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私立中高進学通信

2017年9月号

注目のPick up TOPIC!

玉川学園(中)

日本代表のメンバーとしてアメリカへ
「国際学生科学技術フェア」に出場

自主的に研究するサイエンスクラブ
ISEFでの思い出やサイエンスクラブの活動を語ってくれた、柳田大我さん(左)とサイエンスクラブ顧問の田原剛二郎先生(右)。

ISEFでの思い出やサイエンスクラブの活動を語ってくれた、
柳田大我さん(左)とサイエンスクラブ顧問の田原剛二郎先生(右)。

国内審査の狭き門を突破ロボット研究で世界に

 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校として、理数教育にも力を入れている同校。第60回日本学生科学賞に出品し、科学技術振興機構賞を受賞して大きな話題になったサイエンスクラブの柳田大我さん(高2)が、日本代表メンバーの一人として、アメリカで2017年5月に開催された国際学生科学技術フェア(ISEF)に出場しました。

「日本学生科学賞は、別名『科学の甲子園』とも呼ばれていて、全国の中学生・高校生から約7万点の研究作品が出品される大きな大会です。本校のサイエンスクラブも毎年参加、出品しています。中央審査で表彰されるのが120点で、まずここに残るのが長年の夢でしたが、そこからトップ30に残り、見事に彼が日本代表メンバーに選ばれたときは『まさか』と驚きました」(SSH担当/田原剛二郎先生)

 柳田さんの研究内容は、ロボットによる「フィードバック制御の応用」。これは、ロボットがあらかじめ決められたラインの上をなめらかに動くよう、プログラムを自動で最適化(フィードバック)するというもので、将来的にバスの自動運転に応用できないかと考えられている研究です。

 実は中3までロボット部に所属していた柳田さん。高1から工学以外にも生物や化学など幅広い分野の研究を行っているサイエンスクラブに転部しました。

「まったく違う分野の研究であっても自分の研究に役立つこともあります」(柳田さん)

 転部して1年での受賞は、まさに快挙でした。

アメリカへ行くまでに研究内容と英語力を強化

 柳田さんが日本代表メンバーに選ばれてから、ISEF参加のために訪米するまでは約5カ月。その間、英語力や、研究内容をさらにブラッシュアップする準備に追われました。

「英語を話すのは苦手だったので、国際バカロレア(IB)クラスの先生に協力してもらって勉強しました。研究内容については、ロボット研究を専門分野とする大学の教授がメンターとしてついてくれて、さらに精度を高めるようアドバイスをもらいました。専門的な英作文やプレゼンテーションのやり方も教えてもらいました」(柳田さん)

 そしてアメリカ、ロサンゼルスへ。引率の先生はプレゼン会場へは同行できず、柳田さん一人で臨んだそうです。

「最初は緊張してうまく英語が話せなかったのですが、現地の審査員が僕の研究をわかろうとしてくれているのが伝わってきて。そのうち話し方のコツもつかめたので、最終的には満足のいくプレゼンができました」

現地では楽しく国際交流新たな気づきを得て成長

 アメリカには1週間ほど滞在し、生徒同士のダンスパーティーや、USH(ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド)へ行くなど、国際交流も楽しめたそうです。

「日本代表チームは全国各地から集まっていたので、生徒同士でいろいろな話をしました。夜は、ずっとトランプをしていたのが思い出です(笑)。アメリカやオランダ、エジプト、韓国などの海外の生徒とは帰国した後もつながっていて、貴重な経験ができました」(柳田さん)

 そして国際的な大会に参加したことで、次の研究課題が見つかったのも大きな成果になったと言います。

「プレゼンのときに審査員が『こうしたらもっと良くなる』とアイデアを提案してくれました。また、現地では一般の方に研究を公開する機会もあったのですが、そこでは元研究者の方なども見に来てくれて、率直に意見を出してくれました。僕には思いつかないアドバイスもあり、参考になりました」(柳田さん)

 ISEFに出場できたことが自信となり、ロボット研究のデータ解析がますます面白くなったという柳田さん。将来はデータの収集や処理を詳しく行う専門職「データサイエンティスト」になりたいと語ります。その姿はサイエンスクラブの仲間や他の生徒たちの刺激となっています。

「幼い頃から『ロボットがなぜ、どうやって動くのか?』ということが不思議でたまりませんでした。プログラム通りに動くのもうれしいのですが、たまに予測不能な動きをしたときに、原因を突き止めて正すのが心底楽しい時間です!」(柳田さん)「幼い頃から『ロボットがなぜ、どうやって動くのか?』ということが不思議でたまりませんでした。プログラム通りに動くのもうれしいのですが、たまに予測不能な動きをしたときに、原因を突き止めて正すのが心底楽しい時間です!」(柳田さん)
「サイエンスクラブは、各生徒がそれぞれテーマを見つけて研究に取り組む自主的な活動の場です。実験や研究をするだけでなく、1年間の研究成果をレポートにまとめて発表できる場を設けていて、互いの励みとなっています」(田原先生)「サイエンスクラブは、各生徒がそれぞれテーマを見つけて研究に取り組む自主的な活動の場です。実験や研究をするだけでなく、1年間の研究成果をレポートにまとめて発表できる場を設けていて、互いの励みとなっています」(田原先生)
ISEF2017の会場となったロサンゼルス・コンベンションセンター。ISEF2017の会場となったロサンゼルス・コンベンションセンター。
柳田さんがプログラミングしたロボットは、黒い線の上をなめらかに進みます。柳田さんがプログラミングしたロボットは、黒い線の上をなめらかに進みます。
アメリカでの一般公開の様子。現地の学生に研究内容を説明する柳田さん。アメリカでの一般公開の様子。現地の学生に研究内容を説明する柳田さん。
ISEF(国際学生科学技術フェア)とは?
ISEF参加証明書ISEF参加証明書

 毎年5月にアメリカで開催される、学生科学研究コンテスト。高校生が自分たちの研究を披露しあう科学研究コンテストで、いわば「科学のオリンピック」と言われています。第1回大会が1950年開催と長い歴史があり、現在では75以上の国・地域の、約700万人の中から選ばれた約1700名の高校生が参加する世界最大の大会になっています。日本からは今年15人の代表メンバーが出場しました。

 会場には各参加者にブースが与えられ、そこにパネルや実験器具などを展示します。審査の日には研究者はブースの前に立ち、審査員に説明したり、質問に答えたりします。審査員は科学者や技術者で1000人以上にもなり、ノーベル賞受賞者も多数参加しています。

(この記事は『私立中高進学通信2017年9月号』に掲載しました。)

玉川学園(中)  

〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
TEL:042-739-8931

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