキャプテン、エースなどが10人以上もいる本当に個性的なメンバーぞろいでした。体育祭では、責任感を持ってみんなが熱く発言するので意見がぶつかることも多かったのですが、意見を否定するのではなく、時間をかけて話し合い、物事を決めていました。生徒を信頼してくれる学校だから、みんなが率直に意見を言い合えたのだと思います。せっかくクラスメートになった者同士、クラスで過ごす時間が楽しくないと思ってほしくないから、できるだけみんなの意見を反映するようにしました」

 野球部に所属していた長谷川さんは、高1から高2まで腰を痛めてしまいました。しかし、野球部は辞めずに続けたそうです。

「高1の夏合宿で中学生の後輩のユニフォームを洗っていました。自発的にやっていたことだけれど、自分のユニフォームはきれいなままだし、精神的にきつかった。そんなときに顧問の権頭先生が『今はマネジャーだけど絶対に辞めるなよ』って言ってくれたんです。マネジャーという役割を与えてくれたから、野球部に居場所があるんだなと実感でき、続けることができました。聖学院の先生はどの先生と話していても、話の芯の部分がぶれないんです。だからこそ、信頼することができました」と、笑顔で語ります。

野球をやり切ったから受験勉強にシフトできた
6年間の思い出を語り合う長谷川さんと、国語科・野球部顧問の権頭史先生(中央)、元担任の山本享先生(左)。6年間の思い出を語り合う長谷川さんと、国語科・野球部顧問の権頭史先生(中央)、元担任の山本享先生(左)。

 長谷川さんは、高2の終わりに希望の進路をスポーツ科学部に決定しました。将来の目標は、プロ野球の経営陣や球団職員など、野球と関係した職業に就くことです。スポーツ科学部が人気のいくつかの大学の中から、早稲田大学を希望しました。

「高3の夏から本格的に受験勉強を開始しました。担任の山本先生に夏休み前の三者面談で、今のままだと早稲田大学に受かる確率は30~40%だとストレートに言われて、このままだと受からないのだとはっきり自覚しました。努力しないと受からないと思い続けたから、頑張れたと感謝しています。野球部員として引退まで頑張れたことも大きかった。自分を追い込むことができました。モチベーションを高められたのは、先生や両親から『野球を辞めなさい』と言われることなく、最後までやり切れたからだと思います」

 クラスメートの意識の高さにも影響を受けたといいます。

「みんなが受験勉強をがんばっているからだと思うのですが、クラスメートで模試の点数を発表し合うんです。自分よりも点数の良い人が必ずいて、たとえ自己ベストが出た時でも満足せずに勉強を続けることができました」

 クラス委員や野球部のマネジャーとして過ごすことでいろいろな意見があって当たり前であることがわかり、他者と共感することができるようになったと話してくれた長谷川さん。

「大学では日本拳法部で総合格闘技に打ち込んでいます。このスポーツを選んだのは、心も体も鍛えて、さまざまな人と協調しながらも、しっかりと自分の意見を述べることができるようになりたかったからです」

 取材時に掲げてくれた言葉は「勝つまで負けるな」。体育祭の時にクラスで考えた言葉です。

「6月の体育祭のためにみんなで考えて、受験勉強もこの言葉で進むことができました。誰かに負けるより自分に負けてはいけない、自分の意志と努力で目標に向かって進んでいくという意味です」

恩師からの応援メッセージ
生徒を信頼しその個性を伸ばすのが学校の伝統
噴水前で恩師である山本先生(中央)、権頭先生(右)と笑顔で談笑タイム。噴水前で恩師である山本先生(中央)、権頭先生(右)と笑顔で談笑タイム。

 主張しながらも人の話が聞ける人、元気のない人など全体へ目配りができる人、それが長谷川君です。後輩から慕われ頼られるタイプなので、周囲からの信頼も厚かったですね。個性的な生徒が多かったクラスで全体をまとめることができたのも、彼の力があってこそだったと思います」
(担任/山本享先生)

「国語で言えば書く力、読解力は備わっていました。だからこそクラス委員としてクラスをまとめるときに折衷案などを出してクラスメートに受け入れられたと思います。高2のときに長谷川君が代打で出て、粘ってヒットを打ったことがありました。粘り強さでヒットにつながったのだから、野球だけじゃなく勉強にも粘り強さを発揮すればいいと、声をかけたことを覚えています」(国語科・野球部顧問/ 権頭史先生)

(この記事は『私立中高進学通信2017年9月号』に掲載しました。)

聖学院中学校  

〒114-8502 東京都北区中里3-12-1
TEL:03-3917-1121

進学通信掲載情報

【SCHOOL UPDATE】オリジナル生徒手帳
【私学の英語最前線】英語の4技能強化に加え世界で生きる力を鍛える
【未来を切り拓くグローバル教育】多彩な文化との出会いが生徒の心を大きく育てる
【実践報告 私学の授業】スタートは図形の楽しさを見つけることから 汎用的な数学的思考力につながる「幾何」の授業
【みんな大好き キャンパス食堂】上級生の気配りが連鎖して広がる どんな生徒にも居場所があり心地よく温かな食堂
【目標にLock On!! 私の成長Story】たくさんの人の気持ちに寄り添えたことが必ずこれからの人生の礎になる!
【6年間の指導メソッド】『育てたい生徒像』を土台にしたカリキュラム
【Teacher's Lounge 先生たちの座談会】21世紀型教育の先進校 生徒飛躍の源はコレだ!人気校が実践する教育の進め方
【熱中!部活動】鉄道研究部/バドミントン部
【学校生活ハイライト】Only Oneの自分をつくる 第一歩となる新入生合宿
【未来を生き抜く学力のつけかた】独自の学習プログラムL.L.T.で 自ら考え、学ぶ探究心や共に生きる力を育てる
【未来を生き抜く学力のつけかた】答えのない問いの「納得解」を探す力をつける21世紀型教育
【Teacher's Lounge 先生たちの座談会】学ぶ楽しさを体感する聖学院の21世紀型教育 「思考力を育てる」プロジェクトで生徒に芽生える新しい学力
【学校生活ハイライト】互いを知り、認め合う新生活の不安を吹き飛ばし1年生が一回り成長する 軽井沢の新入生合宿
【その先に備える キャリア教育】自分にしかない“賜物”を見つけて社会のために役立てる
【大学合格力強化計画】多彩な学校行事を通じて社会を知り 生徒の「学びたい」気持ちを引き出す
【全人教室│心を育む私学の授業】答えがひとつではないテーマに取り組む L.L.T.
進学通信2017年9月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ